沖縄の太陽の恵みをさんさんと受け育った、おいしい島の食材を扱い調理するお店はたくさんありますが、今回ここでご紹介するのは、愛情を受け継ぐ昔ながらの知恵が詰まった体と心においしいお店。気さくな雰囲気とこだわりの食材と味付けは、何度も訪れたいと、そう思わせてくれます。
豆腐店「池田食品」の3代目が受け継ぐ島豆腐を豊かにアレンジ!体に優しい「ソイラボ」の食事
「ソイラボ」は、西原町池田にあるカフェ。その名のとおり、大豆を中心とした体に優しい料理をアレンジ豊かに提供しています。扱う豆腐などの食材はずべて池田食品のもの。豆乳は濃厚でほのかに甘く、クリーミーな舌触り。クリームチーズソースに代用されてドレッシングなどに使用されます。
ランチのプレート料理には、豆腐を包んだトマトソース煮込みのロールキャベツや豆腐のキッシュ、厚揚げのビザなど島豆腐づくし。洋風のアレンジにもぴったりのおいしさです。
ポップでありながらも、木製品を多く使った店内は落ち着いた雰囲気。ベビールームや子供が遊べるスペースなどがあることで、ソイラボでは、小さい子供をかかえるママも安心して食事を堪能することができます。子育て中の旅で沖縄へ訪れるのなら、ぜひ、ソイラボへ訪れてみてはいかがでしょう。島豆腐をしっかりと楽しめる料理と、周りを気にせず長居のできる空間は、旅の会話をさらに弾ませてくれますよ。
Cafe ソイラボの詳細情報
住所/沖縄県西原町池田86-1
電話/098-943-2230
Cafe ソイラボの詳細情報はこちらから>>
やっぱり最後にたどり着くのは、「あめいろ食堂」の家庭料理
那覇市樋川、筋道を入ったところに位置する2階建ての木造古民家が「あめいろ食堂」。どことなく昭和の雰囲気が漂う外観は、あめいろ食堂のイメージにぴったり。踏みミシンの台をテーブル代わりにするなど、店内も昔ながらの家庭のひとこまを彷彿させてくれるような演出です。
そんな居心地の良い空間で頂ける食事は、肉じゃがやサバの味噌など和食を中心としたもの。ランチは、ゴーヤーの白和えなどの季節の小鉢料理が付く定食で頂くことができます。ご飯のお供として出てくるのは、たっぷりの鰹節をいれ、お味噌を溶かした「かちゅー(かつお)湯」。沖縄の家庭では昔から食卓に並ぶ汁物のひとつ。深い出汁の味が、胃袋に染み渡ります。
いろいろな食事を楽しむのが旅の醍醐味ですが、やっぱり最後に必ず恋しくなるのが家庭料理。「あめいろ食堂」は、そんな要望にもしっかりと応えてくれます。
あめいろ食堂の詳細情報
住所/沖縄県那覇市樋川1-3-7
電話/098-911-4953
あめいろ食堂の詳細情報はこちらから>>
シンプルな調味料で島野菜の良さを最大限に!沖縄のおばぁの知恵を受け継ぐ「カフェこくう」
沖縄県北部エリア、「カフェこくう」は、今帰仁村諸志の山の上の開拓地に小さな店舗をかまえます。外から眺めるこくうは、赤瓦屋根が乗っかる伝統木造住宅が、視界に広がる亜熱帯の森林と遠くに見える海に映え、まるでポストカードを見ているような、沖縄らしい風景。
ようやくたどり着けるような、山に囲まれた開拓地。環境と雰囲気が抜群のカフェこくうでは、地元で取れる季節の島野菜を中心としたプレート料理を頂くことができます。提供するのは、和食で経験を積んだオーナーが作る、下ごしらえをしっかり行った料理の品々。こだわりの陶器のプレートには、素材の良さが引き立つ、昔ながらの知恵を受け継いだおいしい料理が彩り豊かに並びます。
沖縄美ら海水族館など、北部エリアへ向かうなら、ぜひドライブコースのひとつとして足を伸ばしてみてはいかがでしょう。沖縄らしさを凝縮したような雄大な景色と、丁寧なおいしい食事は、きっと思い出深いものとなるはずですよ。
カフェこくうの詳細情報
住所/沖縄県今帰仁村字諸志2031-138 今帰仁サンシティ希望ヶ丘敷地内
電話/0980-56-1321
カフェこくうの詳細情報はこちらから>>
島の恵みを堪能できるスポットを3つ選びご紹介しました。いかがでしたか。旬な食材をその季節、その地域でいただくことで、よりおいしく感じることができるのも、旅の醍醐味のひとつですよね。訪れるごとに並ぶ彩りが変化するのも、何度も足を運ぶ楽しさを演出してくれます。
◎ おいしい島の恵みを堪能できるスポットや食材は、こちらでも紹介しています。
沖縄CLIP編集部
沖縄CLIPでは、みなさんがおすすめする沖縄観光情報をお待ちしております。ご投稿はこちらから。
〜もっと、沖縄が好きになる。沖縄CLIP〜