2013年に初開催し、2017年6月1日に5回目を迎えた「沖縄のみりょく(味×観)発信商談会」。沖縄県内の農水産や食品事業者・観光関連事業者が県内外、そして海外に開発商品をアピールする機会を作ろうと、琉球銀行・沖縄海邦銀行・コザ信用金庫の3金融機関が共同で開催するビジネスマッチングです。

5回目の今回は、食分野の業者が37社、観光分野業者からは12社のエントリーがあり、商談会には37社の食品メーカーがブースを設けて国内外から参加したバイヤーに自社商品の魅力をアピールしました。

37社すべてをご紹介したいところですが、今回は実際に食べさせていただき、その中でも私が特に「買いたい!」と思ったメーカーの商品を5つピックアップさせていただきたいと思います。

まず最初は、ぷちぷちっとした食感が楽しめる「パッションフルーツ」です。こちらは、うるま市石川(いしかわ)の『うるま農場』で栽培されていて、平成25年果樹フェスティバル(果物の品評会)で最優秀賞を受賞したもの。カットする前から芳醇な香りを放っており、実際にいただいてみると口の中でその香りが広がり、その後余韻が長く続きます。酸っぱさの中に甘みを感じるため、生食はもちろん、アイスクリームやヨーグルトのトッピングにも良さそうです。

次は、久米島(くめじま)の海洋深層水を100%使用した『久米島海洋深層水開発株式会社』の「球美(くみ)の水」です。海洋深層水は水深200メートル以上の深海に分布する水のことを指し、海面近くにある表層の水(太陽光によって植物性プランクトンの光合成が活発に行われている)と比べて有機物や病原菌が非常に少ないのが特長です。透き通るように美しい久米島の海の場合、200メートルでは太陽光が届いてしまうため、さらに深い水深612メートルから汲み上げているそうです。球美の水の硬度は150、250、1000の3種類。私たちの身体の約60%は水分と言われています。だからこそ、質の良い水を選ぶようにしたいですね。水分補給とミネラル補給が同時にできる球美の水はダイエット中の方たちからも好評だそうです。


昨今のヘルシーブームの波に乗って『株式会社 食のかけはしカンパニー』で開発されたのは、国産の鶏むね肉を使った「長期熟成無添加ハムスモーク」。余計な材料は使わず砂糖と塩のみの調味液に2週間漬け込んで熟成させ、桜チップで燻製させたハムです。脂のないむね肉を使っているにもかかわらずパサつき感はゼロ。サラダのトッピングやサンドウィッチの具材として、そしてお酒との相性も抜群です。

沖縄のお酒と言えば「オリオンビール」ですよね? 亜熱帯気候の沖縄に合う喉ごし爽やかなオリオンドラフトは、地元で最も飲まれているビールのひとつではないでしょうか。2種類の異なる酵母特性をバランスよくブレンドしたことで、スッキリとした味わいが楽しめるのだそうです。爽快感の中にもコクや旨みを感じ、食事を引き立てるオリオンビール。沖縄に生まれ育ち、2017年で創立60周年を迎えます!

最後にご紹介するのは、『きたなかそう弁当』と北中城村(きたなかぐすくそん)で美味しいトマトを育てている『Z農園』のコラボレーション商品である「トマトソース」です。有益な微生物郡を組み合わせたEM菌で栽培したトマトは酸味と甘みのバランスがとれており、旨みが凝縮されています。そんなトマトを惜しみなく使用した無添加のトマトソースは、パスタソースとしてだけではなく、お肉・お魚のソースとして、また隠し味としてお味噌汁に加えてもコクが出て美味しいのだとか!想像の付かないこの組合せは、ぜひ一度試さなければ……と思いました。
以上5商品を紹介させていただきました。気になったものはありましたか? 商談会をまわってみてその他にも気になる商品がたくさん! 商品の詳細は、それぞれ別記事で紹介させていただきますので、お楽しみに!
*商品のご購入については沖縄CLIPマルシェをご覧ください。
沖縄CLIPフォトライター 舘 幸子
〜もっと、沖縄が好きになる。沖縄CLIP〜
*この記事は、琉球銀行・海邦銀行・コザ信用金庫のスポンサード記事です*