一度は行ってみたい！神秘的で引き込まれそうな雰囲気に包まれている沖縄のスポット 4選

手付かずの自然が多く残された沖縄には、引き込まれそうなほど神秘的で幻想的なスポットがたくさん存在します。沖縄観光というと賑やかなイメージがあるかと思いますが、心が洗われるようなスポットを巡るのもまた違った楽しさがありお薦めです。

① 神の島『久高島』

琉球の創生神アマミキヨが降り立った最初の地 『久高島（くだかじま）』 は「ニライカナイ（天国）に一番近い島」として知られています。久高島は沖縄県民にとっても一目置く神聖な島。聖地として守られ続けていることもあり、禁忌や無断で入ることができない場所もあります。事前にガイドさんに確認しましょう。

多少の心構えは必要ですが、身構える必要はありません。

パワースポットとしても有名な久高島。ここへ足を踏み入れると「心が洗われるような気がする」という人も少なくありません。人の手が加えられていない自然に癒されましょう。島はとても小さく、自転車があれば数時間で一周することが出来るので、フェリー乗り場近くのレンタサイクルショップでレンタルすることをお薦めします。

沖縄県本島南部の安座真港から高速船で約15分の久高島は日帰りでも十分楽しむことができるので、気になった方はぜひ行かれてみて下さい。

② ダイバー憧れのスポット『通り池』

次は宮古島から伊良部大橋を渡った伊良部島（いらぶじま）と隣接した「下地島（しもじじま）」の神秘的スポット『通り池』をご紹介しましょう。こちらは沖縄県の天然記念物に指定されており、また、ダイバーにとって憧れのスポットでもあります。

ゴツゴツたくましい琉球石灰岩が広がる高台に、直径60m程の円形の池が2つが並んでいますが、実はこの2つの池は地下で繋がっており、さらに海とも繋がっています。海岸にあった鍾乳洞が波によって侵食され、年月をかけてだんだんと大きくなり、天井が部分的に崩れ落ち、このような池が誕生したと推測されています。

淡水と海水、水質も温度も大きく異なる2つが交じり合わずにできる水の層 ‘サーモクライン’ による神秘的な光景は、スーッと引き込まれてしまいそうなほど。静寂な雰囲気の漂う地上からは分かりづらいのですが、水深は約40～50mあり、多くのダイバーを魅了しています。

③ 圧倒されるほど美しい！青の洞窟

次は那覇空港から車で約1時間、恩納村真栄田岬（おんなそんまえだみさき）にある『青の洞窟』です。こちらは沖縄本島の中でも指折りのシュノーケリング・ダイビングスポット。毎日多くの人で賑わっています。

地上から見ても十分に美しい海ですが、実際に潜ってみるとさらにその透明度に感動するはず。目的地の青の洞窟へはシュノーケリング、ダイビング、どちらでも行くことが可能です。泳げなくても大丈夫！

目の前に広がる海は一瞬息をするのも忘れてしまうほど美しく幻想的。このブルーにすっかり打ちのめされる人も多いのだそうです。たくさんの人々の心を惹きつける海中の世界へ、あなたも行ってみませんか？

④ 心に染みる沖縄のサンセット

最後は沖縄のサンセット（夕焼け）をご紹介したいと思います。沖縄の空色は濃く、ただ眺めているだけで癒される人も多いと言います。 朝焼け、昼間の真っ青な空、そしてサンセット。空がトキ色に染まり、刻々と濃密になっていく夕焼けは圧倒的な美しさで感動的です。

沖縄本島のお薦めスポットは西海岸、中でも異国の雰囲気が漂う北谷町は人気があり、夕暮れ時になると地元住民や観光客が集まります。燃えるような夕陽が少しずつ海の向こうに沈んでいく光景は胸にグッとくるものがあります。波の音に耳を傾けて、気持ちの良い海風を感じながら、自然が織り成す美しさを目に焼き付けたいですね。