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「こんなに楽しかったんだ!」と目から鱗。沖縄の舞台芸能の魅力を60分に濃縮した“Ship of the Ryukyu”【PR】

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地域の誰もが芸能人。優れた歌い手、華麗な踊り手、流暢な語り手が身の回りに普通にいるのが沖縄です。日常に自然に溶け込む伝統芸能。その魅力を観光に来たみなさんにも、もっと気軽に味わってもらえるように創り出されたのが、伝統芸能の魅力をギュッと濃縮した舞台「Ship of the Ryukyu」です。
 
 
“琉球の船”というネーミングに「琉球が誇る芸能文化を船に乗せ、世界中に奔(はし)らせよう」という願いが込められていることからもわかるように、Ship of the Ryukyuは沖縄の伝統芸能に関しての予備知識がない人に楽んでもらえるように創り上げられています。
 
 
今回用意された5つの演目はどれも優美で大胆、そしてユーモラスな魅力を誰でも味わえるはず。2時間前後が一般的な伝統芸能の上演時間を、60分というコンパクトな時間に濃縮してありますので、いろいろな観光スポットを巡りたい方や短時間の滞在の方でも楽しみやすくなっています。
 
今回ご紹介する演目は、『ボトルメール』、『五月九月(ぐんぐゎちくんぐゎち)』、『EISA-SPIRIT REQUIOS・王朝伝』、『沖縄燦燦(さんさん)』、『YAESE芸能〜結〜』。順番に写真とともに紹介していきますね。
 
【 ボトルメール 】
 
 
 
「海の向こうにどんな人が住んでるんだろう、どんな国があるんだろう」と好奇心いっぱいな沖縄の人が400年前に海に流した手紙入りの空き瓶が、現在の沖縄に流れ着いたという設定。宮廷芸能、庶民の芸能、八重山の古典音楽、エイサーなど、ありとあらゆる沖縄芸能が凝縮して詰められているお得な芝居です。
 
エジンバラ演劇祭で4つ星、アヴィニオン演劇祭で5つ星など国外でも高評価。劇中にはお囃子に合わせて掛け声と手拍子を習得できる時間もありますので、観客の私たちもいっしょになって楽しめますよ。
 
【 五月九月 】
 
 
 
 
薩摩と中国からの派遣される使節をおもてなしするために、琉球王府に置かれた踊り奉行に関わる士族を主人公にしたドタバタコメディー。沖縄の芸能には惹かれるけれど、「どこか難しそうだし、眠くなりそう」という方も少なくないはず。そういう人たちのためにつくられたようなお芝居です。
 
ハイテンポで展開する物語にぐいぐい引き込まれていくこと間違いなし。喜劇のあちこちに盛り込まれている劇中劇はすべて本格的な伝統芸能の演目で、息を飲む暇もないくらい、多種多様な作品を味わえます。
 
【 EISA-SPIRIT REQUIOS・王朝伝 】
 
 
 
 
沖縄が誇るエイサーをよりダンサブルに刺激的にショーアップした創作エイサーです。振動が体の奥まで突き刺さってくる迫力ある太鼓と、息を飲む激しい動きの演舞で、瞬く間に釘付けになること間違いなし。
 
舞台上で繰り広げられるパフォーマンスは言葉や文化の違いを超えて、観るものを虜にしてしまいます。獅子舞や本土の神楽に欠かせないオロチ(大蛇)が登場したり、大太鼓と小太鼓のエイサーバトルが繰り広げられたりと、ドラマチックな構成で60分はあっという間に過ぎ去っていきます。
 
【 沖縄燦燦 】
 
〈画像提供:エーシーオー沖縄〉
 
〈画像提供:エーシーオー沖縄〉
 
沖縄各地の神歌、労働歌、古典音楽を、現代風のリズムでアレンジしたオリジナルの音楽に合わせ、踊りの所作もスピーディーで表情豊かな形にアレンジされています。
 
演奏は伝統的な三線、太鼓に加えてバイオリンをフィーチャー。沖縄の楽器と西欧の楽器のコラボレーションから生まれる新しいハーモニーが、創作された舞踊を引き立てています。イギリスのエジンバラ演劇祭で5つ星を獲得したというだけあり、今までにない沖縄芸能の可能性を感じさせてくれる作品です。
 
【 YAESE 芸能 ~結~ 】
 
 
 
 
沖縄本島南部の八重瀬(やえせ)町で開催されている季節折々の年中行事で演じられている地域芸能を披露する舞台。例えば、無病息災と五穀豊饒を祈願して神に捧げられる獅子舞や、女性だけの祭祀舞踊として県内の数カ所に伝承されているウフデーク(別の地域ではウスデークと呼ばれています)、勇壮な棒術、汗水節など、地域に根ざした古典芸能をまとめて楽しめます。
 
地域で暮らす人々が演じるどの舞台は温かい手作り感や一所懸命さが伝わってくるだけではありません。眺めていると自分も地域の祭りに参加しているかのような気分を味わえます。一つ一つの完成度が高く、地域の芸能でもこれほどレベルが高いのかとため息が出てきます。
 
人と人、地域と地域、あるいは国と国を繋げ、結びつけるのが芸能に与えられた大きな役割の一つ。かつての沖縄が小さな島国でありながらも独立した国家として繁栄してこられた理由の一つは、沖縄の人が長い間培い、受け継いできた芸能の力だと考えられています。異文化を取り入れながらもオリジナルなものへと昇華させてきた沖縄の包容力と創造力。5つの舞台を通じてぜひ、ご堪能ください。
 
 
■お問い合わせ先
 
<演目>
○ボトルメール 
○五月九月
○EISA SPIRIT  REQUIOS・王朝伝
○沖縄燦燦
○YAESE 芸能 ~結~
 
公益財団法人 沖縄県文化振興会
住所/沖縄県那覇市字小禄1831-1 沖縄産業支援センター6階 605
電話/098-987-0926(土日・祝祭日を除く平日9時~17時)、070-2839-4738
 
沖縄CLIPフォトライター 福田展也
 
 
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