
沖縄本島北部、今帰仁村(なきじんそん)の「運天港(うんてんこう)」から、フェリーで約1時間20分。本部半島(もとぶはんとう)の北西部、およそ41km先の東シナ海洋上に位置する「伊平屋島(いへやじま)」は、沖縄県最北の有人離島です。面積は約20.66km²、周囲約34.23km。南北に細長く伸びる島内には標高200〜300mの山々が連なり、そこかしこに手付かずの原生林が広がります。南端から橋で繋がる「野甫島(のほじま)」も合わせて、およそ1,200人の島民が、5つの集落で暮らしています。
この、伊平屋島ならではの大自然を舞台としたスポーツイベント『伊平屋ヴィレッジトレイル ラン&ウォーク』が、去る2018年1月27日(土)に開催されました。第2回となる今回は、距離24.0kmの「いへやじマンコース」など4種目に、県内外から計302人がエントリー。278人が完走し、普段素朴な離島が、熱い歓声と爽やかな笑顔で溢れました。
第3エイドを越えた先に広がる見晴らしの良い高台
未舗装のフィールドを進むトレイルランニングとウォーキングが複合
2016年のプレ大会から、試行錯誤を重ねて進化してきた当大会は、未舗装のフィールドを駆け抜けるトレイルランニングとウォーキングを複合。「全体を通して、比較的走りやすいコース設定なので、これから初めてトレイルランニング大会に挑まれる方のデビュー戦にもおすすめです」と語る運営事務局の徳里さん。「ジャングルの中を進むオフロードや、サトウキビが生い茂る田畑のあぜ道。あるいは真っ白な砂浜が伸びる海岸沿いと言ったアクティビティロードに加えて、『我喜屋(がきや)ダム』などの普段通行できないコース設定も特徴です。いずれもルートの異なる4種目では、次々と変わるダイナミックな島の風景を、自分なりのペースで思う存分満喫できます」。
疲労するランナーにひとときの癒やしを与える季節の花々
コース設定で刻々と変わり行くシチュエーションが醍醐味!
天候は曇り&気温は13〜16度と、まずまずのコンディションの中、14:00「友愛と健康の広場」にて、大会のメイン種目「いへやじマンコース」がスタート!
スタートの号砲で一斉に飛び出す健脚自慢の長距離コースの参加者達
その僅か数km先、最初に立ちはだかるのが「我喜屋ダム」。普段は立入禁止の、高さ30mはあろう側壁階段を一気に駆け抜けます! しょっぱなから心臓破りの難所に参加者全員息を切らせますが、登りきった堤体の上には、最初のエイドがお目見えで、一安心♪
通常は足を踏み入れられないエリアにワクワクドキドキ!
その後、神社、林道、展望台、農道、集落、そして海岸...。刻々と変わり行くシチュエーションは、まさにこの大会の醍醐味です!
折り返し地点となったのは国指定天然記念物の「念頭平松」
大小の奇岩が点在する長い天然海岸が続く後半戦
ちなみに、全4箇所設置されたエイドには、 冷たいスポーツドリンクや温かいお茶の他に、 伊平屋島の米と塩で作ったおにぎり、サーターアンダギーにモズクスープ、バナナなど特産品を用いた各種エナジー補給アイテムがずらり! 特に注目は、折り返し地点となる第4エイドに設置された『伊平屋を愛し、アイスを愛す。』!なんと地元中学生プロデュースの名物アイスで、黒糖アイスにキャラメルと伊平屋産のお米が入っています。 ちなみに、シリーズ新作の『ドラゴンのキス』は、ドラゴンフルーツのフレーバーの中に嬉しいラムネがトッピング♪ 疲弊したランナーにひとときの癒やしをもたらしました。
各エイドでは、伊平屋産のお米、塩、海の幸入り油味噌などを使ったおにぎりも振る舞われました
さらに参加者インタビューや、大会後の"+α"的なお楽しみもご紹介! この続きは、沖縄スポーツ情報サイト【Sports Islands OKINAWA】からご覧ください。 ⇒ http://www.okinawasportsisland.jp/marathon//detail/?id=766
まだまだ知られていないあなただけが知る沖縄の魅力を是非教えてください。沖縄の旅行情報のご投稿はこちらから。
~もっと、沖縄が好きになる。沖縄CLIP~
沖縄CLIPフォトライター 小川 研(Qey Word)
*この記事は、一般財団法人沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)が運営する「Sports Islands OKINAWA」のスポンサード記事です。*