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沖縄で自分のお店をオープン!憧れの沖縄移住ストーリー3選

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沖縄で自分のお店をオープン!憧れの沖縄移住ストーリー3選

沖縄ファンなら、一度は夢見る「沖縄移住」。その夢を自分のお店をオープンさせる事で実現した、3つのストーリーをご紹介します。どのお話も、沖縄の人々と繋がっていくことで、自分の居場所を見い出して成功したといえるかもしれません。これらのストーリーを読んで、沖縄移住の妄想を膨らませてみてくださいね。次の移住者はあなたかも知れませんよ。

①沖縄北部でカフェをオープン

沖縄県の北部、今帰仁村(なきじんそん)にある赤瓦の眩しいカフェ「こくう」は、県外から移住してきた熊谷祐介さん、友紀子さん夫妻が、2012年の4月にオープンさせました。この一帯は熊谷さん一家が移り住んだ当時、山を開拓して売り出された分譲地で、お店の周りには何もなかったんだそう。

まっさらな土地にイチから作り上げた店舗です。木をふんだんに使った店内には、大きな窓と縁側があって、沖縄のうつくしい風景を眺めながら、ご飯を頂くことができます。熊谷さん夫妻は、お客さんひとりひとりと向き合う事をとても大切にされていて、その姿勢は、お客さんが増えた今でも変わりません。

こくうのランチプレートは、地元の農家から仕入れた瑞々しい野菜をふんだんに使った和風料理です。熊谷さんこだわりの器も必見です。沖縄の雄大な景色を眺めながら、県外から移住してカフェをオープンさせたご夫妻のお店を楽しんでください。

カフェこくうの詳細情報

住所/沖縄県今帰仁村字諸志2031-138 今帰仁サンシティ希望ヶ丘敷地内
電話/0980-56-132
カフェこくうの詳細情報はこちらから>>

②与那国島(よなぐにじま)でカレー屋さんを経営

日本最西端の島、与那国島にも沖縄移住者がいます。横浜で生まれ育った都会っ子の幸子(さちこ)さんが、ひょんなことから移住することになったのは、与那国島の久部良(くぶら)という集落です。こちらで「ユキさんち」という美味しいカレーが定評のカフェを営んでいます。

与那国島からは、お隣の国、台湾も見えます。幸子さんがカフェを営む傍ら楽しんでいるのが、ビーチコーミング(Beach combing)です。ビーチコーミングとは、砂浜の漂着物を収集したり観察したりする事で、クシで砂浜をすくように細かく探す事から、その名が付いたと言われていて、近年日本でもビーチコーマーが増えているそうです。国境である与那国島でのビーチコーミングは、種、貝、ガラスの浮き球やプラスチックの人形など、お隣の国から流れてきた、ありとあらゆるものが収集できます。

「漂着物を眺めていると、世界のありさまがわかってくる」とおっしゃる幸子さんは、日本漂着物学会の会員でもあります。貝殻やガラスの破片や流木など、気に入った漂着物を拾い集め、そのままオブジェとして自宅に飾ったり、フォトフレームをつくったりして楽しんでいるそう。流れてきたものを眺めて、自然観察をしたりと、ゆったりとした時間を過ごしているそうです。

ユキさんちの詳細情報

住所/沖縄県八重山郡与那国町字与那国4022-315
電話/0980-87-3667
記事「国境の島の歩き方、与那国でビーチコーミング」はこちらから>>

③北部で鉄家具屋さんを経営

長屋一家が沖縄県の北部に移住した時には、二番目のお子さんはまだ産まれたばかりだったそうです。長男、長女、ご夫婦の4人家族で、奥さんは洋裁をしながら家事育児をし、旦那さんは「No Name Iron Works」という名前で、店舗内装やインテリア製作などの鉄家具のオーダーメイドを中心に、活動し生計をたてていらっしゃいます。家の工場での作業なので、ほとんどの時間を家族と一緒に過ごすことができるそうです。

意外にも、鉄家具を作る技術は、沖縄に移住してから独学で勉強したそう。昔務めていた会社で重機の溶接はしたことがあったものの、これで生計を立てる事になるとは思っていなかったんだとか。「田舎暮らしをしたいけど、なかなか勇気がなくて出来ない自分と同世代の人たちに、意外となんとかなるっていうのを見せたかったし、後に続ける様な現地の窓口になりたかった」と明るく語る旦那さんです。

移住した当初はそれなりに大変で、人との繋がりをつくるのに時間もかかったそう。しかし一度繋がると、沖縄は自然と人のつてで仕事がまわってきたりして、地元の方と着々と仲良くなって行くことができたそう。沖縄移住のヒントになりそうですね。手作りのものであふれるキッチンで、幸せそうに笑う奥様が、全てを物語っています。



沖縄には沖縄好きが高じて移住し、オシャレなカフェやショップをオープンさせている方々がたくさんいます。またその方々が、地元の人々が忘れかけている沖縄の魅力を発見し、再発信しているんですね。「沖縄移住」という夢を実現させた方々のストーリーには、沖縄の底無しの魅力を感じます。



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沖縄CLIP編集部


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