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白ワインにぴったり!「中味の白ワイン煮込み」

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舘幸子


中味(内臓)

沖縄のお正月やお祝いの席に欠かせない郷土料理といえば「中味汁(中身汁)」。「なかみじる」と読みます。

中味(中身)は豚の内臓のこと。豚の大腸や小腸、胃袋を煮込んだ中味汁は沖縄の食堂などで食べることができるのでぜひ試していただきたいのですが…
 

トリッパのように使える中味



今回ご紹介するのは、中味のアレンジレシピです。

中味は豚肉ですが、イタリアでよく食べられている「トリッパの煮込み」をご存知でしょうか? 

こちらは牛の内臓を使った料理で、ローマ風、ナポリ風、フィレンツェ風、ミラノ風…地域によって使う具材が異なるそうです。

「ということは、中味もベースの味や具材を変えれば、いろんな食べ方が楽しめるのでは?」と思い、早速試してみることに。

すると、辛口の白ワインによく合う一皿が完成しました。

「中味の白ワイン煮込み」3〜4人分
中味…300g
長ネギ(白い部分)…1本
玉ねぎ…1/2個
ジャガイモ(メイクイーン)…中1個
しめじ…1パック(100g)
オリーブオイル…大さじ2
白ワイン…200cc
水…200cc〜
コンソメ(顆粒スティック)…1本
ローリエ、ローズマリー、ピンクペッパー、唐辛子
 

中味を使った白ワイン煮込みの作り方



中味を使った白ワイン煮込みの材料

カットした材料

長ネギと玉ねぎは薄切りにし、ジャガイモは1.5cm角ぐらいにカット、しめじは石づきを取り除いておきます。

鍋にオリーブオイルと玉ねぎを入れて火にかけ、玉ねぎがしんなりするまで炒める。

煮込んでいきます

残りの具材(中味、長ネギ、ジャガイモ、しめじ)を全て鍋に入れ、ローリエとローズマリー、ピンクペッパー、唐辛子をお好みで加え、白ワインと水を注いで蓋をして煮込んでいきます。

煮込んでいきます

40分ほど弱火で煮込みますが、焦げないよう途中で数回かき混ぜます(水分がなくなりそうな場合は水を少し足してください)。

コンソメを加えたら弱火〜中火にします

コンソメを加えたら弱火〜中火にして、蓋をせずに水分を飛ばすように5分ほど(水分が少し残る程度まで)煮込んでいきます。

味見をしてみて、塩気が足らない場合は塩やコンソメを足してください。

中味を使った白ワイン煮込み

お好みの濃さに調整したら、完成です。



パスタもワインも進む一皿



中味を使った白ワイン煮込み

コトコト長時間煮込んだトリッパは、トリッパの旨味が野菜やスープによく染みていて、噛み締めるほどに味わいが広がります。

辛口のスパークリングワインや白ワインと相性が良く、ショートパスタを添えて主食にもできる一品です。



下処理済みの中味で調理も楽々



トリッパは独特の臭いがあり、この臭みを取り除く下処理(小麦粉で揉んで水洗いしたり、何度も茹でこぼしたり)が大変なのですが、沖縄県内のスーパーマーケットでは“下処理済み”のものが手に入るので、ぜひチェックしてみてくださいね。


沖縄CLIPフォトライター 舘 幸子 


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