こだわりたっぷりの名店揃い！沖縄観光の穴場「読谷村」にあるおいしいお店 4選

沖縄県内でも、特に個性的で、移住者にも人気の高い、読谷村（よみたんそん）には、強いこだわりを持つ小さなお店が多く、それぞれのお店にファンが多いのも特徴です。今回は、街の喧噪から少し離れて、自然を感じながら、こだわりのおいしい味を楽しめる、わざわざ足を運びたくなるお店を５つご紹介します。

①使う材料にこだわりのストーリー！絶品のケーキ屋さん

那覇出身で、38歳まで沖縄県外の名店で洋菓子の修行をし、約7年間県内の高級リゾートホテルを舞台に洋菓子作りを続けていましたが、子どもが産まれた事を機に｢子どもを身近に感じながら仕事がしたい」と独立を決意、読谷村に『Joie Joie』をオープンさせました。

「自分の子どもに安心して食べさせられるお菓子を」と、食材ひとつひとつにもこだわりのストーリーを感じます。例えば卵は、読谷村で放し飼いされた鶏のもの、そしてお砂糖は、ミネラルが豊富で自然に近いきび糖を使い、読谷村のオーガニックレモンや、地元のおばあちゃんの作る味噌なども使ったお菓子が並びます。

読谷の美味しさと笑顔をつなぐ、Joie Joieのケーキは絶品です。

②ロバもいる、天然酵母のパン屋さん

お店の雰囲気もどことなく外国のパン屋さんを思わせる雰囲気のベーカリーカフェ、水円は、天然酵母パンを作って販売しています。入り口を開けると、高い天井に異国情緒溢れる内装とインテリアで、裏庭にはロバがおり、まるで絵本の世界にいるような雰囲気のあるお店です。

水円は、宜野湾にある有名店、パン屋　宗像堂（むなかたどう）で修行したオーナー森下さん夫婦が、読谷村にオープンしました。石臼でゆっくりひいて甘みを出した小麦粉を使用し、手作りのレンガの窯で、またゆっくりと時間をかけて焼き上げる、ずっしりもちもちとしたパンは噛みごたえがあり、病みつきになってしまいます。

おススメの時間帯はパンが出そろい、プレートも注文できる11時頃だそうです。

③地元に愛される絶品カレー店

dechibica（でちびか）は、マイルドチキンカレーやアボカドカレーなど、カレーは常時6～7種類あり、ベジタリアンの人もそうでない人も一緒に食事を楽しめる、お店。10種類以上のスパイスを使い、3日以上かけられて作られたカレーは食材の旨味がぎゅっと詰まってていて、一度食べたら忘れられなくなる味。カレーの2種類を選ぶハーフ＆ハーフセットにすると、色とりどりの野菜の副菜が添えられます。

この副菜を目当てにお店を訪れる人も多いとか。島豆腐の南蛮漬け、ゴーヤチップスなど、沖縄ならではの食材を多く使った色とりどりの副菜が、食欲をそそります。

動物性の食材を一切使わないベジタリアンメニューも多く、スイーツのほとんどが、卵と乳製品不使用です。写真は島豆腐のココアケーキ。まるで濃厚なチョコレートケーキを食べてるかのような味わいと満足感です。

『ベジタリアンのお客さんもけっこういるので、飽きの来ないようにと考えたら、メニューがふえました』と話す畠山さん夫妻。ご夫婦のほっこりした人柄も、きっと地元に愛され、リピーターが多い理由の1つです。

④ 絶景を眺めながら、石窯焼きナポリピッツアを楽しめるお店

本格的な石窯焼きのナポリピッツアが食べられる、Happy Cruise Cafe（ハッピー クルーズ カフェ）は、東シナ海を望む読谷村の高台にあります。海に面した壁が天井まで窓になっていて、開放感も最高な店内の窓からは、エメラルドグリーンの海が一望でき、テーブル席の他に、座敷席や、潮風を感じるテラス席など、シーンに合わせて、最高に気持ちの良い空間で、おいしい料理を楽しめるお店です。

高温・短時間で焼き上がるピッツアは、表面がカリッと中がもっちりとして、ふちまでおいしく食べられます。一番人気のマルゲリータはもちろん、あぐー豚ソーセージのミックスピッツアや、パインやココナッツフレークの入ったハワイアンなども人気です。

こんな開放的な景色とピッツアを堪能できるHappy Cruise Cafeですが、その他のメニューも充実しています。沖縄そばを使ったパスタや、あぐー豚のベーコンを使ったカルボナーラ、丸ごと島ニンニクのペペロンチーノなど、あぐー豚のイタリアンハンバーグなど、沖縄ならではのメニューも光ります。