都会の喧騒から抜け出そう！時間を忘れて、まったりできる古民家グルメスポット 5選

青く美しい空に、赤瓦の屋根、そしてその上に凛々しく座るシーサー。沖縄の古民家といえば、このような風景を思い浮かべるのではないでしょうか。今はもうこういった古民家は少なくなってしまいしましたが、今でもまだ残る古民家が少しあり、なんとそこでお食事を楽しめるお店があるんです。本土とは違った沖縄の古民家で食べるお料理は、南国気分をより一層高め、沖縄の旅を盛り上げてくれるのではないでしょうか。ぜひ、風情あり心休まる沖縄の古民家で、ゆったりとお食事を楽しんでみてはいかがでしょうか。

①とても貴重な古民家「屋宜屋（やぎや）」

屋宜屋（やぎや）は八重瀬町のうーじ畑（さとうきび畑）や野菜畑に囲まれた緑豊かなところにあります。屋宜屋はなんと国の登録有形文化財に指定されており、沖縄の昔ながらの風景の中でお食事を楽しむことができます。

屋宜屋の看板メニューは沖縄で採れる海藻アーサがたくさん入ったアーサそば。磯のいい香りとかつおの出しがとても美味しい逸品です。

その他にも、屋宜屋独自の手順で炊き上げたジューシー（沖縄の炊き込みご飯）やソーキや大根の煮付けなど、沖縄の料理を楽しむことができます。お店の中は、広々とした畳間に、心地よく吹き通る風、そして掃き出しの窓から見える緑豊かなお庭。心地よくゆったりとした気分でお食事を楽しむことができます。

②モダンでお洒落な古民家「cafe　ハコニワ」

内装をモダンな雰囲気に改装したおしゃれな古民家カフェ「ハコニワ」。ハコニワは本部町の緑豊かな自然の中にあり、小鳥のさえずりに澄んだ空気が心地よく、ゆったりとした中で食事をすることができます。

メニューは地元の食材を多く用いたプレート料理や素朴な味わいを活かしたバナナケーキなどが人気のあり、どれもこだわりが詰まった料理ばかりです。

また、沖縄の食器やちむんが店内に飾られていたり、お料理の盛り付けに使われていたりと、温かみのあるやちむんがお店を素敵な空間に演出してくれています。

③ハイビスカスとブーゲンビレアに囲まれた古民家「やん小〜」

沖縄の花ハイビスカスやブーゲンビレアなどが綺麗に花咲く緑豊かなお庭に、赤瓦の古民家が素敵な沖縄そば屋「やん小〜（やんぐわ〜）」。

やん小〜にはテラス席もあり、沖縄の古民家に南国の花々を見ながら食事を楽しむことができ、旅行気分を高めてくれること間違いなしです。

看板メニューは久米島の特産である久米島味噌を使った「味噌もやしそば」で、もやしのシャキシャキっした食感に、旨みが凝縮された久米島の味噌味のスープがとても美味しい逸品です。

④沖縄県産材で建てられ気品が漂う古民家「Café がらまんじゃく」

沖縄県産材くすのきやセンダン、チャーギ、琉球石灰岩などが使われ、とても風情ある古民家「Café がらまんじゃく」。

縁側から見えるお庭の景色はのどかで穏やかな気分にしてくれます。

Café がらまんじゃくでは、薬草・野草をふんだんに使用した伝統料理を楽しむことができます。深い緑にお月桃の葉の上に自然な色彩がとても美しい料理が散りばめられ、お料理は旬の野菜や敷地内で採れる薬草が数十種類も使われ、体も心を癒してくれるお料理です。

⑤沖縄独特の石垣に囲まれた古民家「茶処　真壁ちなー」

糸満市の住宅が立ち並ぶ中、明治24年に建てられ第二次世界大戦もくぐり抜けた古民家「茶処　真壁ちなー」。

茶処　真壁ちなーは沖縄独特の琉球石灰岩でできた石垣に囲まれており、店舗と敷地は国の登録有形文化財に指定されています。店内はとても趣があり、沖縄の仏壇が壁側にそのまま残されていたり、飾らない落ち着いた雰囲気の中で料理を楽しむことができます。

県産豚の三枚肉が入った沖縄そばに、優しい味のジューシー（沖縄の炊き込みごはん）、野菜がたくさん入ったちゃんぷるーなどの沖縄料理が楽しめます。お庭には沖縄のガジュマルの木が植えらていたり、ブーゲンビレアが生えていたりと、沖縄の特有の植物も見ることができ、沖縄を満喫できること間違いなしです。