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【結果発表!】第1回 JAL × 沖縄CLIPフォトコンテスト

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第1回JAL × 沖縄CLIPフォトコンテスト(2016年7月1日〜2016年10月31日開催)では、たくさんのご応募いただき、誠にありがとうございました。皆さんの「好き」という想い溢れる沖縄のお写真が、なんと1560点集まりました! 今回はその中から、沖縄CLIP編集長 セソコマサユキと、沖縄CLIPフォトライター 桑村ヒロシが審査員となって、最優秀賞1名、優秀賞1名、佳作5名、入選3名、計10名の入賞作品を選ばせていただきました。

選考会の様子

 

それでは、入賞作品をご紹介いたします。

【最優秀賞】投稿ネーム「YWATAN」さん

海と2色の空、それを遮る雲の配置のバランスがよく安定感があり、幻想的な空の表情をよく捉えていて感動的。沖縄の表情豊かな空のうつくしさを見事に表現した1枚だと思います(沖縄CLIP編集長 セソコマサユキ)

作品名「空と夕日と海と」

撮影場所/58号線
撮影時期/2016年7月
撮影者コメント/ 大きな夕日が雲に落ちて。沖縄は本当に美しいと、そう思いました。

【優秀賞】投稿ネーム「Ryu5」さん

夏色の海辺に大きな飛行機のシルエット。シンプルだけどインパクトが強烈です(沖縄CLIPフォトライター 桑村ヒロシ)

作品名「旅」

撮影場所/糸満市
撮影時期/2016年8月
撮影者コメント/ 海(ビーチ)と飛行機(旅のイメージ)を収めてみました。

その他、佳作・入選のお写真はこちらでご紹介しています! ぜひご覧くださいね♪

 

また第1回に引き続き、第2回JAL × 沖縄CLIPフォトコンテストも開催中です。第2回のテーマは「本当は教えたくない、とっておきの沖縄」! あなただけが知っているとっておきの沖縄をおしえてください。下記ページよりご応募いただけます。皆様のご応募、お待ちしております♪

 

■第2回JAL × 沖縄CLIPフォトコンテスト 応募フォーム

http://okinawaclip.com/ja/photocontest



沖縄CLIP編集部


沖縄CLIPでは、みなさんがおすすめする沖縄観光情報をお待ちしております。ご投稿はこちらから。



〜もっと、沖縄が好きになる。沖縄CLIP〜

 


【沖縄CLIPムービー】Lamp(ランプ)

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国際通りから松尾の坂を少し上った所にあるエキゾチックな雑貨とカフェのお店。店に入ると美しい装飾のランプがずらりと下がりカラフルな雑貨が並んでいます。年に1度、主にモロッコに直接買いつけに行っているそうです。奥にはカウンターとカフェスペースがありタジン料理やカレー、キッシュなどのランチと自家製スイーツが楽しめます。

 

那覇市松尾2-3-25アーバンヒルズ松尾1階
 
音楽 : hacomaco
 
沖縄CLIPムービーライター 小川櫻時
 

【沖縄CLIPムービー】宮城陶器

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やちむん作家・宮城正幸氏が南城市に構える工房におじゃましました。すっきりとシンプルでモダンな印象もあるやちむんが人気の宮城陶器。やわらかなPOPさを感じる図柄の白皿や土を感じる味わい深い風合いの器などが洗練された絶妙なバランスで造形されています。併設のギャラリーで直接購入ができます。

 

南城市佐敷字屋比久328
FACEBOOK https://www.facebook.com/miyagipottery
Instagram : http://instagram.com/miyagipottery

音楽 : MAKOTO MIYATA


沖縄CLIPムービーライター 小川櫻時

島の素材を光らせるていねいな洋食屋【洋食 てぃん(宮古島)】

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神戸出身の2人の料理人が開いた洋食屋が宮古島(みやこじま)で話題になっている。店構えはカジュアルで、接客はフレンドリー。メニューは“宮古牛スジコロッケ”、“宮古牛ハヤシライス”、“自家製カツオツナ”など地元のおいしい素材を積極的に使った本格的な洋食屋。ワンコインでボリュームたっぷりの宮古島プライスとくらべれば、価格的には決して安くはない。けれども、お客さんの9割が地元の人。しかもその多くが移住者ではなく生粋の宮古の人がほとんどだという。

 

 

天を意味する“てぃん”から名付けた「洋食てぃん」。「すべての食材は天からの恵み。敬意を払ってていねいに、無駄が出ないようにつくっていきたい」という思いに貫かれたこの店は竹澤さん夫妻によって2014年に誕生して以来、地元にしっかりと根付き、地元の人に愛されているお店だと言えそうだ。

 

 

テーブルについて最初に出てきたのは“島タコのカルパッチョ タプナードソース添え”(880円)。宮古島市内でバーを営むタコ突き名人が近くの海で仕留めたというタコは、つるりと滑らかで新鮮そのもの。お皿に添えられたパプリカパウダーとイタリアの岩塩が素材のおいしさを引き立ててくれる。

 

 

 

2番手は、“自家製スモークベーコンのシーザーサラダ”(1,000円)。沖縄県産の豚バラ肉を塩とローズマリーをメインにしたハーブで10日間漬け込んで、45時間じっくりと燻したベーコンと宮古島産のベビーリーフの相性が抜群。トーストされたバケットと半熟卵をベーコンや野菜と一緒に混ぜ合わせて食べるのでお腹も満足。

 

 

続いていただいたのは“ハンバーグ”(1,000円)。宮古島から飛行機で30分足らずの多良間島(たらまじま)でストレスなく育った多良間牛に国産豚ミンチを合わせたやさしい味が人気だそう。こんがりと焼き上げられた表面と適度な食感のバランスが好印象。焼いた牛骨に野菜と牛スネ肉を加えて3日間じっくり煮込んだ自家製デミグラスソースはなかなかのもの。

 

 

食後のデザートはバニラビーンズ入りの卵黄が多めの自家製プリン。子ども連れのお客さんが多いということもあり、カラメルソースは苦味控えめ。かといって、決して甘すぎることのない上品な仕上がりで年齢を問わず楽しめそう。

 

 

10数年前に初めて旅行で宮古島を訪れた時、ここで暮らしたいと思った竹澤圭子(たけざわ・けいこ)さんは当時、畑違いの会社勤め、どうやって生活するかを考えて、結果決めたのが大好きな洋食屋。神戸に戻って修行を始めた洋食屋さんで知り合ったのがのちにパートナーになる竹澤良太(りょうた)さん。聞けば、圭子さんとは違って沖縄に興味はなかったという良太さん。お付き合いを始めて最初の夏に彼女に「連れられてきた」宮古島にすっかりはまり、道連れに。最初は小さなお店をひとりで持とうと思っていた圭子さんにとって良太さんとの出会いはただならぬものだったようだ。

 

 

「洋食屋といえばハンバーグとカツレツのイメージでしたけど、20年以上の経験を持つ彼がいるのでメニューもかなり広げることができましたし、クオリティも深めることができました」。目を細めて語る圭子さんたちの方針は、地元の素材でおいしいものをつくること。

 

 

牛や豚のほか、香りが強いハーブに、鯛に近い食感のアカマチや新鮮さが自慢のカツオとマグロなど、地元のいいものにこだわっているそうだ。現在は鹿児島を使用している鶏も、宮古実業高校と協力して取り組んでいる“宮古島のおいしい鶏を育てるプロジェクト”成功しだい切り替える予定とのこと。「おいしいものは身近にもあるし、身近な素材でもおいしいものを食べられるんだと、島の人に伝えたい」。ふたりの思いやがんばっている姿勢はちゃんと島の人に伝わっているようだ。

 

 

洋食 てぃん

住所/沖縄県宮古島市平良西里397-1

電話/0980-79-5334

営業時間/11:3014:00 17:3021:00

定休日/木曜日

Webサイト/

 

沖縄CLIPフォトライター 福田展也

 

 

《宮古島のおすすめの店》

 

モジャのパン屋

ニンギン商店

リッコジェラート

 

 

 

まだまだ知られていないあなただけが知る沖縄の魅力を是非教えてください。沖縄の旅行情報のご投稿はこちらから。

~もっと、沖縄が好きになる。沖縄CLIP

【沖縄CLIPムービー】fish & chips まるたま

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那覇市中心街や観光スポットからは少し離れた、那覇新港にほど近い場所にあるfish & chipsのお店。「ジャンキーなおいしさをヘルシーに!」をモットーに、沖縄の揚げ物文化に新風を吹きこんでいます。ホキやシイラなどの白身魚のフライやイカのフライ、カリッとしたポテトフライ、やんばる鶏の唐揚げや各種フリッターなど厳選した食材を良質な菜種油で注文後に丁寧に揚げてくれます。オリジナルのディップは絶対につけましょう。香草fishサンドで軽く食事するも好し、フライのセットで昼からビールなんて最高です。

 

沖縄県那覇市曙2-15-12-102
http://marutama.ti-da.net

音楽 : TROPICALISM

沖縄CLIPムービーライター 小川櫻時

沖縄の優しさと緩さを感じる読谷(よみたん)村のバインミー(ベトナム風サンドイッチ)カフェ「cafe NY」。

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「日本1人口の多い村」として認定された読谷(よみたん)村。素朴な自然の美しさに溢れ、静かな時間が流れる長浜地区には、本州や海外からの移住者の貸別荘が建ち並び「読谷村のビバリーヒルズ」と呼ばれるほど。そんな長浜地区の海沿いに、手作り感溢れる小さなカフェ「cafe NY」がある。
 
 
 

 

 
ここでは海を眺めながらバインミーを食べ、とても気持ちの良い時間を過ごすことができる。オーナーの津波加奈子さんは東京都出身。暖かい気候を求めて沖縄へ移住してきた。加奈子さんはきれいな海と静かな生活環境がある長浜地区が大好きで、この場所に馴染み、暮らしに寄り添うようなお店を始めたいという思いがあった。東京の実家に帰省した際、近くのベトナム料理屋のバインミーを食べ、そのおいしさに感動。これを沖縄で提供しようと決めた。手軽な料理ゆえ調理器具も食材もシンプルだが、cafe NYのバインミーにはしっかり加奈子さんの人柄とこだわりがつまっている。
 
 
 

 
耳を澄ましていると、パンの焼き上がりを知らせるオーブントースターの音、ステンレスの調理器具が重なり合う音、サテー(ベトナム風ラー油)を混ぜる音などが聞こえてくる。丁寧に手際よく、調理される場所から聞こえるその音は耳に優しく響く。加奈子さんの鼻歌のような優しい声、目の前の海の景色との調和がとても心地良く、眠気を誘うほど。そこから、加奈子さんの人柄を感じることができる。
 

 

 

 
バインミーは大根、人参の甘酢漬け、パクチー、きゅうり、オリーブオイルをベースに、メインの食材は「自家製ハムのクリームチーズ」と「ピリ辛チキン」の2種類から選ぶ。最後にかける味の要となるサテー(ベトナム風ラー油)はレモングラス、にんにく、島唐辛子を植物油で揚げたものだ。その3種類はすべて加奈子さんのおじいの畑から収穫された、とても愛情深い食材。パンは近所のパン屋さん『おとなり屋』に特別に焼いてもらった卵・バター不使用の天然酵母パンだ。
 

 
加奈子さんはお客様が出来上がりを待つ時間、食べている時間に積極的にコミュニケーションを取る様に心掛けている。現在は外国人客8割、日本人客2割だそうで、もっと日本人旅行客にも来て欲しいと言いつつも、「沖縄旅行の貴重な1食をここで済ませるのはもったいない。少し小腹が空いた時にふらっと気軽に来てもらいたい」と謙虚に語ってくれた。
 

 


 
ベトナム料理なのになぜ店名がNY(ニューヨーク)なのかを聞くと、旦那さんが隣で営業するバーの名前をそのまま使ったのだそう。また営業も1週間のうち、木曜日から土曜日までの3日間、11時30分にオープンして売り切れ次第終了という具合い。ここのバインミーがすっかり好きになってしまった私は、もっと営業日を増やしてして欲しいと伝えた。すると加奈子さんは、「自分の時間、家族との時間を大切にしたい。もう少し時間に余裕が持てるようになればそうしたい」と笑って答えた。良い意味で頑張らず、自分のペースでお店に立つ加奈子さんは沖縄の中でも、ここ読谷村長浜地区によく馴染んでいるように感じる。近くを通った際はぜひ、cafe NYへ。長浜の素朴な自然と静かに流れる時間、加奈子さんの優しい雰囲気とバインミーのおいしさに、心満たされるはずだから。
 

 
cafe NY
facebookページ:https://www.facebook.com/Cafe-NY-1632878013706095/?fref=ts
住所:沖縄県中頭郡読谷村字長浜135-3
営業時間:11:30~売り切れ次第終了
定休日:日曜日から水曜日
 
沖縄CLIPフォトライター 村上佑
 
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~もっと、沖縄が好きになる。沖縄CLIP~

ホントは教えたくない“超お得な”今帰仁の旅【PR】

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那覇空港から車で約1時間30分。沖縄県北部に位置する今帰仁村(なきじんそん)は、世界遺産今帰仁城跡をはじめ、古宇利大橋でつながっている 古宇利島(こうりじま)など、人気の高い観光スポットがあるエリアです。今回、「本当は教えたくなかった超お得な旅」をご紹介します!いったい何が超お得 なのか?最後まで注目していてくださいね。秘密はこの先に…
 
 
本当は教えたくないスポット、その場所とは意外な場所にありました!
 
古宇利島の頂上まで登ったことはありますか?頂上には展望台(アマジャフバル農村公園)があり、そのすぐ隣りにあるのが、とっておきの一棟貸し『ワンスイートホテル&リゾート古宇利島』のパノラマスイート。
 
 
一棟まるごと貸し切るので、誰にも邪魔されないあなただけのプライベートな別荘をいかがでしょう。秘密の“隠れ家的”でとても魅力です。そして何より、車の音など人工的な音は皆無で、静寂なひとときを過ごせます。
 
白い壁の向こうをちょっと覗いてみたくなりませんか?いったい、どんな造りになっているのでしょうか?
 
 
敷地に一歩入ると、そこは別世界…。
 
聞こえてくるのは、鳥の声、風にゆれるサトウキビや草木の音など、天然の音のみ。いつもとは違う非日常のなかで、極上のリラックスタイムを過ごせること間違いなし。
 
 
島の頂辺にあるホテルの屋上からは、360度眺望できるパノラマに広がる風景を眺めることができ、絶景を一人占め(あなただけのもの)にすることができますよ!
 
 
さらに屋上には、なんとジャグジー風呂も付いています。ジャグジーに浸かりながら青い空や海を眺めたり、朝陽やサンセット、満天の星空の下で湯船に浸かり、これ以上にない贅沢なひとときを過ごせることでしょう。
 
そして、気になる屋内は、どのようになっているのでしょうか…?!
 
 
天上が高く、広めの空間が心地良いリビング。真空管アンプのオーディオが備え付けられているほか、大型テレビも装備されています。ここにいると、もうテレビは付けなくてもよいと思えるほど、世俗的な世界から離れて、自分たちだけの特別な時間を大事にしたくなります。
 
 
リビングのひとつ上の階には、広めのベッドルームがあります。グループでの宿泊の場合は、部屋の中央にしきりがあるので2つに部屋を分けることもできます。
 
 
お部屋のすぐ隣りにはお手洗いとバスルーム。バスルームからは東シナ海が広がり、海の向こうには伊是名島(いぜなじま)や、伊平屋島(いへやじま)が望めます。
 
そして、それだけではありませんでした…
 
 
ベッドルームのベランダには、ブランコ型のチェアーが設置されています。そこに座って、ゆらゆらと揺られながら、のんびりと本を読んだり、景色を眺めたり、ゆっくりとくつろげます。
 
 
ホテルのフロントは、島の下にあるカフェ&レストラン『Llota(エル・ロタ)』になります。あえてフロントが車で5分のところにあるのは、まさに「“誰にも邪魔されない”プライベートな空間(宿)」を演出しているのだそうです。
 
 
カフェ&レストラン『Llota(エル・ロタ)』は、2015年11月3日にグランドオープンしたばかり。これまでは、お客様のお部屋へプライベートシェフとして伺うスタイルでしたが、多くのかたに評判の赤坂望シェフの味を堪能していただきたいと、この度オープンすることになったそうです。
 
化学調味料や添加物は一切使わず、沖縄北部の地元食材にこだわった“アイランドキュイジーヌ”とは、どのような味わいのお料理なのでしょうか?
 
 
まずは『Llota(エル・ロタ)ランチ』(税込2,300円)。魚料理と肉料理があり、週替わりメニューですが、この日の魚料理は『県産鮮魚 のソテー・リゾット仕立て』。五穀米で炊いたリゾットとキノコが入ったクリームソースをくずして混ぜながら食べるのですが、五穀米はチーズをかけて焼いて いるのでカリカリという食感と、クリームを混ぜたときのリゾットのようにやわらかい食感が楽しみながら味わえます。
 
 
肉料理のほうは、県産豚のお肉がいっぱいついた軟骨を、白ワインビネガー、白ワインを使って3時間かけて煮込んでいるので、出汁もよく出ていて、軟骨部分までとろっとろ。お肉もついているので食べ応えがあります。地元(沖縄北部周辺)の県産野菜も添えられています。
 
 
『Llotaブイヤベースランチ』(税別2,800円)。その日獲れたての鮮魚、甘エビ、ムール貝、ハマグリをじっくりと煮込んだ出汁の濃厚な 味わいと、季節の旬な野菜を一緒に煮込んだ料理で、お好みで、粉チーズやニンニクベースの卵黄が入った特製ソースを入れていくとまた違う味わいを楽しめま す。このブイヤベースに、バケットをつけて食べるととてもおいしいですよ。
 
さらに、とっておきのメニューもご紹介!今帰仁ならではのスペシャルな食材といえば…?あれですよね!
 
 
ここ今帰仁でしか味わえないのが、幻の黒豚“今帰仁アグー”。絶妙な火加減で焼き上げたアグー肉に、屋我地島(やがじじま)の塩・ゆず胡椒・ シークワーサー・マスタードの4種類の味を付け合せて食す食す…と!!…この味わいは食べてみなければわかりませんっ!今帰仁アグーは、放牧飼いでエサから違うので、脂がやさしく胃もたれもせず、旨味も多いのが特徴のお肉ですよ。
 
 
古宇利島大橋も一望できるので、ランチだけでなく、カフェタイムにもおすすめ。コーヒーやカフェラテ、スイーツなどをいかがでしょう。ココナッツ風味のブラマンジェは、甘過ぎないベリー系のソースが上品な味わいです。
 
 
夜はディナーを予約して貸し切ることもできます。星空を見ながら、素敵なディナータイムを過ごすのも良いですね。
 
 
今帰仁は、夜も美しいエリアなのです。日が暮れ始めると、満天の星が宝石のように輝きはじめます。どんな人工的なイルミネーションの光よりも勝ると思いませんか?
 
 
明朝は、見事な朝焼けで目覚めました。空気も澄んでいるので、とても気持ちが良いのです。ぜひ、あなたも特別な今帰仁村の旅に訪れてみませんか?
 
※そしていったい何がお得なのか、実は今回の旅、何と、「ふるさと納税」のお礼品で宿泊したり、食べたりできるんです!! 詳しくは、下記をご覧くださいね。
 

◎ワンスイートホテル&リゾート2泊3日食事付ペアご宿泊券
  http://www.naki-huru.com/products/detail.php?product_id=101

 
 
〈※ふるさと納税とは〉
ふるさと納税とは、自治体への寄附金のことで、個人が2,000円を超える寄附を行ったときに住民税のおよそ2割程度が還付、控除される制度です。
お得な返礼品をもらえて、なおかつ地方の役に立てるということで、とても注目されています。
 
詳しくは総務省ふるさと納税ポータルサイトをご参照ください。
 
〈※沖縄県今帰仁村ふるさと納税サイト〉
今帰仁村は、「ムラ・人・農が織りなすゆがふむら」を将来像に、村の自然、歴史、文化を大切にした個性豊かなむらづくりを進めています。
ふるさと納税の返礼品等の情報をまとめた特設サイトをぜひご覧ください。
 
◎今帰仁村の村長よりご挨拶:
 
◎ワンスイートホテル&リゾート古宇利島:
 
◎Llota(エル・ロタ):
 
 
沖縄CLIPフォトライター 桑村ヒロシ

島のクラフトピクニック in 浜比嘉島、伊計島【PR】

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秋も深まるこの季節。穏やかな日射しと清々しいそよ風を楽しめる過ごしやすい沖縄の11月は、各地で様々なイベントが開催されました。
 
今回は、沖縄本島から車で辿り着ける小さな島々で行なわれた素敵なイベント「島のクラフトピクニックin浜比嘉島(はまひがじま)、伊計島(いけいじま)」をご紹介。
 
うるま市は人口およそ12万人の市町村ですが、橋で繋がる4つの島(伊計、宮城、浜比嘉、平安座(へんざ))の人口は年々減少しています。各島にあった小中学校も統廃合となり、島の賑わいが色褪せているのが現状です。そこで「島の空き家を使って沖縄の原風景が残る島の素晴らしさを、多くの人たちに知ってもらいたい!」という思いから、空き家、古民家、廃校になった小中学校を利用したアートイベントやクラフトイベントが5年ほど前からスタートしました。
 
廃校になった中学校を利用した会場
 
今回開催された「島のクラフトピクニックin浜比嘉島、伊計島」は、2つの離島を会場に。伊計島では古民家を利用して、ガラス、やちむん、アクセサリーなどのクラフト作家や県内で人気の飲食店が出店。地図をたよりに散策しながら、古民家ポイントに寄って楽しむワクワク探検タイプ。浜比嘉島は廃校になった浜中学校の跡地を利用したクラフト市。のんびりとタープの下でお茶したり自分のペースでお買い物を楽しめるスタイル。
 
可愛いイラストが施されたエリアマップ。近隣のオススメ店舗もチェックしてみて
 
まずは伊計島からスタート。本部でエリアマップをゲットして、いざ集落へ。
 
 
外壁には色とりどりの楽しげなガーランドが。各出店者が古民家をアレンジしたり、こだわりの演出をしているのも見どころのひとつでした。
 
 
庭先にずらりと並ぶ器と外壁の向こう側に見えるセメント瓦の屋根は、島ならではの風景。古民家とやちむんの相性は想像以上にピッタリ。陶芸作家さんもみな笑顔。みんな和装でおもてなしする作家さんグループも。
 
 
古民家には3~4組が共同で出店しているところもありました。おにぎりや豚汁のお店と民族衣装店、そこにカラフルな毛糸を木に巻き付けたアーティスティックな作品があったり。独特の個性を持つお店たちも、古民家に入るとスッと馴染んでしまいます。子供たちも嬉しそうにお庭を駆け回っています。
 
 
地元うるま市で美味しいトルティーヤを提供してくれている、トルティーヤファクトリーの山田さんは以前から古民家でトルティーヤを焼くのが夢だったそう。うるまの美味しい素材を使ったトルティーヤを、訪れるお客さんに満面の笑みで嬉しそうに作っていました。
 
 
生地に津堅島(つけんじま)の「にんじんパウダー」を練り込み、トッピングに伊計島の「黄金芋(おうごんいも)」が入った、地元愛に溢れたトルティーヤ。
 
 
エリアマップに載った12個カ所のスタンプポイントを巡ると、もれなく景品がもらえるスタンプラリー。車社会の沖縄なので日頃の運動不足の解消にも役立ちますね。
 
やちむんや琉球ガラスなどの工芸品の他に、石獅子、絵本、紅型、アクセサリーなどユニークな作品がたくさん並びます。
 
伊計島の立派な古民家の庭に並ぶスタジオde-jinの石獅子
 
絵本作家savaの色とりどりの紙芝居や絵本がずらり
 
鮮やかな色合いと柔らかい手触りが人気のjiiのハンドメイドの洋服たち
 
 
ところ変わって浜比嘉島の会場は、浜比嘉大橋を渡って右側の浜地区にある浜中学校の跡地。
 
 
会場の他に、夜光貝を磨いたシェルクラフトジュエリー「kainowa」のギャラリーやトンボ玉のアクセサリー「緑の風」などの工房がスタンプポイントとなってクラフトピクニックを盛り上げています。
 
浜中学校跡地では、グランド全体に手づくり作家の作品が並んでいる
 
 
会場では、木工作家や革職人によるワークショップも開催されてました。美味しいごはんと優しい笑顔、楽しげなクラフト市。盛りだくさんな内容の島のクラフトピクニック。来年はまた、どんなイベントになって帰ってくるか今から楽しみです。
 
 
イベントの主催は『プロモーションうるま』。彼らが掲げるコンセプトは「100年後のうるまを作る」。少子高齢化の進む小さな島々が持つ地域資源を見つめ直し、未来へ繋げる活動を行っています。その一環として「島のクラフトピクニック」も開催されました。出店者も彼らの思いに賛同して集まる人たちばかり。うるまの小さな島々が100年後も人々の笑顔で包まれている様子を思い描いて、是非、お休みの日にでもフラッと島を散策してみて下さい。きっと素敵な島の景色に出会えるはず。
 
 
 
島のクラフトピクニックin浜比嘉島、伊計島
 
開催日/2016年11月26日(土)、11月27日(日)
時間/10:00~17:00
場所/伊計島集落、浜比嘉島集落&浜中学校跡地
 
 
【問合せ】
一般社団法人プロモーションうるま
住所/ 〒904-2213 沖縄県うるま市字田場1304-1
電話/098-923-5995
 
 
沖縄CLIPフォトライター monobox(河野哲昌、こずえ)
 
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まだまだ知られていないあなただけが知る沖縄の魅力を是非教えてください。沖縄の旅行情報のご投稿はこちらから。
 
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お試し移住してみませんか?「島の家プロジェクト」【伊計島】〔PR〕

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※伊計島では現在、試住(お試し移住)希望者を募集しています。詳しい募集要項は記事文末をご確認ください。
 
 
旅先としてはもちろん、移住先としても人気が高い沖縄県。冬でも暖かいし、人はフレンドリー、街並みはエキゾチックでどこか懐かしくもある。人によって心惹かれるポイントは様々で、その魅力は旅人の目には眩しすぎるほど。
 
 
そんな沖縄に住んでみたいと思い立っても、コネもなければあてもない。「住めば都」という言葉がある一方で、理想と現実のギャップというのもあるのは事実。移住を考えたことがある人ならば「さて、どうしたもんだろう?」という疑問符が頭の中に浮かんだ経験をお持ちだろう。誰にでもあるそんな不安を解消してくれそうな移住希望者向けのプログラムがあるというので早速話を聞いてみた。
 
 
訪れたのは古民家や琉球石灰岩を切り出して作られた石垣など沖縄の原風景を色濃く残す伊計島(いけいじま)。離島とはいえ本島と「海中道路」という橋でつながっているので那覇市からでも車でわずか1時間と10分あまり。シークレット感溢れるビーチや手つかずの自然が残されていることもあってショートトリップを楽しみに来る人が少なくない人気の島。嬉しいことにそんな伊計島で移住促進の取り組みが始まったそうだ。
 
 
2016年12月から2017年2月にかけて実施されている「島の家プロジェクト」もその一つ。島への移住を考えている方を対象に、空家を一定期間提供し、お試し移住を体験してもらおうというものだ。今回対象になっている“島の家”は築100年と伝えられる昔ながらの赤瓦屋根の古民家。敷地面積は200坪以上。庭には由緒ある家にしかない石積みの涼み台と呼ばれる一角まである名家で“お試し移住”ができるというのだから驚きだ。4泊以上7泊以内、1組4名までの利用で料金は1泊ではなく1回あたりわずか3,000円。利用にあたっては集落内に住む人との交流やアンケートなどへ協力することが条件となっている。
 
 
住み慣れた地域内での引越しとは違って、文化の違う場所への移住は誰にとっても不安なもの。物件そのものが予算や好みに合うのはもちろんのこと、近所にどんな人たちが暮らしているか、人間関係を上手に築いていけそうか、日々の買い物や休みの日のお出かけ、病気や怪我のときの病院など、住んでみないとわからないことはたくさんある。そうしたチェック項目を、一つずつお試し移住の期間内にクリアしてもらうことでスムーズな移住をお手伝いしようというのがこの企画の狙いだという。
 
 
聞くだけで魅力的なプロジェクトではあるが、そこがどんな場所なのか事前に少しは知っておきたいもの。そこで、すぐ隣の集落に住む先輩移住者の河野さんご一家に移住にあたってのいろいろをご教示いただいた。
 
 
河野さんは東日本大震災が起こった2011年3月に移住を決意。その年の12月に軽貨物自動車一台に荷物を積んで一家4人で沖縄に上陸。まずは住む場所を確保したいと那覇市内の不動産屋に飛び込んだ。家族で暮らせそうな物件を見てみたが、仕事が決まっていなかったために契約にたどり着くことができなかったそうだ。
 
 
不動産屋さんがダメならば、自力で探すしかないと、本島を南から北へ、北から南へと家探しの旅へ。うるま市の海中道路を渡って宮城島(みやぎじま)に到着した時に、電信柱に「空室」と書かれた貼り紙をたまたま見つけた。「礼金も、敷金も保証金もなしでおまけに海が見える角部屋だったんですよ」と河野公二さん。
 
 
「嬉々として暮らし始めましたよね。まずは隣近所に挨拶をしなきゃと隣の隣の部屋を訪ねたのが次なる幸運の始まりでした」と目を細める。「わざわざ引越しの挨拶に来るなんて感心だと、その人は知り合いの漁師に電話をかけ、活きのいい魚を届けてもらい引越し祝いをしてくれました。それからおつきあいが始まったんですが、今住んでいるこの古民家を紹介してくれたのも実はその人なんです」
 
 
あいさつが何より大切だと公二さんは考えている。「沖縄の人はこちらがやったことを二倍にして返してくれる」とも。「家に帰ると玄関に採れたての野菜が置いてあったり、近所の“おばぁ”がうちの子にお小遣いをくれたりするんですよね」。そういう沖縄の人の優しさに支えられ助けられて暮らしているからこそ、空家が朽ちていったり、取り壊されるのを目にするのはとても辛いという。「なんとかしてこの集落にもっともっと人が住むようになってほしい」と考えるのは、島で生まれ育った人だけの願いではないようだ。
 
 
「この島からは離れられないです」とお連れ合いの瞳(ひとみ)さんもすっかりここでの暮らしに馴染んでいる。「家から海が見えて、子どもを自由に“放し飼い”にしておける広い庭があって、コンクリートの代わりにサンゴのかけらが敷き詰めてあるような、そんな家があればなおいいとは思っていますが、子どもにとっても私たちにとっても最高の環境です」と瞳さんは目を輝かせる。

 
 
庭先にはパパイヤ、モリンガが植えられているし、軒先には若いバナナが追熟のために吊るしてある。自然との距離が近い島での暮らしが瞳さんにとってどれほど心地よいか、はたから見ていてもよくわかる。
 
 
「もし難点を挙げるとしたら雨漏りの修理でしょうか」。古民家での生活は快適には違いないようだが、いいところばかりではないらしい。裏座(北側の部屋)の床下には巨大なシロアリの巣があったので床は張り替え、壁も自分たちで漆喰を塗り直した。古民家には玄関は付いていないので、どうしようかと考えていたら、近所の人たちが新たに付け足してくれたそうだ。
 
 
今回ご紹介した移住促進が取り組まれているお隣の伊計島にも、もちろん宮城島と同じように、親切でユニークな島の人が少なくない。海外や県外での長年の生活を経て、島にUターンしてきた岸本次夫さんや「島の家プロジェクト」の事務局を務める仲宗根多恵美さん、仲宗根さんの同僚で「島の家」の向かいの古民家で暮らしている石川ゆうこさんは伊計島に移住しようと真剣に考えている人たちをできる限りバックアップしてくれるはずだ。
 
 
行きたいときにいつでも歩いて海に行きたい。のんびりゆったりした時間を過ごしたい。人と人の距離が近くて温もりのある近所付き合いをしたい。伝統文化と近い暮らしを楽しみたい。伊計島に住みたい理由はひとぞれぞれ。論より証拠、悩むより動け。移住を考えているみなさん、まずは問い合わせから始めてみてはいかがだろう。
 
 
【伊計島・島の家プロジェクト】※現在、試住希望者募集中。
利用料金/3,000円/回(4~7泊)1棟貸し、1組4名様まで利用可
実施期間/2017年2月末まで
※プロジェクト内のプログラムにご参加ご協力できる方が対象です。
 内容、空き日程などはお問合せください。
 
■お申込・お問い合わせ先
一般社団法人 プロモーションうるま
住所/沖縄県うるま市田場1304-1 1F
電話/098-923-5995
 
 
 
沖縄CLIPフォトライター 福田展也
 
 
《沖縄の移住者》
 
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ふるさと納税で宿泊しよう! 今帰仁村自慢の自然浜ウッパマビーチに隣接するリゾートホテル・ベル・パライソ【PR】

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今帰仁村(なきじんそん)を代表する老舗の観光ホテルをご紹介! 運天港から車で5分のところにある『リゾートホテル・ベル・パライソ』は、今帰仁村が誇る自然浜『ウッパマビーチ』に隣接しています。このビーチは、沖縄本島でもっとも長いといわれていたロングビーチで、現在でも約1キロメートルに渡って天然の白浜が続いています。その海へ、ホテルからは徒歩0分! ホテルからすぐビーチにアクセスできるリゾートホテルは、実は県内でもココだけといわれています。
 
 
しかも全室オーシャンビューで、その美しい風景を眺めることができます。右手には、観光客にも大人気の古宇利島(こうりじま)や古宇利大橋がよく見えるのもポイント。天気の良い日は、遠く伊平屋島(いへやじま)、伊是名島(いぜなじま)まで見渡せます。
 
 
なんといっても驚きなのが、客室とても広いこと! その広さはスタンダードでも45平米もあります。ゆったりした空間に泊まると、心にもゆとりができて大らかな気分で過ごすことができそうです。
 
 
さらに、スイートルームにいたっては、なんとなんと! 75平米もの広さがあります! ベッド2つに大きめのソファーセット。そして奥には6畳の和室も付いているので、ごろんと横になってくつろぐこともできます。バルコニーもかなり大きめなので、海からの風を感じながら、のんびりと青い海と空を眺めるのも良さそうです。
 
 
それから夕食でおすすめは、ホテル内にある居酒屋『海人(かいと)』。オリオンビールの生ビールがリーズナブルだったり、沖縄料理の定番の各種チャンプルーをはじめ、アグー豚肉料理、ジーマミー豆腐、島ラッキョウなど地元の食材を使用したメニューを中心に居酒屋メニューもあります。オススメの飲み物は、地元の泡盛『美しき古里』の古酒30度。今帰仁村の乙羽山(おっぱやま)の麓の水を存分に使用し、じっくり熟成させることで、香り高く、深いコクとまろやかな味が特徴です。
 
店内の海側には大きな窓があり、夏季は午後8時頃までは明るく、広大な東シナ海や古宇利島が見え、陽が暮れると砂浜と海がライトアップされ、幻想的な風景になります。また、居酒屋のほかにはレストランもありますし、食後そのままお部屋に戻ることができるのは楽で良いですよね。
 
 
目の前に美しい自然浜があるほか、人気スポットの古宇利島まで15分、世界遺産の今帰仁城へは15分、美ら海水族館には20分の立地にあるので、ベル・パライソを起点にして今帰仁周辺の旅をじっくり楽しんでみてはいかがでしょうか。
 
 
※今回ご紹介したホテルは、今帰仁村にふるさと納税したかたへのお得な返礼品のひとつでもあるので、詳しくは下記をご覧くださいね。
 
 
〈※ふるさと納税とは〉
ふるさと納税とは、自治体への寄附金のことで、個人が2,000円を超える寄附を行ったときに住民税のおよそ2割程度が還付、控除される制度です。
お得な返礼品をもらえて、なおかつ地方の役に立てるということで、とても注目されています。
 
〈※総務省ふるさと納税ポータルサイト〉
 
〈※沖縄県今帰仁村ふるさと納税サイト〉
今帰仁村は、「ムラ・人・農が織りなすゆがふむら」を将来像に、村の自然、歴史、文化を大切にした個性豊かなむらづくりを進めています。
ふるさと納税の返礼品等の情報をまとめた特設サイトをぜひご覧ください。
 
◎今帰仁村の村長よりご挨拶:
 
◎ベル・パライソ:
 
 
沖縄CLIPフォトライター 桑村ヒロシ(KUWA)
 
 
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冬の沖縄観光に新コンテンツ登場!? スポーツツーリズムを牽引する『沖縄スポーツ能力測定』開催【PR】

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去る11月23日(水・祝)、那覇市は奥武山公園(おうのやまこうえん)内の沖縄県体協スポーツ会館(2F)にて、『沖縄スポーツ能力測定』が開催されました。当イベントは、一般社団法人 スポーツ能力発見協会(東京都板橋区)が全国的に展開する事業で、沖縄の旅行業者である株式会社シャイニング(那覇市)がコラボレーション。(第1回のタイトルは異なりますが)沖縄開催としては2回目となるイベントです。
 
 
11:00〜15:00までの4つの時間帯で、ファミリー層を中心に、スポーツチーム、学校の部活動、また保護者や指導者など計130名以上が参加しました。

 
多くの子供たちが、ワクワク&ドキドキしながらアクション! そして、不思議そうにマイデータを目の当たりにし、親や友達同士であーでもないこーでもないと言いつつ、目をキラキラ輝かせていました。
 
 
 
事前申請した参加者は、スポーツ能力発見協会が提唱する「SOSUスポーツ能力測定」の理論に基いて、測定を受けます。具体的には、①10Mスプリント、②敏捷性、③ジャンプ力、④バランス力、⑤反応ステップ、⑥スイングスピードの6項目を10分程かけて、世界のトップアスリートも採用している最新のモーションキャプチャー技術で測定に挑みます。
 
 
 
その場でデータ化された各自の運動能力の詳細とその分析を元に、アドバイザーから、個々に適したスポーツや競技などの助言を受けるという、ユニークな内容です。例えば、集団スポーツにおける最適なポジションが分かったり、個人競技では有効なプレースタイルを知ることができます。また、これまで挑戦したことのない新たなスポーツに挑戦すべき!という判定も。
 
 
こうして、自らの運動能力が数値で具体的に表示されることで、強みや弱みをチェックし必要な練習課題を、論理的に把握。これまで、ありそうでなかった科学的アプローチに、大人も子供も興味津々!
 
 
当日は、スペシャルゲストとして、元サッカー日本代表の前園 真聖(まえぞの まさきよ)さんも登場。子供たちとの触れ合いを通して、終始満面の笑みで、ご本人が楽しんでいたようです。参加者一人ひとりに丁寧なアドバイスを与えてしているのが印象的でした。写真撮影にも気軽に応じるなど、子供たち…というよりも主に40代前後のお父さん達が大興奮(笑)! さすが元日本代表エース、面目躍如たるものがありました。「ジュニア、育成世代から自分の運動能力を把握できるのは素晴らしいこと。数値化によって新たな発見もあって、いろいろなスポーツに興味を持つきっかけにもなります。自分たちが小さい頃はこういった環境はもちろん無かったですからね。ある意味羨ましいです(笑)。また、スポーツの普及を通して、地域の発展にも繋がるでしょう。自分が少しでも役に立てたら光栄です」(前園さん)。
 
 
全国的に、子供達の体力が下がっている昨今の状況を危惧するのは、主催者であるスポーツ能力発見協会理事長の大島 伸矢(おおしま しんや)さん。「結果的に、日本全体の医療費がかさみ、経済的損失も大きいと考えています。そこで、私たちは、幼少期から、自分の好きなスポーツ、あるいは、より自分の能力に適した運動を推奨することで、健康促進を実現し、社会的に貢献できればと考えております。今回の沖縄開催をきっかけに、合宿などを通して観光と連動させ、スポーツツーリズムを全国、さらには世界に発信して行ければ良いですね」。
 
 
沖縄側からは、シャイニング代表の宮城 朝美(みやぎ あさみ)さんが、観光の延長として、合宿などのスポーツツーリズム推進を目指しています。「半袖でも過ごせる冬の沖縄は、実はスポーツに絶好の環境です。今後も県内各地で測定会はもちろん、15名以上の団体向けに出張測定も企画しております。さらに、各種スポーツイベントとのコラボを含め、インバウンド・国内観光客を含めた着地型ツアーの旅行商品として、様々な展開を考えております。なお、モーションキャプチャーは、宜野湾市のスポーツ施設『ゼビオ』に設置してありますので、ご興味のある方はぜひ一度お試し下さいね」。
 
 
沖縄×スポーツ。特に冬場の沖縄観光としての新たな、そして基幹コンテンツとしての定着に、今後注目が集まりそうですね。皆さんも次回来沖の際は、沖縄スポーツ能力測定を、ぜひ体験してみて下さいね!
 
 
 
 
沖縄スポーツ能力測定
日程/2016年11月23日(水・祝)
時間/【1組目】11:00~12:00 【2組目】12:00~13:00 【3組目】13:00~14:00 【4組目】14:00~15:00 
会場/沖縄県体協スポーツ会館(2F)
参加費/1,500円(税込)
主催/株式会社 シャイニング・一般社団法人 スポーツ能力発見協会
お問い合わせ/info@okinawa-sports.com
 
沖縄CLIPフォトライター 小川 研(Qey Word)
 
 
▼関連サイト
 
 
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晴れた日のやんばるデイトリップに、優しい味のお菓子はいかが?【おやつ屋ポウタ(大宜味村)】

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沖縄の伝統的な古民家の軒先にこじんまりと並べられた焼き菓子たち。「ウィークエンド」という心が弾みそうな名前がついたレモンケーキ(200円)は国産レモンが手に入る時期だけの限定メニュー。ほんのり甘酸っぱい生地にはレモン果汁とレモンの皮のすりおろしが入っていて、さらにレモン味のアイシングが。
 
 
 
「バニラパウンドケーキ」(140円)は小麦粉、バター、きび糖、生クリーム、アーモンドパウダー、卵、バニラビーンズで作った定番ケーキ。隣に並ぶのは「クラシックショコラ」、「チョコチップクッキー」、「シナモンクランブルケーキ」。ハロウィーンの季節には子ども味の「かぼちゃとチョコのマフィン」や大人味の「かぼちゃとラムレーズンのマフィン」が並んだりもするし、クリスマスにはクリスマスらしい限定のお菓子が登場する。
 
よく見ると「今日のデザート」という小さな看板が。聞けば生菓子のことらしい。今日のメニューは「ミルクプリンとコーヒーゼリー」や「ショコラチーズムース」、そして定番の「シュークリーム」。こちらもなかなか魅力的。
 
 
「自分で食べて好きなのも、やっぱり焼き菓子なんですよ、それもシンプルな…。クリームばっちりのこってり系は苦手なんです、もたれるからかもしれないですけど」。もともとクールなのか、照れているのか判断がつかない、ひょうひょうした笑顔を浮かべながら質問に答えてくれたのは、我謝和子(がじゃ・わこ)さん。沖縄本島北部の大宜味村(おおぎみそん)にある宮城(みやぎ)という小さな集落で、今年の秋に焼き菓子屋さんを開業した弱冠22歳の若きパティシエだ。
 
 
お菓子作りの初体験は小学2年生くらいの頃なのだそう。「チョコレートを溶かして固めなおしただけのものでしたけど、それでも『おいしい!』と友だちが喜んでくれたのがすごく嬉しかったんです」と昔を振り返って目を細める。
 
高校まで地元の大宜味村で過ごした彼女は、卒業後に那覇市の専門学校に進学。「自分の店を持つのは大変そうだから」と、しばらくは“都会”のお店でお菓子作りをしていたが、「自分が食べたいと思うお菓子を、きちんとていねいに作りたい」という思いがどんどん強く大きくなって独立を決意。
 
 
できれば生まれ育ったふるさとでお店を開きたいと考えていたら、小さいころから可愛がってもらっていたおばあちゃんの家を貸してもいいよという話になり、二つ返事で借りることに決めたという。それからはせっせと商品試作の毎日が続いた。
 
一番難しかったのは看板商品のマフィンとパウンドケーキ。「私の味はこれです!」と自信を持って出せるように半年ほどレシピをいじったり、作り方や手順を変えたりと試行錯誤を繰り返した。お母さんや地元の同級生、友だちに支えられて、これだというところまでたどり着き、保健所の検査もパスして10月5日に無事開店。
 
 
開店してからは友だちや親戚はもちろん、今までお世話になった保育所や学校の先生、役場の職員のみなさんがお祝いを兼ねて訪ねてきてくれたという。集落内にあるお店だし、誰もが毎日気軽に買える価格にしたい。それでもちゃんとした材料でシンプルに、けれどもていねいに。そのようにして毎日作っている彼女の姿勢が共感を広げ、すこしずつお客さんが増えてきているようだ。
 
 
「将来の夢は?」と尋ねると、「長く続けることですかねー」と、自然体というか、背伸びをしていないというか、やんばるらしい答が返ってきた。「めっちゃ売れてほしい!ということはなくて、細々とでもいいので平凡に続けたいんです」と和子さんは言葉を続けた。

地域への貢献や地域おこしという言葉は多分彼女の中にはないのだろう。それでもやはり近所に住んでいる人に来てもらいたいという気持ちはしっかりと彼女の中にありそうだ。「たぶん年配の人はこんな焼き菓子は食べたことがないと思うんです。そういうおばあちゃんやおじいちゃんに『おいしいね』と言ってもらえたら嬉しいです」。インタビューの最後の方で彼女が漏らしたその言葉からもそのことがうかがえる。
 
 
「ポウタ」はフィンランド語で“晴れた日”のことらしい。「かわいいから」とお気に入りだというフィンランド語を、オープン前にいろいろ調べているうちに、しっくりくる言葉を見つけたのだそうだ。

晴れた日にポウタの焼菓子を持って野山や海へ。やんばるの自然や人がますます優しく豊かで大切に思えるはずだ。
 
おやつ屋ポウタ
住所/沖縄県大宜味村宮城24
電話/080-1733-8702
営業時間/11:00〜(売り切れ次第終了)
定休日/不定休
 
沖縄CLIPフォトライター 福田展也
 
 
《沖縄のおすすめスイーツ》
 
 
 
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使うほどに美しく!? 沖縄素材をギュッと詰め込んだ『SuiSavon』の石鹸【那覇市首里】

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何かの香りを嗅いだ時、ある人を思い出して急に懐かしい気持ちになった、という経験はありませんか? 私たち人間は何かを覚えようとするとき、脳の海馬(かいば)という部分が働いているのですが、ここは同時に感情を司る部分でもあります。嗅いだことのある香りを再び嗅ぐと、海馬が刺激され“昔の記憶や感情が蘇る”ということが起こるのだそうです。
 
 
“香りひろがる。記憶よみがえる”をキャッチコピーに2016年10月に那覇市首里(しゅり)にオープンした『SuiSavon-首里石鹸-』。店内には10年後や20年後、ふとした瞬間に懐かしい思いが浮かびそうな石鹸が揃っています。
 
 
 
石鹸の香り付けに使われているのは、沖縄素材のシークァーサーや月桃、ローズマリー、ティーツリー、ラベンダー、ハッカ、ゼラニウムなど100%天然由来の精油(エッセンシャルオイル)。
 
 
「旅行から戻った後、石鹸を使うたびにこの香りで沖縄を思い出してくれたら嬉しいです」。そう話すのは、事業部長の仲田 尚人(ナカダ ナオト)さん。合成香料では感じることのできない自然な香りは、気分をスッキリさせてくれるだけでなく、不安を鎮める効果も期待できそうです。
 
 
細かくカットしてクローゼットや洗面所に置けば、良い香りが広がります。
 
 
SuiSavonの石鹸をおすすめしたい理由は香りだけではありません。美容効果の高い沖縄素材(アセロラやアロエ、パッションフルーツ、月桃、シークァーサー、パイナップル、ハイビスカス、パパイヤ、ヘチマ、もずく、島マース(塩)、ハチミツ)を特殊製法で抽出しているため、洗うたびにお肌がキレイになるという女性に嬉しい石鹸なのです。
 
 
使用者からは「ニキビができなくなりました」「肌のトーンがアップしました」などの報告も届いているそうで、仲田さんは「お肌にサラダを食べてもらう感覚に近いかもしれません」と言います。使うたびに美しくなれる石鹸なんて、まるで夢のようですよね。
 
 
それもそのはず。実はこちらの石鹸は、女性の声から生まれたのです。香りや色付け、配合する原料は全て安全なオーガニック素材を厳選。赤ちゃんや敏感肌の方も安心して使えそうです。
 
 
8種類のCUBEタイプから5種を選べるギフトセットは、お土産にぴったり。
 
 
石鹸以外に人気があるのは、クローゼットや車に吊るして使う「香り玉」(ジャスミンとスイートピーの2種類)。文章でこの香りをお伝え出来ないのが残念ですが、甘くて気品あふれる魅惑的な香りが、空間を優しく包んでくれます。
 
 
沖縄から帰った後も余韻が楽しめる香りのお土産♪お店は首里城から徒歩5分ほどのところにあるので、ぜひ帰りに寄ってみてください。
 
 
SuiSavon-首里石鹸-
住所/沖縄県那覇市首里当蔵町2-13
電話/098-885-0113
営業時間/9:00~18:00 
 
 
沖縄CLIPフォトライター Sachiko 
 
 
▼沖縄素材を使った石鹸はまだまだあります
 
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作り手の愛と温もりが伝わるおいしいスイーツ♪ 日々草【那覇】

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「私が作るお菓子は美味しいかもしれないけれど、どう頑張っても資格を持っているパティシエにはかないません」
 
そう謙虚に話されるのは、浦添市(うらそえ)の自宅兼工房『日々草(にちにちそう)』で10年以上ケーキとプリンを作り続けている下地 啓子(しもじ けいこ)さん。
 
 
趣味で始めたことがキッカケで、この世界にのめり込んでいったそうです。一見派手さはないのですが、心に染み入るようなおいしさのスイーツは、子どもの頃に母が作ってくれた懐かしい味を思い起こさせてくれるよう……。
 
 
「一流のパティシエが作るようなキレイなケーキが作れたらいいのですが……」と話す控えめな啓子さんに対して「お前はお前の色でいい。他の人と比べる必要はないのだし、この味に共感してくださるお客様もたくさんいるんだから、自身をもって自分の味で勝負すればいい」とご主人の下地 秀樹(しもじ ひでき)さん。啓子さんの味を高く評価されています。
 
  
 
お菓子をイベント会場で販売するのは、秀樹さんの担当です。以前は全く別の仕事をされていたそうですが、体調を崩したことがキッカケで啓子さんと二人三脚で新たな道を歩み始めたそう。イベント会場では「いつも楽しみにしています」「待ってました!」と日々草の出店を心待ちにしているファンも多く、毎回その言葉に励まされているそうです。
 
 
チョコとココアをたっぷり混ぜ込んだ「ガトーショコラ」や、県産の紅芋をふんだんに使用した「紅芋クランブルケーキ」、伊計島特産のオレンジ色をした黄金芋(おうごんいも、くがにいも)を使用した「黄金芋ケーキ」、あっさりの中にしっかりとコクがある「濃厚チーズケーキ」など、バリエーションは様々。
 
 
ケーキ屋に勤めていなかったからこそ出せる、ホームメイド感たっぷりの素朴な味です。
 
 
沖縄県民の間では馴染みの深いジャーマンケーキをアレンジした「ジャーマン風ガトーショコラ」はココナッツのコクと香ばしさ、シャリシャリ食感が楽しめるケーキです。
 
 
浦添市の特産品“桑の葉”を粉末にしたものを生地に混ぜ込んだ「桑の葉とアボカドのチーズケーキ」は、2015年11月に行われた浦添市の桑っちーコンテスト(桑の葉粉末を使ったメニュー開発コンテスト)で準グランプリを獲得しました。
 
 
ビタミンB1やビタミンE、カロテン、鉄分、カルシウムなどが豊富に含まれた桑の葉と、世界一栄養価の高い果物としてギネスブックに記録されているアボカドを使用したチーズケーキは、スイーツなのに栄養たっぷり。クリームチーズだけでは出せない深みのある味わいと、なめらかな舌触りが楽しめます。
 
 
食べると優しい気持ちになれる「カスタードプリン」や「カボチャプリン」もリピーターが続出するほどの人気です。
 
 
今まではイベントでしか買うことの出来なかった日々草のスイーツですが、2016年8月に那覇市の平和通りに店舗を構えました。「イベント中心でやっていきたい」というおふたりの気持ちもあり、お店の営業は不定休ですが、イベントの多い週末以外は営業していますので、国際通りや第一牧志公設市場周辺を散策する際には、ぜひ足を運んでみてください。
 
 
手作りお菓子 日々草
【店舗】
住所:沖縄県那覇市牧志3-5-1 沖商ビル1階
電話:090-3792-8674
営業時間:12:00~19:00
 
※1/3まで糸満観光農園のイルミネーション期間に合わせて出店のため、平和通りでの営業は1/9からを予定しているそうです。
 
【工房】
住所:沖縄県浦添市仲西1-16-3
電話:098-877-8001
営業時間:10:00~20:00
 
 
沖縄CLIPフォトライター Sachiko 
 
 
▼心温まる美味しいケーキが買える、沖縄のケーキ屋さん
 
 
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圧力鍋を使えばあっという間にほろほろ柔らか♪「ソーキの白ワイン煮込み」

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沖縄に移住して4度目の冬がやってきました。最低気温は18度(12/10日現在)。全国の天気予報を見て「東京は8度?沖縄と10度も違うの?えっ、旭川は-3度!?」と驚いていますが、もっとびっくりしているのは、18度あっても「今日は寒いなぁ」と感じるようになったこと。北海道や東北の人たちから怒られてしまいそうですが、私の身体は沖縄の気候にすっかり慣れてしまったようです。
 
そして寒くなってくると食べたくなるのがグラタンやラザニアなどのオーブン料理。シチューやポトフなどの“煮込み料理”もいいですね。
 
 
先日はソーキ(豚あばら肉)を使って、ワイン煮込みを作ってみました。醤油や泡盛・黒糖などを合わせて長時間煮込み、沖縄そばの上にトッピングすることの多いソーキは、洋風にしても美味しいのです。普通のお鍋だと3時間ほど煮込む必要がありますが、圧力鍋を使えばあっという間に柔らかくなります。 ところで、ソーキは固い骨のついたものと軟骨ソーキがありますが、今回は骨付きの方を使いました。
 
 
【材料 2人分】
ソーキ 500g
玉ねぎ 中1/2個
にんじん 1/3本
ローリエ 1枚
ローズマリー 1本
コンソメキューブ 1個
白ワイン 200cc
塩 適宜
 
【作り方】
1. 大きめの鍋でお湯を沸騰させ、そこへソーキを入れて一度煮立たせます(アクを取るため)。
 
  
 
2. お湯を全て捨ててソーキをサッと洗い、圧力鍋に入れてひたひたの水と白ワイン200cc、コンソメキューブを入れたら加圧→ピンが上がったら弱火にして30分。
 
3.ピンが下がったら蓋をあけ、別の鍋にスープごと移します。好みの大きさにカットした玉ねぎと人参、ローリエ、ローズマリーを加え、蓋をしてにんじんが柔らかくなるまで弱火で煮込んだら蓋を取り、水分が半量になるまで強火にかけたら出来上がりです。
 
味見をして塩分が足らないと感じた時には、塩を加えて調整してください。
 
 
今回お料理に合わせたのはドイツの辛口白ワイン。飲むワインと料理に使うワインは同じものか、もしくは同じ産地・品種のワインを選ぶと相性が良いです。
 
 
煮込みの横にショートパスタのフジッリを添えましたが、もちろんその他のパスタやクスクスでも。野菜もお好みでキャベツや長ネギ、ズッキーニなど加えても美味しそうですね。圧力鍋で煮込んだソーキは、骨からするっと身が外れる食べやすさ。ほろほろと柔らかく、あっさりとしているのでいくらでも入ってしまいそうです。玉ねぎの甘さがじんわりと溶け込んだスープは、別皿でコンソメスープとしてお召し上がりください。
 
沖縄CLIPフォトライター Sachiko
 
▼沖縄食材を使った酒の肴レシピ
 
 
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「おいしい!」を探し求めてたどり着いたのは太陽と風の力で作る塩【多良間海塩研究所(多良間島)】

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眩しい太陽と、海を渡る風だけで結晶になった完全天日塩。 重油はもちろん薪さえも、燃料というものをいっさい使わずに、自然の力で海水から取り出された“ナチュラル”な塩。言葉にするのは簡単だけど、海水を塩に変えるのは生易しいことではない。ましてやそれで生計を立てるのは並大抵の覚悟でできるものではない。それができるのは、おそらく“変わり者”と呼ばれる人だろう。

 

 

沖縄には変わった人が実に多い。台風をのぞけば一年中穏やかな気候風土が人を伸びやかにするのだろうか、変わり者を許容する懐の深さを育むのだろうか。理由ははっきりとは分からないが、実のところ沖縄には100%ナチュラルな塩にこだわって製塩に励んでいる人がいるという。そう聞いて、宮古島(みやこじま)からプロペラ機で20分ほどの多良間島(たらまじま)に飛んでみた。

 

 

いったいどんな人が完全天日塩を作っているのだろう、そしてその塩はどんな味がするのだろう。興味にかられて訪ねたのは多良間海塩研究所の長岡秀則(ながおか・ひでのり)さん。「しょっぱい塩は塩じゃない」が信条の笑顔が素敵な男性だ。

 

長岡さんの勧めるままに自慢の塩をさっそく味見した。「なんだろう?」今まで抱いていた塩の常識が一瞬で崩れるような衝撃が舌を襲う。塩辛さ特有の尖った感じがしない、柔らかい味に驚いた。甘いとさえ感じる塩だった。

 

「同じ海水を使っても、同じ味の塩ができるわけではないんですよ。私の塩づくりは『塩の甘みを引き出す』やり方。どうやったら甘い塩ができるかいつも追求しているんです」。長岡さんによれば、甘い塩を作る秘訣はゆっくり時間をかけて結晶にすること。真夏だと3週間、それ以外は23ヶ月、テントの中でじっくり結晶化させる。

 

 

結晶化したあとは、テントの外に出し、天日に直接当てて仕上げを行う。長岡さんが「渋柿理論」と呼んでいる太陽が渋柿を甘くする作用を塩にもあてはめたのだという。「ただし、干し過ぎるとミネラル分も一緒に蒸発してしまうし、成分変化が進みすぎて尖った感じになってしまうので注意が必要なんです。だから、この工程では12時間おきに味の変化を確認してるんですよ」と長岡さん。

 

 

完全天日製法で角の取れた丸みのある塩ができるのは、水分がゆっくりやさしく飛ばされていくためだという。ミネラル分がたくさん残っているという理由以外にも、海水が受ける刺激が少ないということが柔らかい味の秘密らしい。「たまたま半年かかって結晶した塩があるんですけどね、格段に丸みがあって甘いんですよ」と勧められた塩は、じゅうぶん甘いと感じた最初の塩に比べてもさらに甘い味がした。

 

 

「手間ひまかかるし、儲けにもつながらない天日干しを続けてるのは、『これだ!』という塩づくりの哲学があるからなんです」。もともとは報道カメラマンだったいう長岡さんが塩とあらためて出会ったのは、べトナムでの撮影旅行の帰り道に立ち寄った香港で、酒を飲みすぎて倒れてしまった時のこと。一ヶ月入院して生理用食塩水の点滴を受け続けてようやく体調を回復してから、塩のことをあらためて考えるようになったという。

 

その後、友人に誘われて、熊本でしばらく療養生活していた長岡さんは、イルカウォッチングで知られる天草の通詞島(つうじじま)で塩づくりを始めようと決意。そのようにして、塩づくりの世界に入ることになる。

 

 

やがて、関心は塩づくりが日本でもっとも盛んな沖縄に。離島を含め沖縄各地を巡ったあと、多良間島に落ち着いたのは、海水の透明感が見た目にも際立っていたし、科学的なデータからもそれが裏付けられたからだそうだ。

 

 

「塩の世界には塩を薬のように崇める人もいるようですが、取りすぎは良くないんですよ。『いい塩梅』っていうでしょ。バランスが大切なんだよね。お酒と一緒、ガッハッハ」。豪快な笑い声とともにそう語る長岡さんがコツコツと作っている塩は定番の「くがにまーしゅ」と熟成塩「にがり塩」、粗塩「塩の華」のほか「海藻塩」、「ワイン塩」、「カレーしお」とバリエーション豊富。多良間島空港内の直売所ではいずれも30g300円。100g700円で購入できる。また、名物の「塩コーヒー」もぜひ、お試しを。長岡さんとの塩談義に花を添えてくれるはずだ。

 

 

住所/沖縄県宮古郡多良間村仲筋2351-7

電話/0980-79-2500

営業時間/飛行機が発着する時間

定休日/不定休

 

 

沖縄CLIPフォトライター 福田展也

 

 

《沖縄で自分の人生を生きている人》

 

木育家・木工職人・大工:古我知毅さん

ヨナグニウマふれあい広場代表:久野照雅さん

沖縄の田んぼで人をつなぐ人:大城雅史さん

 

 

 

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~もっと、沖縄が好きになる。沖縄CLIP

<沖縄の伝説・歴史ぶらり歩き> 佐敷上グスクと「月しろ」

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沖縄本島南東部に位置する南城市(なんじょうし)佐敷(さしき)は、第一尚氏(しょうし)王統を築き上げた尚思紹(しょうししょう)・尚巴志(しょうはし)とゆかりの人々の足跡が色濃く残る地域です。
 
 
国道331号線沿いの佐敷小学校の東隣りにある大きな鳥居は、「佐敷上グスク(さしきうぃぐすく)」への門口です。
 
 
佐敷上グスク一帯は、南国の木樹が風に揺れ、小鳥のさえずりだけが聞こえる静寂に包まれた空間。
 
 
丘陵に建つ佐敷上グスクからは、尚巴志の祖父・佐銘川大主(さみかーうふすー)が伊平屋(いへや)から辿り着いたとされる馬天(ばてん)、中城(なかぐすく)湾や勝連(かつれん)半島を一望できます。
 
 
尚思紹・尚巴志が居住していた場所として伝えられる佐敷上グスク。1938年、尚巴志王500年祭を記念して、第一尚氏王統の氏子の方々によって、「月代宮(つきしろのみや)」が建立されました。月代宮には、佐銘川大主を大祖に、第一尚氏王統の歴代王が祀られています。月代宮と名づけられたのは、第一尚氏王統の守護神が「月しろ」であるからです。月しろは、王府編纂の地誌『琉球国由来記』や沖縄最古の歌謡集『おもろさうし』にも登場し、古くは「ツキシロ」という霊石があったとも伝えられています。
 
 
「月しろ」とは神名であり、月の神が依りつく依代(よりしろ)という意味もあります。対になると考えられるのが「てだしろ」、太陽神の依代です。王府編纂のふたつの地誌『琉球国由来記』と『琉球国旧記』には、かつて「てだしろ」と呼ばれていた場天(ばてん)ノロが聞得大君(きこえおおきみ)に神名「てだしろ」を付与した際に、同名は畏れ多いと考えた場天ノロは以後「ヨナワシ大神(与那和志大神)」を名乗るようになったと記されています。佐銘川大主の娘である場天ノロは、第一尚氏王統を築き上げた尚思紹王の妹。聞得大君は、第二尚氏王統時代の神女組織の頂点に君臨する最高神女です。
 
 
第一尚氏王統以前の三山時代の中山・英祖(えいそ)王は「てだこ(太陽の子)」と呼ばれていました。このことからも、古琉球の人々のあいだには太陽神信仰が根付いていたことがうかがえます。ゆえに、場天ノロは「てだしろ」と呼ばれていたのでしょう。大切な神名「てだしろ」を聞得大君に譲り渡すことは、第一尚氏王統から第二尚氏王統へ王権の宗教的権威の移行のためであったとも考えられます。
 
 
ヨナワシ大神となった場天ノロですが、ヨナワシ大神と呼ばれていた期間は短かったと考える学者さんもいらっしゃいます。次に名付けられた神名は「月しろ」。「てだしろ」を失った第一尚氏は、太陽神から太陰神を守護神にしたのではないだろうか。それは、太陽信仰とともに、琉球では太陰神を信仰する伝統があるからなのです。
 
 
<沖縄の伝説・歴史ぶらり歩き>
第一尚氏王統の守護神「月しろ」や霊石「ツキシロ」の伝説は、神名「てだしろ」の譲渡を考えると、第二尚氏王統が樹立されてからのことなのかもしれない。真偽はわかりませんが、そんなふうに考えることもできます。歴史とは勝者がつくるものなのでしょうが、「つきしろ」ひとつとってみても、こうした政治的背景や歴史がみえてきます。もちろん諸説ありますが、琉球の歴史や伝説をさまざまな角度から紐解くことはとても楽しいことです。琉球の歴史を検証することは、私にとっては、哲学のようにも思えています。
 
沖縄CLIPフォトライター 安積美加
 
 
【沖縄の伝説・歴史ぶらり歩き方】
■佐敷上グスク/沖縄県南城市佐敷佐敷1155
 
 
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観光客と地元人の架け橋になりたい宮古島の食堂「んまやー」

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宮古島(みやこじま)の宮古空港から南南東へクルマで約20分。気軽にシュノーケリングを楽しめる「イムギャーマリンガーデン」、通称「インギャー」を有する友利(ともり)集落の入口に食堂「んまや~」はあります。お店の裏手には屋外テーブル席もあり、水着のままのお食事も可能です。
 
 
2010年のオープン以来、地元民に慕われている「んまや~」。いまではインギャーお目当ての観光客の方も訪れる人気の食堂です。
 
 
“んまやー”とはおばぁちゃんのおうちのことです。“んまやー”には、いつ行ってもおばぁや誰かが必ずいて、いつも食べ物がおいてあって。“んまやー”はみんなが集まる場所なんです」とオーナーの松原敬子さん。
 
 
宮古一の繁華街・平良(ひらら)にバスでそばを食べに行くのが贅沢だったというおじぃおばぁたち。そんな地元のおじぃおばぁたちが気軽に歩いて行けるところに、みんなが集まって交流できる“おばぁのおうち”みたいな場所を作りたい。そう考えて敬子さんは地元・友利集落に「んまや~」をオープンされたそう。
 
 
営業時間となって暖簾を掲げると、待ってましたとばかりに次々にお客様が入って来ました。お客様の7割は地元宮古人(みやこんちゅ)、3割が観光客の方だそう。開店と同時に次々とオーダーが入り、地元野菜を使ったお料理がテキパキとつくられていきます。
 
 
メニューに宮古そば各種、豆腐チャンプルー、カレーなどが並ぶなか、敬子さんの「んまや~」おすすめベスト3は、軟骨ソーキそば、軟骨ソーキ丼、カレーです。
 
 
麺はコシが強い宮古そば、スープは鶏ガラ、豚の出汁骨、カツオ、野菜などを3時間煮込んでつくった「とろとろなんこつそば」は、ほっとする味わいでボリューム満点。
 
 
地元の方がオーダーされた「んまや~」でしか食べられない逸品「なんこつソーキ丼」、お野菜とお豆腐でヘルシーな「とうふちゃんぷるー」。どちらもお腹を空かせた殿方も満足させてくれるボリュームです。目の前に置かれたおいしそうなお膳に顔がほころびます。
 
 
親子連れのお客様が多いので、子どもさん向けに作り始めたのがカレー。そば出汁で作る「んまやーカレー」は、子どもさん、内地の若者に人気だとか。子どもさんも食べられる辛さのカレーですが、生姜がいっぱい入っていてポカポカと温まります。
 
 
「お店で郷土料理体験を行っていますが、今後は土日に2時間とか、お店の空いた時間を活用して親子で楽しめる映画上映会を行うなど、小さなお子さんのいるご家族、移住された方、若い人も含め、もっとみんなが交流できる場所にしたいと思っています」と抱負を語る敬子さんは続けます。
 
「将来的には夜も開けたいと思っています。地元のおばぁたちに交代で昔料理を作ってもらって。地元には歌三線のできる方もいますから民謡ショーもやりたいですね。宮古島独特のお酒の飲み方“オトーリ”の歴史も説明して、オトーリ体験もできるようにしたいです。何と言っても宮古ですからね」と敬子さんは黒い瞳を輝かせました。
 
 
「一緒にオトーリをまわせば、観光客の人と地元の人たちが交流できて、もっと親しくなれるでしょ。楽しいに違いありません。必ずやりますからぜひ来てくださいね!」。観光客と地元人の架け橋になりたい。敬子さんの強い想いが、言葉の端々に感じられました。
 
ひょっとしたら来年あたり、オトーリと民謡が楽しめる「んまや~ 夜の部」がオープンされるかもしれません。宮古島へいらしたら、ぜひ友利の「んまや~」を訪ねてみてくださいね。
 
 
んまや~
住所/沖縄県宮古島市城辺友利130-3
営業時間/11:30~15:00(ラストオーダー14:30)
電話/0980-77-7477
定休日/水曜日・木曜日
 
 
沖縄CLIPフォトライター 安積美加
 
 
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『久高島のイラブー(海蛇)展へ(10月29日〜11月6日開催)』

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沖縄南部の南城市(なんじょうし)にある離島・久高島(くだかじま)は、琉球王朝時代から“特別な島”でした。王府への献上品として、久高島のイラブー(海蛇)は滋養強壮の薬膳として大変重宝されてきました。
 
 
国王のため、そして大事な国賓にも振る舞われたといわれる久高島のイラブーの漁を行ったり燻製にしたりすることは、神聖な行為とされ、上級神職者の久高祝女(ノロ)、外間祝女(ノロ)、久高根人(ニンチュ)のみに特別に許されてきた 伝統です。何年か休止したこともありましたが、移り変わりゆく時代の中で消滅することなく、昔ながらの手づかみのイラブー漁と燻製の技術がいまも受け継がれています。
 
 
イラブー漁が行われるのは1年のうちわずか数ヶ月のみ。漁がはじまると、陽が暮れてから深夜にまでおよぶことがあります。現在、福治洋子さんと 古波蔵節子さんのおふたりが、現役でイラブー漁を行っています(このおふたりは1978年に途絶えてしまった伝統祭祀イザイホウで最後の神人となった方々 でもあります)。イラブーはふだんは人を襲わないおとなしい性格だとはいわれますが、ハブやコブラの数十倍の毒があるといわれます。昔ながらの伝統漁法を 守って手づかみで行い、洋子さんにいたっては手袋もつけずに素手で行っています。大ベテランの方々が、足場の悪い漁場で、ときに波にもまれながら、夜遅くまでイラブー漁を根気強く行っていることに、ただただ敬服するばかりです。
 
 
そうやって苦労して穫ってきたイラブーを何週間か掛けて100匹くらいに達してきたところで、ようやく燻製の下準備がはじまります。それまでの間、イラブーは飲まず喰わずでも生き続け、卵まで産みつけるほどの生命力があるのです。卵については、ふだんは出荷せずにイラブーを穫ってきた人たちだけが食べることができる貴重なもの。今回特別に『久高島のイラブー(海蛇)展』(10月29日〜11月6日まで南城市がんじゅー駅にて開催)で頂くことができます。
 
 
燻製については、昔ながらの技法で薪を焚いて行います(※燻製小屋の中は非公開です)。感謝しながら命を頂き、釜で茹でたあと、いよいよ燻していくのですが、薪を焚き始めたら1日2回、表と裏をひとつひとつ返しながら、じっくりと1週間掛けて行います。燻製ができたあとも人の手間をかけて丁寧に 仕上げていく作業が続きます。くわしくは『久高島のイラブー(海蛇)展』のパネル展示で、そのすべてをご覧いただくことができます。また、実際にイラブー料理も味わって頂くことができます。
 
  
 
今回、その『久高島のイラブー(海蛇)展』のため、何度も久高島に通いながら一連の撮影をさせて頂く機会に恵まれました。すべての作業が終わり、撮影後はみなさんとご一緒に試食をさせて頂いたのですが、調理のほうも下ごしらえから手がこんだものだけあって、身も柔らかく炊きあがっていて想像以上に美味しく頂くことができました。また、特筆すべきなのは、貴重なイラブーの卵も食べることができるとのこと。栄養も豊富で、肝心なお味のほうはチーズ のようでとても美味でした(くさみもありません)。また、『久高島のイラブー(海蛇)展』では、卵につける薬味として、久高島の島マース(天然塩)や、お味噌など添えられる予定です。もちろん、何もつけなくてもとても美味しいので、ぜひこの機会に、琉球王朝時代から王家御用達だった貴重な食の体験をいかがでしょうか。また、久高島が大切にしている伝統、精神文化も知るきっかけにもなることと思います。滅多にない機会ですので、ぜひ足をお運びいただけたら幸いです。
 
 
『〜海を旅するいのちの力〜 久高島のイラブー(海蛇)展』
住所/南城市知念久手堅541 がんじゅう駅・南城
期間/2016年10月29日(土)〜11月6日(日)10時〜17時
(イラブー汁の販売については11月3日(木)〜11月5日(土)です)
入場料金/300円(中学生以下無料)
 
※イラブー汁定食(汁、ごはん、お漬物)1500円
※イラブー卵をプラスの場合(汁定食+卵セット)2000円(単品800円)
 
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沖縄CLIPフォトライター 桑村ヒロシ(KUWA)
 
 
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【多様性豊かなコザならではの地域ブランド「コザスター」:前編】zazou のKOZAクッキー [PR]

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沖縄本島中部にあるコザ(沖縄市)は沖縄でもっとも国際的な街。市内には東洋一の規模を誇るアメリカ空軍嘉手納(かでな)飛行場があり、終戦後しばらくの間、琉球米軍司令部(通称 RYCOM)が置かれていました。そのため、沖縄の人が暮らしてきたこの街に、アメリカ軍関係者だけでなく様々な国の人々が新たに暮らすようになったそうです。

 
 
そういった背景から、ロックやクラブなどのナイトカルチャーや、リーバイスやレイバンなどのアメリカンブランドがいち早く流入して、ファッションの先進地として栄えてきたのがコザの街。エイサーや沖縄民謡といった地域文化や、知花花織や知花焼に代表される伝統工芸も盛んで、新しいものと古いものが同居するチャンプルーの街として独特の魅力で人々を惹きつけるのです。
 
そのようなコザの街に誕生したのが「KOZA STARS」という地域ブランドです。チャンプルーという言葉に象徴される多様性。様々な文化が共存することで生まれてくるコザらしい商品を、街ぐるみで応援していこうと2011年にスタート。ものづくりやデザインなど、各分野の専門家が審査したKOZA STARSの認定商品はどれも、それぞれのコザらしさを持っています。だからこそ、認定商品が誕生した経緯や商品そのものの魅力に触れることで、コザの魅力をより深く味わうことができるのです。そこで前編・後編の2回に分けて、6回目となる2016年のKOZA STARS認定商品を紹介したいと思います。
 
 
前編でご紹介するのは嘉手納基地に隣接するコザのゲート通りのベーカリー『zazou』のkozaクッキー。2016年からは専門家による審査に加え、一般の人が参加しての“総選挙”による投票が認定のプロセスに加えられたのですが、そこで見事に認定を勝ち取ったのが、アメリカとコザのテイストがミックスされた4種類のクッキーのセットなのです。
 
 
kozaクッキーの特徴は、文化が多様であることの幸せを4種類のクッキーを通じて味わえること。アメリカを代表する「チョコチャンククッキー」と「グラノーラクッキー」、コザっぽさをイメージした「ブラックココアとホワイトチョコクッキー」、沖縄の黒糖を使用した和三盆の「尚和三盆サブレ」。沖縄、日本、アメリカ、ヨーロッパのおいしさをまとめて楽しめます。
 
 
認定理由は「コザで育てられたコザでしか作れないクッキー」であること。「様々なバックグラウンドを持つ人々が共存しているコザ」を4種類のクッキーで上手に表現しているだけでなく、味の上品さ、パッケージデザインのユニークさ、素材へのこだわりが評価された結果だそうです。
 
 
 
人を選ばず好評なチョコチャンククッキーとグラノーラクッキーは、アメリカの一般的な家庭で作られてきた鉄板スイーツ。歯ごたえ感を残そうと上質なチョコレートバーをカットして練りこみ、甘さを控えめにしたチョコチャンクは、「重くてどっしりして甘ったるい」という常識を覆す仕上がりになっています。グラノーラはバターの香り、ナッツと穀物の歯ごたえが持ち味。
 
 
まろやかで豊かな甘さのホワイトチョコとほろ苦い大人の味のブラックココアのハーモ二ーが絶妙なのが「ブラックココアとホワイトチョコクッキー」。「誰も否定せず拒絶せず、受け入れあう」コザの文化を表現したそうです。
 
 
「尚和三盆サブレ」は沖縄産の黒糖にこだわり、粉砕と乾燥の工程を繰り返して丹念に仕上げた“沖縄の和三盆”を中心素材にしたユニークなサブレ。それぞれの素材の個性が際立ち過ぎることのない、エレガントで洗練された味わいを楽しめます。
 
製造スタッフのお二人
 
4種類のどれも、材料にこだわり、フランスの焼き菓子のようにしっかり焼き上げてあります。上品で軽やかな食感と深みのある豊かな豊かな芳ばしさが印象的なクッキーなので、“大人のお土産”としておすすめです。
 
 
kozaクッキーを作るzazouは、ハード系のパンもベーグルもまだあまり知られていなかった1989年に嘉手納基地のゲートから国道330号につながる「ゲート通り」にオープンした、沖縄では老舗の手作りベーカリー。
 
 
「ウチナーンチュはもちろん、アメリカ人、インド人、中国人、フィリピン人…。アメリカそのものが移民の国ですから、スコットランド系、ドイツ系、イタリヤ系、ユダヤ系、中南米系などいろんなルーツを持ってるんですよ。そうしたお客さんのリクエストを通して、私たちは知らなかった食文化に触れて見たこともなかったパンを知ることに出会ってきました。ベーグル、ナン、ブロッチェン、フォカッチャ…。数えたらきりありません」。オーナーの安村正子さんは、今までに出会ってきた一人ひとりの顔を思い出すように遠くを眺めてそう語ってくれました。
 
支えてくれたのは海外の人たちだけであありません。同じ沖縄に生まれ育った先輩との交流もzazouを支えてくれれていると安村さん。
 
 
「ベトナム戦争当時に栄えたコザの街の人たちは、教育に力を入れたんです。若者たちに教養と国際感覚を身につけさせようと、本土やアメリカの大学に送り出したのです。やがて沖縄に戻ってきた人たちは内面的にも外見的にも洗練されて戻ってきました。そして私たち後輩世代に、お酒の飲み方やおしゃれの仕方、遊び方を教えてくれたんです」。
 
 
人種間、そして世代間の多様性に育てられてきたパン屋が作るkozaクッキー。ひと口、またひと口と噛み締めるたびに、豊かで優しい味が口の中に広がります。
 
zazou
住所/沖縄県沖縄市中央2-15-1
電話/098-934-2380
営業時間/10:0019:00
定休日/火曜日
 
沖縄CLIPフォトライター 福田展也
 
 
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