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沖縄、ブーゲンビレアと古民家と「今帰仁そば」

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沖縄県の北部「やんばる」の今帰仁(なきじん)村の集落にある、眩しい白い瓦と、ブーゲンビレアが目を引く、沖縄ならではの古民家。そこに「今帰仁そば」はあります。




店内は全て座敷。二人用、四人用の年季の入ったテーブルと可愛い座布団たちが出迎えてくれます。古民家の雰囲気がそのままに残っていて「古き良き沖縄」の雰囲気のなかで沖縄そばが楽しめそう。




店内には今帰仁そばのオリジナル「生七味」や島とうがらしを泡盛で漬けた「こーれーぐーす」など、おそばについてくる薬味たちが販売されています。沖縄そばと一緒に食べて、気に入ったなら、旅の記念におひとつどうぞ。




辛味だけでなく、隣町の本部町営市場の角にある「いっぷく家」の手作りちんすこうやかりんとうなど沖縄のスイーツも並んでいます。素朴な味わいについつい手が止まらなくなります。






また、「やちむん」や沖縄ならではのイラストが描かれたポストカードといった沖縄土産もならび、おそばを待っているあいだいろいろ見ることができます。




沖縄そばは、店主こだわりの自家製麺。ソーキはトロトロ、ショウガも自家製でつけ込んでいます。透き通るスープの味は優しい風味。優しい素朴な味つけは県外からきた観光客の方に、古民家で沖縄そばを楽しんでもらいたい、という店主の計らい。






今帰仁村という静かな集落のなかに佇む古民家で、壁に貼られた新聞に無意識に目をやって、壁におさまっている雑誌を手にとって何の気なしにページをめくってみる。そのうちに運ばれてくる沖縄そば。




まずは優しい味わいのスープに、舌鼓を静かに打つ。自家製のそばをすすって、噛みしめる。続いてショウガの優しい味わい、ホロホロのソーキも一緒に味わう。卓に並んだ辛味を入れて、味の移ろいを楽しむ。そして最後の一滴まで、ゆっくりと飲み干す。食後に体が温まったなら、そこに流れている空気にただ身を任せてみる。さすれば、都会で働く忙しさ、仕事で感じているストレス、めまぐるしく流れていく日々の通勤ラッシュ、そんな、殺伐としたスピードと最もかけ離れた「島の時間」が染み込んでいることがわかる。すると「あ、いまオレ(わたし)、ここ(沖縄)にいるんだ」というシンプルな自覚がカラダの芯から溢れ出て、いつの間にかココロまで一緒に包みこんでくれているはず。


住所/沖縄県国頭郡今帰仁村諸志181
電話/0980-56-5782
営業時間/11:30〜15:00、17:00〜20:00(L.O19:45)
定休日/火曜・第4水曜

沖縄CLIPフォトライター monobox(河野哲昌、こずえ)

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