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ガイドブックには絶対載らない沖縄のDeepな場所探索

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東京からジャーナリストの友人がやってきたので、ガイドブックには絶対に載らないSandy的Deepな沖縄をフルコースで案内しました(笑)。美しい自然ばかりが注目されがちな沖縄ですが、文化的にも歴史的にもかなり特殊な土地なので、楽しくも悲しい歴史を感じる場所、独特な空気を持った場所などが沢山あります。これからご紹介する場所は楽しめる人とそうでない人が分かれる場所だと思いますが、沖縄の違った1面を見る事ができるスポットです。
 
Cindyという普天間にあるAサインバー。Aサインバーとは本土復帰前の沖縄で、米軍公認の飲食店や風俗店に与えられた営業許可証を持つお店のことです。
 
 
ベトナム戦争まっただ中にオープンしたこのお店は、壁や天井一面に名前が書かれた1ドル札がぎっしりと貼られています。戦地に赴く軍人さんが、生きて帰って来れるようにと願をかけて貼ったのが始まりだとか。もう茶色くなってボロボロになったそのお札たちには、その時々の日付も刻まれています。
 
 
79歳になる現役ママ・清子さんは常連客の戦地での悲報を聞くたびに、その兵隊さんの一番好きだったお酒をグラスに注ぎ、お祈りしたそうです。
 
Ryuukyu.comは宜野湾(ぎのわん)の旧真栄原(まえはら)社交街にあるローカルのにーにー(お兄さん)の溜まり場のバー。
 
 
かつて風俗街として栄えた、別名新町の活気を取り戻そうと、今度沖縄CLIPフォトライターに仲間入りする池宮クンがオープンしました。毎週水曜日は三線ウエンズデーといってみんなで三線を弾きながら琉球カルチャーを語り合います。ストリートカルチャーに詳しい人ならびっくりする様な大物のダンサーやスケーター、ラッパーなども常連。
 
 
一見さんお断りなので観光客が気軽に行く場所ではありませんが、もし繋がりを見つけて店内に入れたら、きっとその琉球ストリートカルチャーの熱さにやられてしまいます。こういうローカルのにーにーたちが地元の伝統的な文化を愛し、現代のシーンと融合させていくところに彼らのカッコよさがあるのです。そんなカルチャーの中心にいる池宮クンの記事が、今後沖縄CLIPでもどんどん掲載されていく予定なので、私もいち読者としてとても楽しみです!
 
 
金武町(きんちょう)は海兵隊の基地があり、ペイデイ(給料日)の次の週末の夜の繁華街は軍人さん達でもの凄い盛り上がりを見せます。
 

 
前出のような60年代から続くAサインバーが今も多数残っていて、お客さんの殆ども米兵さんなので、まるで当時のアメリカにタイムスリップしたような独特の雰囲気があります。
 
 
タコライス発祥の地、金武にあるキングタコス1号店のタコライスは凄いボリューム! 緊張感のある土地でもあるので、もし夜に遊びに行く場合は十分注意してくださいね。
 
 
沖縄は色々な切り口があるので、友人が遊びに来るたびにその人が好きそうな場所を考えてオーダーメイドのツアーを作るのがまた楽しかったりします。けど今度はちゃんと美ら海水族館とかも案内しよう…(笑)。
 
 
 
A Sign BAR CINDY(シンディ)
住所/宜野湾市普天間2-48-8
電話/098-892-0205、FAX:098-893-8888
営業/18:00-04:00(金・土は朝まで)
定休:日・祝
 
 
Ryuukyu.com
沖縄県 宜野湾市真栄原
(一見さんお断り)
 
金武町(きんちょう)
那覇空港から沖縄自動車道を利用し、車で約1時間
 
▼関連サイト:
 
 
沖縄CLIPフォトライター Sandy
 
 
 
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~もっと、沖縄が好きになる。沖縄CLIP~
 
 
 
 

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