お昼から夕方まで営業し、遅めのランチでも気軽に入ることができる沖縄の食堂。沖縄の食堂定食は、Aランチ、Bランチやみそ汁定食と、バラエティ豊富なのも特徴で、初めて訪れる方はびっくりしてしまうほどのボリューム。今回は、そんな食堂の中から、懐かしさを感じる「おふくろの味」をテーマに3つ選び、ご紹介します。あまり気負わず気軽に入れるほっと安らぐ定食屋さんです。
①冬のお昼はやっぱり、「みそ汁亭 秀」の具沢山のみそ汁定食!
「みそ汁亭秀」は、店名にあるみそ汁をメインに、浦添、西原、名護と、県内に4店舗お店をかまえます。沖縄の食堂の多くはみそ汁定食を扱っていますが、みそ汁亭秀は、県内では珍しいみそ汁の専門店。
みそ汁亭秀のみそ汁定食は、レタスや島豆腐、ポークや三枚肉などが入った具沢山のみそ汁がメインのおかず。そして、箸休めとして、小鉢などがわきに並びます。
ボリューム満載な具材にもかかわらず、リーズナブルな価格設定から、ビジネスマンや学生などに人気で、みそ汁亭秀のお昼時間帯は、行列ができるほど。白みそを使ったみそ汁は、ほんわりと甘さがあることで、まろやかな深みを出します。テーブルサイドにある、オリジナルの練り唐辛子で味を変えることで、また違った味の楽しみ方も。
みそ汁定食は、沖縄の定番のおふくろの味。観光の途中、ほっと一息、お立ち寄りください。
「みそ汁亭 秀」西原店の詳細情報
住所/沖縄県中頭郡西原町上原190−1
電話/098-944-0351
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②長寿の村大宜味村で味わう、思いやりの味「長寿膳」
長寿の村として、県内外そして海外からも多くの人が訪れる大宜味村(おおぎみそん)。自然も多く、穏やかな環境の中に、笑みの店はあります。
笑みの店は、ここに住む管理栄養士の金城笑子さんが、大宜味村の薬草や山草の魅力をたくさんの人に知ってほしいとの思いで立ち上げたお店。笑子さんの畑で育てた野菜を中心に、献立をたてます。
一番人気の「長寿膳(前日までに要予約)」は、キビナゴのマース似煮(塩煮)やタピオカアンダギー(タピオカの揚げ)、モーイドーフ(海藻のイバラノリと野菜を煮詰めて冷やし固めたもの)など15種類の品がお盆にずらりと並びます。
沖縄の調理方法をアレンジして作っている笑子さんの料理は、どれも栄養満点。体に思いやりのある、やさしい味を出します。前日(16時まで)に予約を入れると、テイクアウト用の「長寿弁当」の対応も。 沖縄料理をおいしくアレンジする秘訣も教えてくれますよ。
笑味の店の詳細情報
住所/沖縄県大宜味村大兼久61
電話/0980-44-3220
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③日によって食材が変わる「三角食堂」のおかず定食
沖縄県民はおなじみのメニューですが、県外の方は不思議に思う、食堂のメニュー「おかず」。その中で今回おすすめする「三角食堂」は、宜野湾市普天間にある、昔ながらの食堂です。
その日の材料のバランスで食材を選んでいるので、日によって内容も変わるのが「おかず」の特徴。 炒め物が中心のおかずですが、豚肉のうまみが染み渡る、三角食堂のそのほっとする家庭の味は、旅の疲れを癒してくれます。
注文をして、どのようなおかずが出てくるのか同行者とワクワクしながら待つ時間も、楽しい時間です。まずは思い出話としてネタさがしに、訪れてみても良いかもしれません。おしゃれなカフェでは物足りない方、おいしい楽しみ方が三角食堂にありますよ。
三角食堂の詳細情報
住所/沖縄県宜野湾市普天間2-41-1
電話/098-892-8385
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おしゃれなカフェやイタリアンレストランなどで食事をするのも、沖縄観光の楽しみ方のひとつですが、ほっと一息つきたいときは、やっぱり定食屋さん。沖縄ならではの食材を使うメニュー展開も魅力です。遅い時間帯まで定食を提供しており、忙しく回った観光の合間をちょうどよく埋めてくれます。かしこまった料理ではなく、沖縄の素のおふくろの味をご堪能ください。
◎ ほっと温まる、沖縄の郷土料理を提供するお店は、こちらでも紹介しています。
沖縄CLIP編集部
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