













思い描いた夢を実現してみると、次のような再発見があったそうです。「実際に民宿をオープンすると、このような宿を求めている人たちが40〜60代の大人ばかりでなく、20〜30代の若者にもかなりニーズがあるのを実感しています」と、老若男女にかかわらず、沖縄の旅でふれあいたいもの、それは“三線などをきっかけに交流したい”、という方々がたくさんいるということ。三線民宿「はまばる」が、その受け皿のひとつになっているようです。
約4カ月で1560点もの作品が集まった、第1回JAL × 沖縄CLIPフォトコンテスト(2016年7月1日〜2016年10月31日開催)。その数多ある写真の中から最優秀作品として選ばれた読者をご案内する「沖縄CLIP編集長 セソコマサユキと巡る『写真を楽しむ沖縄の旅』」が去る2017年2月19日(日)に行われました。その様子を少しだけご紹介します!
沖縄CLIP編集長セソコマサユキと、第1回 JAL × 沖縄CLIPフォトコンテスト最優秀賞受賞者の渡邊雄斗さん
旅の舞台は沖縄本島北部。編集長 セソコマサユキがセレクトしたフォトジェニックなカフェや食堂などの観光スポットのほか、最優秀賞受賞者の渡邊さんが「一度乗ってみたかった」というちゅらまーいHa:moで羽地・屋我地(やがじ)の絶景を巡ります。
お昼前に集合して、まず向かったのは大宜味村(おおぎみそん)の笑味の店。地元の畑でとれた野菜をふんだんに使った、身体にやさしい定食をいただきます。
「いただきまーす!」の前に… まずはカメラでパシャリ。趣味で写真を楽しんでいるという渡邊さん。旅行の際はいつもカメラをもってお出かけしているそう。今回の受賞作品「空と夕日と海と」も、沖縄旅行のときの一枚なんだとか。
(撮影:渡邊雄斗さん)
黄色のパパイヤの炒め、緑のゴーヤーチャンプルー、紫の紅芋アンダギーなど、彩り豊かな定食は写真映えも◎。お腹も満たされたところで、次の目的地「大宜味村旧役場庁舎」へ向かいます。
(撮影:セソコマサユキ)
沖縄で最古の鉄筋コンクリート建造物といわれている「大宜味村旧役場庁舎」は、編集長がずっと気になっていたという穴場の観光スポット。観光客もそれほど多くないので、ゆっくりと見学することができます。
(撮影:セソコマサユキ)
窓から差し込むやわらかい光で写真もやさしい表情に。モダンな佇まいがなんともカッコいい建築物でした。
続く目的地は、大川共同店へ。ネットやガイドブックにも情報がのっていない穴場の売店で、さらに営業時間は15:00〜というウチナータイム(笑)。フォトジェニックな佇まいがまた魅力です。
時計が15時をまわるころ、休憩がてら屋我地島(やがじじま)の古民家カフェ「CALiN(カラン)」へ立ち寄ることに。以前セソコ編集長が取材した、しまドーナツの姉妹店です。
(撮影:渡邊雄斗さん)
ビーコックブルーの壁がかわいらしいカフェで写真を撮りながらホッと一息。オーナーさんに差し入れでいただいたお菓子はやっぱりドーナツ型でした◎ さて、この後はいよいよちゅらまーいHa:moの時間です。
スタート地点である羽地の駅に移動して受付を済ませたら、さあ出発です! はじめての乗り物に渡邊さんも少し興奮気味(笑)
ナビの案内を元に集落の中へはいっていきます。ちょうど木漏れ日が差し込む時間に、稲嶺のフク木並木へ。車を降りて散策していると、近所に住むおじいちゃんに話しかけられ、少しゆんたく(おしゃべり)タイム。地元の人との出会いも旅の醍醐味ですね。
集落を抜けると、穴場のビーチ「屋我海岸(やがかいがん)」へ。誰もいない静かな海岸とあって、ふたりともファインダー越しに広がる海に夢中です。
(撮影:渡邊雄斗さん)
ちいさな小道を入って、ぐんぐん坂をのぼっていくと、屋我地島を一望できるスポットにたどり着きました。ここは羽地内海を一望できる場所で、海の先には今日のスタート地点「羽地の駅」も見えるとのこと。お天気に恵まれ、うつくしい絶景がひろがっていました。
最後の目的地は饒平名(よへな)海岸。ここは沖縄!?というような景色に、かわいらしいマングローブが3つ並んでいます。ちょうど夕暮れ時とあって、カメラにおさめたい絵になる風景が広がっていました。
羽地の駅でちゅらまーいHa:moを返却したところで、写真を楽しむ沖縄の旅はおしまい。参加された渡邊さんは「羽地周辺はよく遊びにきていただけれど、今回巡った場所は穴場が多く、新鮮でとても楽しかった。ますます、沖縄が好きになりました」と旅を楽しんでくれたようです。私たち編集部にとってもあたらしい沖縄を発見できた、とても素敵な旅となりました。
さて、沖縄CLIPでは引き続き第三回JAL×沖縄CLIPフォトコンテストを開催中です。今回最優秀受賞者にはペア往復航空券が当たります! 大切な人と沖縄で写真を楽しむ旅をしてみませんか? みなさまのご応募をお待ちしております。
では、最後に先ほどご紹介できなかった渡邊さんとセソコ編集長の写真をまとめてご紹介します。沖縄を旅するように、お二人の素敵な写真をご覧くださいね。
笑味の店(撮影:セソコマサユキ)
大宜味村旧役場庁舎(撮影:渡邊雄斗さん)
大川共同店(撮影:渡邊雄斗さん)
CALiN(撮影:セソコマサユキ)
屋我海岸(撮影:渡邊雄斗さん)
ちゅらまーいHa:moから望む屋我地島の風景(撮影:セソコマサユキ)
饒平名海岸のマングローブ(撮影:渡邊雄斗さん)
饒平名海岸(撮影:セソコマサユキ)
古民家宿とくすけやー(撮影:渡邊雄斗さん)
沖縄CLIP編集部
第2回JAL × 沖縄CLIPフォトコンテスト(2016年11月1日から2017年2月28日まで開催)では、たくさんのご応募いただき、誠にありがとうございました。皆さんの「とっておき」の沖縄のお写真が、なんと699点集まりました! 今回はその中から、沖縄CLIP編集長 セソコマサユキと、沖縄CLIPフォトライター 桑村ヒロシが審査員となって、最優秀賞1名、優秀賞1名、佳作5名、入選3名、計10名の入賞作品を選ばせていただきました。
選考会の様子
それでは、入賞作品をご紹介いたします。
空を映し出す様子はまさに「ウユニ塩湖」のようですね。海の透明感がすばらしく、世界に誇る沖縄の海のうつくしさを見事に切り取った1枚だと思います。(沖縄CLIP編集長 セソコマサユキ)
撮影場所/多良間島
撮影時期/2016年10月
撮影者コメント/ 波の立ってないときはウユニ塩湖のようになる多良間島の海。とっても静かで素敵な島ですよ♪
色をいじりすぎている様に見えるのはやや残念ですが、伊江島タッチューに落ちる夕陽、水面を跳ねる小石の軌跡など、絵的には面白い。(沖縄CLIPフォトライター 桑村ヒロシ)
撮影場所/フクギ並木道
撮影時期/2015.5.2
撮影者コメント/ 久しぶりに訪れた備瀬のフクギ並木道 そこには散歩する男の子とおばぁちゃん やんちゃな男の子の遊び相手は海と空 こんな贅沢な沖縄の遊びをいつまでも残したい...
その他、佳作・入選のお写真はこちらでご紹介しています! ぜひご覧くださいね♪
また第2回に引き続き、第3回JAL × 沖縄CLIPフォトコンテストも4月1日より開催予定です。第3回のテーマは「カラフルな沖縄」! あなたが出会ったカラフルな沖縄をおしえてください。下記ページよりご応募いただけます。皆様のご応募、お待ちしております♪
■第3回JAL × 沖縄CLIPフォトコンテスト 応募フォーム
http://okinawaclip.com/ja/photocontest
沖縄CLIP編集部
沖縄CLIPでは、みなさんがおすすめする沖縄観光情報をお待ちしております。ご投稿はこちらから。
〜もっと、沖縄が好きになる。沖縄CLIP〜
「さっちゃんが好きそうなパン屋さんを見つけたの」。友人から教えてもらい早速お邪魔したのは、北中城村(きたなかぐすくそん)にひっそりと佇むパン屋さん『ときはや』です。
沖縄の大学で生物学を学び、「卒業後は水族館の飼育員になるつもりだったんですけど」と話す常盤 健治郎(ときわ けんじろう)さん。今では毎朝4時からパンを焼くための準備を始めます。