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3組の夫婦が1つの家族になる「沖縄アニバーサリーウエディングツアー」【PR】

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結婚式の主役は、決して新郎新婦の二人だけではありません。息子・娘の晴れ姿をあたたかく見守る親たちもそのひとり。彼らにとっては、子育て卒業のセレモニーともいえます。
 
 
育ててくれた両親へ感謝の気持ちを込めて、結婚式を迎える二人から旅行をプレゼントしようという企画が、沖縄感動体験プログラムの「沖縄アニバーサリーウエディングツアー」です。
 
 
沖縄でのリゾートウエディングは2015年度で1万4,175組(県観光振興課調べ)と言われ、現在は海外からのカップルの利用も多く、年々人気が高まっています。ウエディングだけでなく、観光が楽しめるのも人気の理由なのだそう。
 
 
今回ご紹介する「沖縄アニバーサリーウエディングツアー」も、沖縄ならではの観光コンテンツが3日間にギュッと凝縮! その様子をお届けします。
 
 
沖縄では昔から結婚や子どもの誕生などの際に、泡盛を甕に寝かせる風習があります。泡盛は5年、10年と年月を重ねていくほどに旨味が増すお酒。子どもの成長や、夫婦の絆を育むとともに熟成させ、結婚記念日や子どもが成人したタイミングでその味を楽しむというものです。まずはその記念酒をつくろうと、一行が向かったのは糸満(いとまん)市の「まさひろ酒造」。琉球王国時代から100年以上続く、老舗の酒造所です。
 
 
早速泡盛のブレンドを体験! スタンダードで飲みやすい5年古酒(①)、「アベリア」という花の酵母からつくられた華やかな香りが特徴の(②)、5年以上甕で貯蔵していたという力強い味がする(③)、ウイスキーのような琥珀色が目を引く樽貯蔵の(④)。味はもちろん、香りや色も異なる4つの泡盛を好みの分量で調合し、オリジナルボトルを作っていきます。
 
 
ここでのポイントは、夫婦1組で同じ味のボトルを2本つくること。3組の夫婦で、3種6本のボトルができることになります。夫婦とはいえ、味の好みは違うもの。3組の中には二人で仲良く相談して決める夫婦や、奥さま主導で進めていく様子に苦笑いする旦那さまも… でもなんだかそのやり取りも夫婦らしさが垣間見える、微笑ましい光景です。
 
 
仕上げに、夫婦甕で寝かせた古酒を柄杓一杯分入れていきます。10年以上の古酒が入っているという夫婦甕は、向かって右が男甕、その隣が女甕。仲良く二つ並んだこの夫婦甕も、中身は同じ分量でブレンドされた泡盛が入っています。これで夫婦記念ボトルの完成です。
 
 
その後ホテルにチェックインし、翌日に控えた挙式の打ち合わせ。無事に花嫁のドレスも決まってお腹が空いたころ、「恩納村ふれあい体験学習センター」へ向かいます。到着すると、待っていたのはエプロン姿のチャーミングな“おばぁ”、東さん(写真左)と玉山さん(同右)。今夜はこのお二人に『沖縄長寿料理』をおしえてもらいます。
 
 
「干し椎茸は、豚肉を茹でる鍋に一緒に入れておくと早く戻るからさ〜」… おばぁたちがおしえてくれるレシピは、料理本には載っていない、おばぁならではの知恵から生まれたものばかり。
 
 
両親たちが見守るなか、新郎新婦も調理を進めていきます。これからは親元を離れて、食事は二人の味を作っていかなければなりません。立派な家庭を築くためにも、おばぁから長寿のレシピを学んでいきます。
 
 
作り始めて約1時間、おばぁ監修の『沖縄長寿料理』の完成! ジューシー(炊き込み御飯)、クーブイリチー(昆布の炒め)、もずくてんぷら、ラフテー(豚肉の角煮)、アーサー(海藻)汁の5品に、おばぁ手作りのタームー(田芋)の田楽付き。
 
 
「いただきまーす!」 みんなで食べるとより一層おいしく感じますね。
 
 
さあ、2日目はいよいよ挙式を迎えます。舞台は恩納村(おんなそん)の「チャペルダイアモンドオーシャン」。太陽も二人を祝福するかのような快晴。冬とは思えないほど青く輝く海が、式場のパノラマガラスを美しくブルーに染め上げます。大理石のバージンロードに導かれて、愛を誓い合う新郎新婦。
 
 
「お姫様だっこしてもらうのが夢だったんです!」。新婦がどうしても結婚式でやってもらいたかったというお姫様だっこで記念撮影。まさに夢が叶った、幸せの瞬間です。
 
 
そして次に主役が新郎新婦から両親にバトンタッチ。夫婦の愛を再び誓い合う儀式「バウリニューアル」が始まります。もともと欧米発祥のセレモニーで、結婚記念日や子どもの結婚など、家族の記念に改めて(リニューアル)愛を誓う(バウ)儀式のこと。日本ではまだ馴染みがありませんが、芸能人夫婦などの間で少しずつ話題になってきているようです。
 
 
腕を組むのは何年ぶり…?! バージンロードで歩く二人のはにかむ姿に、見ているこちらまで照れてしまいます。
 
 
牧師が夫婦の歩みを沖縄の伝統工芸品『みんさー織』の工程に例え、「夫が強い糸であるためにこそ、横糸の妻が必要。その逆も同じ」と語ります。これまであった様々な苦労や困難も夫婦だからこそ乗り越えられたこと。新郎新婦も、夫婦の先輩である両親の背中をみて、改めて二人で歩んでいく決意を固める儀式となったことでしょう。
 
 
式の後も、お楽しみはまだまだ続きます。次の目的地は沖縄の観光テーマパーク「琉球村」。ここでは初日につくった3夫婦の泡盛を、家族のお酒として一つにブレンドしていきます。詰めるボトルは、琉球王朝時代から祝い事などに使われる伝統的な酒器「ゆし(嘉)瓶」。ゆし瓶の“ゆし”は、沖縄でめでたいことを意味する「かりゆし(嘉利吉)」に通ずる言葉です。夫婦で作った2本の泡盛から1本を持ち寄り、それぞれのゆし瓶に同じ分量を注いでいきます。
 
 
これで同じ味の泡盛が3つ完成。各夫婦好みの泡盛が1本、そして3組の夫婦が合わさった家族の味の泡盛が入ったゆし瓶が1本。各家庭に味の異なる2本の泡盛ができたことになります。最後はゆし瓶を手に、琉装で記念写真。男性はハチマチという帽子、そして女性は黄・青・ピンクの華やかな紅型衣装がよくお似合いでした。
 
 
楽しい時間はあっという間で、ついに最終日を迎えます。3日目は、古宇利島(こうりじま)からスタート。古宇利オーシャンタワーをゴーカートで登っていきます。新郎新婦は1台しかないというラッキーカートに乗車。ハートいっぱいのカートは、前日挙式を終えたばかりの二人にピッタリ。
 
 
タワーを登ると、待っていたのはこのパノラマビュー! 吸い込まれる海の透明度に、思わず感嘆の声が漏れます。
 
 
さらに上へ上へと登って行くと、カップルに人気の「幸せの鐘」に辿りつきます。もともと沖縄版の「アダムとイブ伝説」が言い伝えられている古宇利島は、別名「恋の島」と呼ばれる場所。ここで鐘を鳴らすと願いが叶うのだそうです。古宇利大橋全景をバックに鳴らす鐘は、島全体に響き渡るのではないかと思うほど、大きな音が鳴りました。
 
 
そして一行は古宇利島から沖縄本島を一気に南下。いよいよ最後の目的地、南城市(なんじょうし)の「ガンガラーの谷」に到着です。ガンガラーの谷は数万年前まで鍾乳洞だった場所が崩れてできた、神秘的な雰囲気が漂う場所。ガイドさんの説明のもと、恋愛・子宝のパワースポット「イナグ洞」と「イキガ洞」を目指します。
 
 
沖縄の方言でイナグは女性、イキガは男性を意味し、昔から子宝や子どもの成長、そして良縁や安産などを願う聖地として知られ、今も久米島(くめじま)や宮古島(みやこじま)から拝みにくる人がいるほど。真っ暗な鍾乳洞の中をランプの灯りで照らしながら歩き進めると「イキガ洞」が現われ出ます。ここで新郎新婦の子宝を願い、ツアーは終了。
 
 
ツアーで過ごした時間が皆の絆を深めたのか、最終日は心なしかこの6名から家族としての一体感が感じられました。3日間の濃密な沖縄感動体験は、新しい家族の絆が深まるだけでなく、普段はなかなか恥ずかしくて言えない感謝の言葉を伝えるチャンス。息子・娘から両親への感謝の言葉、そして、夫婦間で交わす愛と感謝の言葉。沖縄でぜひ伝えてみませんか? 
 
 
■感動体験プログラムについて詳しい情報は公式サイトをご覧ください。
 
写真:沖縄CLIPフォトライター 村上佑 
文:沖縄CLIP編集部 新里南
 
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