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第一牧志公設市場の周辺を散策中「脱ヘルシー!脱オーガニック!」の昼飲み推奨店『ジャンクタコス』でビールに合うタコスを。

旅先で日常を離れた解放感から、昼に飲むお酒は最高に美味しいもの♪ 休日ぐらい栄養やダイエットのことは考えず、好きなものを好きなだけ食べたり飲んだりしたいですよね? 実は最近、那覇市の第一牧志公設市場(だいいちまきしこうせついちば)周辺には昼飲みが出来る「昼飲み推奨店」が急増中なのです。

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市民の台所として60年以上も親しまれてきた市場の周辺は、昭和時代のレトロな雰囲気を残しつつ、時代の流れに対応したお店がうまく調和して並んでいます。 「リゾート的な沖縄ではなく、第一牧志公設市場周辺の雰囲気が大好きで、この場所に根を生やしたいと思ってお店をオープンさせました」と話してくれたのは、大阪出身の店主 宮脇 修(みやわき おさむ)さん。『ジャンクタコス』をオープンする半年前まで大阪で会社員として働き、開業資金を貯めたそうです。雇われて働くのではなく、沖縄で独立し、街の人たちに溶け込みたいと思ったのだそう。

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健康への意識が高まるこの時代だからこそ、お店のコンセプトはあえて「脱ヘルシー、脱オーガニック」。 「実は、タコス屋と言うよりジャンクフード屋として成り立てば、と思っていたんです。決して毎日食べるものではありません。週に1度、もしくは2週間に1 度食べに来てくれれば」と宮脇さん。しかし、逆転の発想のおかげで多くのお客さんの胃袋と心をつかみました。

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昔から沖縄の食文化に根付いてきたタコス。沖縄には数多くの専門店が存在します。「そんな老舗店を超えることは出来ないし、真っ向勝負なんてしません。だからうちは変化球勝負を狙っていきます」と。 なるほど、メニューがユニークなのはそんな理由があったからなのですね。「牛チーズ」「豚てりやきチーズ」「えびマヨ」など、他のタコス屋さんでは見たことのないラインナップが揃っています。 若鶏のから揚げやえだ豆スティック、牡蠣のスモークなどお酒に合うサイドメニューも豊富ですが、こちらのタコスはビールやハイボールとも相性ぴったり。24:00まで開いているので、〆のラーメンならぬ〆のタコスという使い方も良いかもしれません。 

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皮は小麦粉でできたソフトタイプのフラワー・トルティーヤを焼いたもので、それぞれ中には具材がたっぷり挟まれています。こちらは「チーズサルサ」と「BBQソーセージ」にアボカドをトッピングしたものです。トッピングのアレンジも出来るので、その時の気分でお好みに応じてカスタマイズしてみてくださいね。

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私はBBQソーセージにアボカドトッピングをしたタコスをいただきました。もっちり食感の皮にはアボカドとレタス、トマト、チーズ、牛ミンチ、ハラペーニョ(メキシコを代表する青唐辛子)の酢漬け、ソーセージ、フライドオニオン、そしてその下には予想していなかったものも入っていて、一瞬目を疑いました。なんと白ご飯が入っていたのです。タコスに白ご飯なんて大胆な発想ですよね! 「なぜ炭水化物に炭水化物を?」と尋ねてみると「お好み焼きやたこ焼きをおかずにして白ご飯を食べるのは大阪の食文化なので」と。ソーセージと牛ミンチの香ばしさ、瑞々しいトマト、シャキシャキ食感のレタス、カリカリとした歯ごたえがアクセントになっているフライドオニオン、コクのあるチーズとアボカド、ピリッと辛いハラペーニョ…数種類の旨みが複雑に絡み合う美味しさに、ビールも進みました。見た目で驚いた白ご飯も他の具材とうまく調和していて、最後の一口まで美味しく完食! 「ジャンクフード」と謳ってはいますが、食感も味も異なる様々な食材が挟まれているので実は栄養バランス的にも良いのでは、と思いました。
 
お好みのタコスとポテト、ドリンクがセットになったジャンクセットは650円(生ビールの場合は800円)と単体でオーダーするよりもお得です。

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店内はカウンター6席と、外にはちゃぶ台と座敷もあるのでお好きな席でのんびり過ごすのがおすすめです。

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市場で働くおじちゃんやおばちゃんがエプロンをつけたまま休憩にふらりと立ち寄ることも多いそう。「地元の常連客の間に観光客がいて、偶然隣に座った人同士がお酒を飲み交わせる店が理想です」と宮脇さんは語ってくれました。

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タコスはもちろんテイクアウトも可能です。国際通りと第一牧志公設市場だけで終わるなんてもったいない! その周辺のディープな街並みを、タコスを頬張りながら散策してみてはいかがでしょうか?
 
 
 
ジャンクタコス
住所/沖縄県那覇市松尾2-11-16
電話/050-3593-0036
営業時間/13:00~24:00
定休日/日曜日
 
 
沖縄CLIPフォトライター Sachiko
 
 
 
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〜もっと、沖縄が好きになる。沖縄CLIP〜
 

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