宮古島市平良(ひらら)下里にある「三四郎」は伊良部島(いらぶじま)近海でとれた新鮮なマグロやカツオなどの刺身を中心に、沖縄料理や泡盛などの郷土料理を提供しているカラオケ居酒屋です。
リーゼントが素敵な名物マスターの山口さん
マスターと呼ばれお客さんに親しまれる店主の山口義昭さんとママの愛称で好かれる博美さん。義昭さんは、伊良部島の佐良浜(さらはま)出身。2016年に宮古島に三四郎を開きました。出身地である伊良部島への思い入れが深く、「三四郎」という店名は昭和34年生まれの同級生たちへの感謝の気持ちから名づけたそうです。
同級生の協力で佐良浜漁港直送のマグロやカツオ、沖縄ならではのイラブチャーなどを仕入れることができ、旬の海鮮料理を提供することができます。
飲んで歌って踊って島の夜を満喫
店内はアットホームな雰囲気で訪れる人を明るく出迎えてくれます。4人で座れる座敷が4つ、テーブル席が2つ、カウンター5席あり、訪れる人の人数に合わせて利用できるのも魅力です。
カラオケも楽しめるので、好きな曲で盛り上がり、友達になる地元民と観光客も多いそうです。カラオケでは飛び入りでマスターが歌ってくれることもあり、宮古民謡の音色に合わせて手拍子や声援を送るだけでなく、皆で踊り一体となって楽しむこともあります。宮古島の夜が満喫できること間違いなしです。
佐良浜漁港直送のカツオ
歌って踊れるマスターこと山口さんのおすすめは、佐良浜漁港から毎日仕入れた魚介類で作る刺身です。特にカツオは旬に合わせて仕入れる種類をかえるほどのこだわり。特に2、3月はウブシュと言われる貴重な戻りガツオをリーズナブルな価格で提供しています。
カツオの刺身に必ずついてくる三四郎オリジナルの酢みそ。みその旨みと酢の味わいはこれだけでも美味しく食べられるほど絶妙でお土産にも。
旬の味をリーズナブルに提供
メニューには伊良部島名産のなまり節を使用した「なまり節炒め」や「魚天ぷら」、宮古そばでつくる「イカ墨焼きそば」などの海鮮料理も人気です。
地元民が好んで食べるのは県産豚肉と宮古みそのもつ煮込み。時間をかけて丁寧に臭みをとり、仕上げたもつ煮込みは売り切れてしまうこともあります。
三四郎の酢みそはお土産にも
お客さんからのリクエストで商品化された三四郎の酢みそは店頭だけでなく、平良久貝の島の駅みやこでも販売しています。
金土曜日は予約がとれないほどのお客さんで賑わうので、訪れたい方は事前に電話で予約すると◎、宮古島ならではのディープな夜が楽しめるのでぜひお立ち寄りください。
カラオケ居酒屋 三四郎
住所/沖縄県宮古島市平良字下里118番地
営業時間/18:30~25:00
電話/090-4980-3460
定休日/月曜日
HP/https://sanshiro.jimdofree.com/
沖縄CLIPフォトライター 宮国哲司
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