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海外からのお客様に紹介したい!沖縄の文化を体験できるスポット&イベント 5選

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海外からのお客様に紹介したい。沖縄の文化を味わえるスポット5選

琉球王朝時代から続く沖縄の文化には、沖縄県外にはない独自の文化や歴史が残っています。 海外からきたお客様でも、そんな歴史を一目で感じられる、沖縄独自の文化が色濃く残る、スポットとイベントをご紹介いたします。

① 歴史を感じるグスク、勝連城跡

2000年に「琉球王国のグスク及び関連遺産群」のひとつとして登録され、世界遺産に登録された勝連城址(かつれんじょうし)は、13-14世紀に築城され、沖縄のグスクで世界遺産に登録された城の中では最古の城(ぐすく)です。

勝連城址全景写真

標高約100mの高台にあり、沖縄の北(やんばる)から、南の知念半島まで見渡せ、中城湾を見下ろし、すばらしい眺望を楽しむことができ、その様子は沖縄の古語で「気品高い」「心豊か」という意味である 「肝高(きむたか)」という言葉で表現され、勝連や勝連城の美称であるとも言われており、その城壁の美しさからファンの多いお城の1つです。

海を見下ろす写真

10代目の城主「阿麻和利」(あまわり)のころクーデターを起こし、1458年に琉球王府によって滅ぼされましたが、この『阿麻和利の乱』と呼ばれる歴史物語は、琉球の歴史でももっとも有名な話です。


地域の中高生が演じる阿麻和利の人生を描いた、現代版組踊『肝高の阿麻和利(きむたかのあまわり)』の舞台も有名で、実際に勝連城址で上演される事もあります。美しいグスクとその物語のロマンを感じる勝連城址に一度来てみてはいかがでしょうか。

勝連城址ひきの写真

勝連城址(かつれんじょうし)の詳細情報

住所/ 沖縄県うるま市 勝連南風原3908
勝連城址(かつれんじょうし)の詳細情報はこちら>>

②昔の沖縄の風景が残る故郷のような島、渡名喜島

東西600メートルほどの小さな島、沖縄の原風景と伝統的な赤瓦の家屋が残る、渡名喜島(となきじま)は、那覇からフェリーで約2時間ほどで行く事ができ、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている島です。

家の縁側に座る写真

近代的な観光化があまりされていないので、まるで昔の琉球にタイムスリップしたような、佇まいの集落がが、今も残っていることそのものが魅力で、舗装されず砂地の道には、道端にはゴミひとつ落ちておらず、美観が保たれていて、防風林のふくぎの並木道のお散歩は、気持ちが良いのです。


夕暮れも本当に美しい。美しい海には、満潮時にウミガメが泳いでいるのを観ることができたり、水平線に沈む夕日を鑑賞するのもおすすめです。

夕暮れの赤瓦の家のシルエット写真

毎週月・水・金の朝6時半から、ラジオ体操のあと島の子ども達が集まって、学校周辺の集落内を掃除していますが、それはなんと大正時代から続いているそうです。この美しい渡名喜島の美観が保たれているのは、子ども達のこんな習慣があったからなのですね。素朴で、あたたかい沖縄の原風景『渡名喜島』に、会いに行ってみませんか。

福木並木をそうじする風景写真

③ 泡をたてていただく、伝統的なお茶"ぶくぶく茶"を体験

ぶくぶく茶とは、明治から戦前にかけて那覇近辺で親しまれたお茶で、ふわふわした泡と、香ばしい香りが特徴で、振り茶と呼ばれる泡立て茶の一種で、16世紀以降に薩摩経由で当時の琉球に伝わり、中国からの冊封使のおもてなしの席に点てられてきたそうです。マンツーマンで体験ができる場所をご紹介します。

ぶくぶくちゃの写真

まず、紅型模様の鮮やかな着物を羽織り、BGMの琉球民謡のゆったりした時間の中、作法の伝授を受けます。材料は煎った玄米を粉末にしたもの。玄米を煎じたお茶をお茶碗に注ぎ、大きな茶筅で素早く泡立てたあぶくをトッピングしてできあがりです。

お湯を入れる写真

体験では、歴史や背景について時間さえあれば色々なお話を聞くことができるそうです。沖縄旅行の思い出にぜひ、ぶくぶく茶を味わってみてください。

二人がぶくぶくちゃをたてる体験写真

ぶくぶく茶が体験できる『あけしのの会』の詳細情報

住所/沖縄県浦添市安波茶3-8-6
電話/098-879-2847
ぶくぶく茶が体験できる『あけしのの会』の詳細情報はこちら>>

④木陰と光と海のコントラストが眩しい・備瀬のフクギ並木

沖縄本島北部、有名な『ちゅら海水族館』の近く、本部町備瀬の集落は、台風の多い沖縄に昔からあり、防風林であるフクギ並木の風景が続く集落です。

福木並木写真

このフクギの並木道は、もう沖縄本島ではほとんど見られなくなりましたが、とても涼しげな風景に、県内外から多くの人が訪れます。水牛にのり、地元の人が案内してもらうツアーもあり、約20分で全体を回る事ができます。

水牛を引いてる写真

備瀬の集落の魅力は、なんといっても木陰を抜けた先にある、眩しく光る美しい海の風景も同時に楽しめる事です。晴れた日には、伊江島と伊江島たっちゅーが近くに見える風景は、幻想的でまるで時間が止まってるかのような錯覚に陥ります。

まぶしい海の写真

備瀬のフクギ並木の詳細情報

住所/沖縄県国頭郡本部町備瀬
備瀬のフクギ並木の詳細情報はこちら>>

⑤ギネス認定!「那覇大綱挽(なはおおつなひき)」

全長200m・直径1.56m・総重量43.0tのウルトラビッグな綱と全国から延べ28万人以上も集まる、毎年恒例「那覇大綱挽まつり」は、誰でも参加可能で、国道58号久茂地交差点を中心に、1万5000人もの参加者がダイナミックに引き合います。那覇大綱挽まつりは、毎年10月、体育の日の3連休に那覇市中心部周辺で行われ、大綱挽自体は中日(日曜日)に開催されます。

外国人も綱を引いてる写真

那覇大綱挽は、琉球王朝時代から400年以上続く歴史ある伝統行事で、綱挽前の様々な所作も見応えがあります。東西それぞれの地区実行委委員会が、美ら旗を振り合う「我栄(がーえー)」は、“綱挽勝者が勝ち鬨を上げる事”を意味し、「旗頭我栄(はたがしらがーえー)」の並ぶ風景は圧巻です。

歴史上の人物が上にのってる写真

綱挽終了後、手綱は縁起物として持ち帰ることができます。手綱が切り取られ参加者に配られる「嘉例綱取り(かりーつなとり)」を、一年間心待ちにしていた人で溢れかえり、この争奪戦ももの凄いものがあります。


※個人的に勝手に切り取るのは厳禁です。関係者が切り分けて綱を渡してくれます。人混みの中、刃物の所持・使用は危険で、取り締まりの対象となりますので、絶対におやめください。

旗が沢山ならぶ写真

那覇大綱挽まつりの詳細情報

期間/2015年10月10日(土)~12日(月・祝)
会場/国際通り・国道58号久茂地交差点・奥武山公園、他
那覇大綱挽まつりの詳細情報はこちら>>



沖縄の独自の文化を感じられるスポットやイベントは、外国人のお客様だけではなく、日本の本土からのお客様でも、楽しい事間違いなしです。琉球の時代からの沖縄の文化を、ぜひ一度体感じに出かけて見てはいかがでしょうか。



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沖縄CLIP編集部


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