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仕事を忘れ、家族を離れ、自分だけの時間を満喫できるのが一人旅。見慣れぬ風景に身を置き、会ったことのない人と言葉を交わす。日常の自分をふっと離れてみる。そうすることで、普段は気付かない自分や、新しい発見やアイデアに出会うことができる。それが旅の魅力の一つではないでしょうか。
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さて、今回体験させていただいたのは沖縄本島北部にある本部(もとぶ)町の静かな場所を一人で巡るショートトリップ。風に吹かれ、緑に誘われ、ゆったりした時を過ごした小さな旅。それを可能にしたのは一人乗りの「ちゅらまーい Ha:mo」でした。
まだ自転車も乗りこなせなかった子ども時代、親に連れていってもらった遊園地で、虜になったゴーカート。それを思い出させる小さなちゅらまーい Ha:moは沖縄のローカルな旅にぴったりな乗り物でした。
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最初に向かったのは本部町の特産品であるアセロラの専門店「アセローラフレッシュ」。こちらではテレビでも紹介されたことのあるアセロラフローズンを味わうことができます。
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2015年の第6回おやつランキングでグランプリを獲得しただけあって、アセロラフローズンの味わいはかなりのもの。一口で心地よい酸味と甘味が広がって、気分も爽快に。ブレンダーを使っているので口当たりもクリーミーでスムーズでした。
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斜面に建つアセローラフレッシュのすぐ上には、満名上殿内(まんなうぃどぅんち)という拝所(うがんじょ)があります。ここは14世紀の終わりにクーデターを逃れてきた北山王国が身を潜めていたという由緒ある場所です。敷地内には庵(いおり)があって、手が届きそうな距離に亜熱帯の緑が滴る森を見渡せます。
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スタート早々の小休止を楽しんだあと、くねくねした山道を登ってたどり着いたのが、日本でここだけにしかないという円錐カルスト台地でした。
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円錐カルストとは亜熱帯から熱帯の高温多湿な地域で見られる円錐状の丘陵や岩山のこと。今から2億年前の石灰岩が長い年月に渡って雨に少しずつ侵食され、円錐形の地形が残ったのだそうです。
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カルストを縫うように走る県道は高台にあるので爽やかな風が心地よく、間近でさえずる野鳥のさえずりが軽やかなBGMのように耳に優しく届いてきました。
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ジュラシックパークを思わせる珍しい地形に息を飲んだ後、森の中を抜ける遊歩道をしばし散策。沖縄本島中北部に特有なヘゴの木が太古の時代にタイムスリップにした気にさせてくれました。
虫の鳴き声がどこからともなく聞こえてくる道すがら、そこここに顔を覗かせているサクラランやヤブニッケイなど、亜熱帯に特有の植物を眺めて歩くのも楽しいですね。
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細い枝葉が風に揺れる草思樹に手を振って見送られながら向かったのは、知る人ぞ知る超ローカルな人気スポット「恋人ガジュマル」でした。大きな2本のガジュマルが仲睦まじく寄り添うように絡み合っています。
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この日はちょうど、雨降りの翌日ということもあり、深い霧が幻想的な雰囲気を醸しだしていました。道路沿いに咲き乱れるテッポウユリの白い花や、目の前を原始時代に飛んでいたような珍しいトンボ(リュウキュウハグロトンボ)がひらひらと舞う風景は亜熱帯の森ならでは。
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道端の景色に目を奪われながらたどり着いたのは、霧の向こうにぼんやり見えるピラミッドの形をしたユニークなカルストの小山でした。
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あっという間におよそ2時間が経過して、次に目指したのはガイドブックにはおそらく載っていないはずの「ピージャーバンタ」と呼ばれる聖地のような場所。
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ピージャーとはヤギを意味する沖縄北部の言葉です。切り立った斜面を沖縄ではバンタと呼びますが、斜面の一部がヤギの顔に見える見えることからこの名前がつけられたそうです。本島南部の世界遺産「斎場御嶽(せいふぁーうたき)」とはまた違った趣のある厳かで神秘的な空間は、時間を割いても訪れる価値ありです。
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本部を巡る小さな旅もいよいよ終盤に。美しい水がこんこんと湧き出る湧水池とそこから流れ出る小川沿いを整備した「田空の駅 ハーソー公園」に立ち寄ってみました。琉球石灰岩で組まれた湧水池にはアメンボやタナガーと呼ばれる小さな川エビの姿も! 昔懐かしい沖縄の田園風景を再現した水辺の空間にはカルストとはまた違った空気に満ちていました。
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こちらには沖縄そばやヤギ汁を味わえる田空食堂や採れたて野菜など地域の特産品が並ぶ直売所があります。時間に余裕があればぜひ、ゆっくりと足を休めてくださいね。
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国道から裏道に入りしばらく進むと、手つかずの青い海を見渡せる、プライベートビーチのような静かな海岸にたどり着きました。気になる場所があれば、道路の脇に邪魔にならないように車を停められるのもちゅらまーい Ha:moならでは。レンタカーでは入り込めないような集落の小道も地元の人の邪魔にならないように静かに通り抜けることができるのです。
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優雅なシエスタを楽しみたくなるような静かな集落を後にして、海洋博公園を右手に見ながら海沿いの道を走ること十数分。きらめく海を見下ろせる本部大橋をスイスイ渡り、最終地点に戻ってきた時には、数え切れない思い出が心のアルバムに収められているようでした。
地元の人しか知らないような超レアーなスポットを、自然を肌で感じながらゆったり巡る4時間の旅「ちゅらまーい」。レンタカーや観光バスでは味わえない新しい旅の魅力をぜひ堪能してみてください。
文:沖縄CLIPフォトライター 福田展也
写真:沖縄CLIPフォトライター 桑村ヒロシ
■今回福田展也が体験したコースはこちら
日本にここだけ円錐カルスト台地散策ルート
■ちゅらまーい Ha:mo(ハーモ)
2時間コース・3,000円
4時間コース・5,000円
代表番号:090-6866-6305(一般社団法人 本部町観光協会)
お問い合わせ先:churamaai@info-motobu.okinawa
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*この記事は、トヨタ自動車株式会社のスポンサード記事です*