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ふんわりコロン♪首里「榮椿(えいちん)」のひとくちカステラ

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コロンと可愛いカステラは、ちんすこうやサーターアンダギーに続く沖縄の名物になるかもしれません。いま地元でじわじわと話題になっているこちらは、首里(しゅり)の住宅街にお店を構える「榮椿(えいちん)」のカステラです。




世代や性別を問わず好まれる理由は、ふんわりとした軽い食感と素朴な味わい。「シンプルだからこそ素材にはこだわりました」と話すのは、お店を切り盛りしている金城(きんじょう)さんご夫妻です。






毎日オープン前に焼き上げるというカステラ。北海道産の小麦粉と、臭みがなくさっぱりとした中にコクも感じられる安室養鶏場の木酢玉子、まろやかでミネラルが含まれているきび砂糖、そして酸化しにくい太白胡麻油を使っているそうです。




「プレーン」に「チョコチップ」、波照間島(はてるまじま)の黒糖を混ぜ込んだ「粒黒糖」、「紅芋」、謝花きっぱんの冬瓜漬けが入った「冬瓜漬入りきな粉味」、カステラをレモンチョコでコーティングした「冬瓜漬レモン」、そして季節限定の「シナモンアップル」。




ふわふわのカステラを口に放り込むと卵の優しい味がして、心までじんわりと温まるような感覚に。




首里にある4つの寺院には干支が祀られているのですが、独特な信仰が根付いている沖縄には「首里十二支巡り」を行う方がいらっしゃいます。そんな「寺回りのお供になれば…」という金城さんご夫婦の思いから、この一口サイズの丸型カステラが誕生しました。




サクサクッとした歯応えが楽しめる「黒糖かりんとう」も人気です。コーヒー、紅茶、緑茶、牛乳… どんなドリンクにも合うところも、幅広い層から支持される理由かもしれません。

榮椿のカステラは1袋6個入って160円〜310円とリーズナブルなので「学校帰りの小学生も寄り道してくれるんです」と金城さんは嬉しそうに話します。




築65年ほどの古民家はもともと金城さんの叔父さん・叔母さんの家でした。




店名は叔父さんと叔母さんの名前を一文字ずつもらって「榮椿」に。「それに、椿が好きだから。お客様にも椿を見て楽しんでもらいたいので、いま頑張って育てているんです」と金城さん。次の冬には、満開の椿が見られるかもしれませんね。


榮椿
住所/沖縄県那覇市首里儀保町1-36
電話/098-886-5889
営業時間/11:00〜18:00
サイト/https://www.a-chin.com


沖縄CLIPフォトライター 舘 幸子 


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