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シーカヤックに乗って新たな視点で浜比嘉島(はまひがじま)をぐるり巡る旅【PR】

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沖縄の魅力として真っ先に思いつくのが、果てしなく澄んだエメラルドブルーの海。あまねく海の蒼さに魅了される人も多いはず。ダイビングやウインドサーフィン、シーカヤック、海風を豪快に楽しむパラセーリングなど、マリンアクティビティも充実していて、子どもから大人まで沖縄の蒼い海を満喫することが出来ます。今回は沖縄の海を知り尽くした達人が勧めるオススメシーカヤックスポット「浜比嘉島(はまひがじま)」の周りをぐるりと巡るコースをご紹介します。
 
 
今回ナビゲートしてくれるのは、うるま市在住でシーカヤックの達人、玉城欣也(たまききんや)さんと、2016年10月よりうるま市で地域おこし協力隊として活動している向井裕美(むかいゆみ)さんのお二人。定年後、マリンスポーツ三昧の日々を過ごしていた玉城さんは、息子さんから「一人でマリンスポーツ楽しむだけじゃなくて、社会のためになるようなことをしてみては?」と助言され、3年前にシーカヤックやSUP(スタンドアップサーフィン)が体験出来る「かもめのジョナサン」を立ち上げました。自らオールを漕ぎながら、沢山の人々と一緒にシーカヤックで沖縄の海を案内しています。
 
 
「地域おこし協力隊」の向井さんは、沖縄から遠く離れた北海道出身。世界を旅する最中、沖縄県うるま市にある離島「津堅島(つけんじま)」に縁のある方と出会い、それを頼りに津堅島へ移住。一度は北海道に戻ったものの、沖縄の魅力が忘れられなかった中で、「地域おこし協力隊」の存在を知り、興味を抱いてエントリーすることに。現在では、海中道路の真ん中にある「美ら島海道(ちゅらしまかいどう)案内所」を拠点に、海中道路から連なる島々の魅力を自ら体験し、情報を発信しています。
 
「浜比嘉島には県内TOP3に入るシーカヤックポイントがある」と豪語する達人・玉城さんの案内のもと、浜比嘉島の兼久港(かねくこう)からシーカヤック体験が始まります。
 
 
基本の準備体操から始まり、初心者の方は玉城さんによる丁寧なオールさばきを伝授してもらいます。直進や曲がり方などのシュミレーションを終えたら、一人ずつカヤックに乗って実際に海に出て漕いでいきます。
 
 
さすがの達人。スイスイと先頭を切って進んでいきます。シーカヤックは中が空洞になっているので比較的バランスを取りやすい印象。言われた通りにオールを交互に回転していくと、意外と簡単に進んでいきます。初めての方でも漕ぎやすいので、慣れてくると景色を楽しむことが出来ます。普段、島から眺める海の風景とは真逆の海からダイナミックな形をした島を望むのがシーカヤックの特徴です。
 
 
観光スポットにもなっている、沖縄の神様「シルミキヨ」「アマミキヨ」の居住跡「シルミチュー」の裏側
 
浜比嘉島は未だに人が足を踏み入れることが出来ない場所があります。そこは古くから島の人々に神聖な御嶽(うたき:拝所)として崇められていました。陸からは辿り着けない御嶽を海から望むだけで、その荘厳な姿にみんな圧倒されてしばらく無言に。。。「ここは神聖な場所。本当に神様がいた場所だから、ものすごいパワーが宿っているのよ。ここを通る度に僕は元気になれるんだよ。お蔭でピンピン(笑)」とにこやかに場を和ませてくれました。
 
見事なノッチ。石灰岩に多い茂る草木も浜比嘉島ならではの光景
 
しばらくすると、隆起した岩たちが姿を現します。ノッチ(キノコ岩)と言われるこの岩は、長い年月を経て波によって削られてキノコのような形になっていきます。うるま市愛溢れる玉城さん。「これだけのダイナミックな石灰岩を拝めるのは浜比嘉島を始めとする東海岸の島々だけ」「僕は海外も離島も色々なところへ行ったけれど、浜比嘉島、宮城島(みやぎじま)、伊計島(いけいじま)がTOP3だね。」と語る玉城さん。
 
浜比嘉島のハートロック
 
 
半分程進んだところで、玉城さん曰く「沖縄で一番夕日が綺麗な浜辺」という「奥の浜」でしばし休憩。休憩中は玉城さんのスマートフォンで撮影された数々の絶景シーカヤックポイントをガイド付きで紹介してくれます。熱く語る玉城さんを見ていると、本当に自分の暮らす島の海が好きなことが伺えます。
 
 
休憩を終えて、またしばらく海を彷徨いながら帰路へ向かいます。午後の柔らかな日射しが現れると、海の色彩も明るくなりあまりの透明度にみんなが感嘆する声が響きます。変わりゆく海の表情を楽しみながらすっかりシーカヤックに慣れたところで、およそ2時間半に及ぶシーカヤックの旅は終わりを迎えました。
 
片付けながら向井さんに移住の理由を尋ねると「自分自身が生まれ育ったわけではないけれど、自分のふるさとに通じる”なつかしさ”がある。小さな社会で暮らす、いい意味で”おせっかい”な人たち。助け合いの気持ちが強くて、人と人との結びつきが深い。とにかくこの島の人が好きだから!」。笑顔で語る姿は凛として眩しいくらい。今回のシーカヤックは、日頃の立場とは逆に体験者として参加した向井さん。海原から島を見つめることで、浜比嘉島のことやシーカヤックの魅力について、今までとは違った一面が見えてきたようです。
 
 
「将来的に島に定住して笑顔が集まる場所を作るのが夢なんです。協力隊の業務は3年間。時間に限りがあるから、地域の魅力を伝えるために『知ること』に貪欲でいたい。これから続く暮らしの中に、『視点を変えて見ること』を心がけてみようと思います。」そう語る向井さんは実はカナヅチ。泳ぐことは出来なくてもシーカヤックなら辿り着けない場所へ行けることを発見できて嬉しそうでした。
 
沖縄にはまだまだ手つかずの自然が沢山残っています。日々の暮らしの中で、自らの意思で行かなければ辿り着かない場所、自らの意思でやらなければ成し遂げられないコトがあります。最初の一歩を踏み出す勇気がなかなか出せなくても、旅先だとちょっぴりおおらかになれて生まれる勇気があります。そんなとき、シーカヤックでしか辿り着けない、島の人々が崇め敬う場所を訪れてみる。普段気づかなかった自分自身にきっと出会えるはず。
 
 
シーカヤック かもめのジョナサン
住所/沖縄県うるま市赤道156-2
電話/098-974-4980
 
美ら島海道 観光案内所(うるま市観光物産協会)
住所/沖縄県うるま市与那城屋平4番地先うるま市観光物産協会内
営業時間/10:00~17:00
定休日/土、日、祝日
電話/098-978-0077
 
 
沖縄CLIPフォトライター monobox(河野哲昌、こずえ)
 
 
 
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*この記事は、沖縄県のスポンサード記事です*
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