沖縄を旅行するなら夏にと思われるかも知れませんが、実は冬の沖縄も夏に負けないくらい魅力たっぷりなのです。沖縄の青い海で遊びたい!となると夏がいいと思われるでしょうけれど、高温と湿度と紫外線がやっかいな季節でもあります。それに比べて沖縄の冬は暑くて汗をかくこともなければ、紫外線による肌のトラブルの心配もありません。夏のトップシーズンだと暑くて億劫だなぁと思われがちなアクティビティでも、この時期には快適でお勧めだったりします。冬だからこそ楽しみたい沖縄のスポットをご紹介します。
緑が深く空気がおいしい!沖縄国定公園 大石林山
沖縄本島北部、国頭村(くにがみそん)の山林地帯にある大石林山公園は、世界最北端の熱帯カルスト地形が広がる場所です。2億年前の石灰岩と様々な植物が作り出す景色は圧巻です。
このダイナミックな自然の造形を楽しめる散策コースは4つあります。石林山から見る沖縄の大パノラマを楽しむのか、亜熱帯の植物を楽しむのか、石灰岩が作り出す自然の造形を楽しむのか・・・。暑い夏に歩くとなると紫外線で日焼けが気になるし、湿度と暑さで体力が奪われてせっかくの自然の美しさを楽しむ気分が半減してしまいますが、この時期なら歩き回っても苦痛ではありません。長い時間が作り出した自然の美しさをぜひ自分の足で体感してみてください。
沖縄国定公園 大石林山の詳細情報
住所/沖縄県国頭郡国頭村字宜名真1241番地
電話/0980-41-8117
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マイナスイオンでリフレッシュ!比地大滝トレッキング
同じく沖縄本島北部の国頭村には滝が見られる場所があります。沖縄には高い山がないので滝があるイメージが少ないかも知れませんが、国頭村には比地大滝という滝があります。こちらは滝までトレッキングを楽しむことができます。
比地大滝まではおよそ1.5Kmです。コースは整備されていて歩きやすいですが、トレッキングですので、歩きやすいスニーカーを履きましょう。水分補給用の水やタオルのご用意をお忘れなく。亜熱帯の植物を眺めながら先に進むと長い上りの階段が現れます。そこを登れば目の前には比地大滝が目の前に見えます。マイナスイオンで心と体をリフレッシュしましょう。
比地大滝キャンプ場の詳細情報
住所/沖縄県国頭郡国頭村比地781−1
電話/0980-41-3636
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大自然と古代のロマンを感じる場所「ガンガラーの谷」
沖縄県南部にある南城市にあるガンガラーの谷は、崩壊した鍾乳洞で形成された亜熱帯の森があります。こちらはガイドツアーでのみ見ることができる場所です。専門ガイドの説明を聞きながら約1時間20分ほどかけて谷の中を散策します。
この地の歴史や地形、動植物の説明を聞きながらの散策、先に進むと巨大なガジュマルに出会えます。長い年月をかけて成長し続けているガジュマルを見ると自然の神秘を感じることができます。ツアーの終盤には、人類の祖先である港川人の骨がほぼ完ぺきな状態で発掘されたという場所へ行きます。現在も発掘調査は行われており、調査をしている様子を見ることができる時期もあるそうですよ。
ガンガラーの谷の詳細情報
住所/沖縄県南城市玉城字前川202
電話/098-948-4192
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冬の沖縄だからこそ快適に楽しめるスポットをご紹介しました。どちらも自然の中でゆっくり散策ができる魅力的な場所です。夏だと暑くて汗だくになってしまったり、紫外線が気になってしまったりしてじっくり楽しめないトレッキングや散策を、ぜひこの季節に味わってみてください。夏にはない沖縄の魅力を再発見できるはずです。
◎沖縄の観光スポットはこちらでも紹介しています。
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沖縄CLIP編集部
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初回投稿日:2015年12月29日 最終更新日:2021年9月21日