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老舗の味に舌鼓。本格沖縄そばが味わえるお店 4選

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老舗の味に舌鼓。本格沖縄そば(料理)が味わえるお店

沖縄のソウルフードと言えばやはり「沖縄そば」ですよね!麺は蕎麦粉を一切使わず小麦粉のみを使用し、コシを出すために使用されるかん水の代わりに炭汁(水に灰を入れてできた上澄み液)を混ぜるのが沖縄そばの最大の特徴です。沖縄では日常的に食されており、スーパーマーケットへ行くと麺のコーナーには様々な種類の沖縄そば用の麺が並んでいます。カップ麺のコーナーにもカップ沖縄そばが。そして町の至る所に沖縄そば屋さんが点在し 「週2回は食べる」という人も少なくありません。今回は、昔から地元住民に愛されてきた老舗沖縄そば屋さんをご紹介したいと思います。

①ニンニク香るスタミナ沖縄そば

まずは宮古島の老舗店をご紹介しましょう。宮古島空港から車で約20分、390号線沿いにお店を構える『丸吉食堂』は1961年(昭和36年)創業です。宮古島へ行く度に必ず立ち寄るという人も多いこちらのそば屋さん。観光シーズンには、40名程入れる店内はあっという間に埋まってしまうほどの人気ぶりです。

丸吉食堂

メニューは三枚肉そば、てびちそば、宮古そば(大、小の2サイズ)、そして人気No.1の「ソーキそば」のみ。 ソーキは豚のあばら肉のことを指し、沖縄そばには欠かせない食材です。一口すするとニンニクの風味がしっかりと香るスープは豚骨ベースにソーキの出汁、鶏ガラ、カツオなどをじっくり煮込み、深いコクとまろやかさが絶妙。2日間じっくりと煮込まれたソーキはトロトロで、口に入れた瞬間ホロッと崩れてとろけます。スタミナ不足や風邪気味の時に食べるとあっと言う間に元気になってしまいそうな一杯!

ソーキそば

麺は少し硬めの中太ストレート麺。テーブルにはコーレーグース(島唐辛子の泡盛漬け)と七味、カレー粉が置いてあるので、途中で加えて味の変化を楽しんでみるのも良さそうですね。

ニンニク風味が香るスープ

丸吉食堂の詳細情報

住所/沖縄県宮古島市城辺砂川975
電話/0980-77-4211
丸吉食堂の詳細情報はこちらから>>

② 宮古島最古の沖縄そばはボリューム満点!

続けて宮古島から。昭和7年(1932年)創業の『古謝(こじゃ)本店』は宮古島最古の沖縄そば屋さんです。ファン層は広く、地元客からはもちろん観光客からも愛されており、その人気ぶりは衰えることがありません。カツ丼、ウナギ丼、天丼、えびフライ定食、とり唐揚げ定食、ゴーヤーチャンプルー、魚フライ定食、ワーブニ汁(沖縄風豚汁)など沖縄そば以外のメニューも豊富なので、宮古島滞在中には何度も足を運びたくなりそうですね。

古謝本店

初めての方に試していただきたいのはお店一押し、そして一番人気の「うやきそば」。「うやき」は宮古方言で「お金持ち」の意味があり、食べるとお金持ちになれるという噂があるとかないとか……。ソーキ、軟骨、てびち、三枚肉にかまぼこがトッピングされたゴージャスなうやきそばは満足度の高い一杯です。

うやきそば

豚とカツオをベースに、昆布、シイタケ、じゃこなど旨み成分の多い食材をじっくり煮込んだ先代から受け継いだスープと、太めのストレート麺との相性は抜群です。伝統を守りつつ時代のニーズに合わせて開発されたうやきそばは、小さな子供から年配の方まで満足できることでしょう。宮古島滞在中にはぜひお立ち寄りください。

太めのストレート麺

古謝本店の詳細情報

住所/沖縄県宮古島市平良字西里165
電話/0980-72-2139
古謝本店の詳細情報はこちらから>>

③有名人のお墨付き沖縄そば屋さん

次は沖縄本島から。ダイビングスポットとして人気の北谷町砂辺(ちゃたんちょうすなべ)にお店を構える『浜屋』は創業35年の老舗店です。場所柄ダイバーやサーファー、近所の常連客も多いのですが、遠方からわざわざやって来る人も多く、昔から愛され続けてきました。

浜屋

テレビや雑誌などでも取り上げられることの多い浜屋。店内には有名人のサインがずらりと並び、その人気ぶりがうかがえます。

店内には有名人の色紙で溢れています

てびち(豚足)そば、中味(豚もつ)そば、ゆし豆腐そば、そして人気No.1の「浜屋そば」。圧力鍋で2時間かけて煮込まれた軟骨ソーキはとろけるほど柔らかく、口に入れた瞬間にスーッと溶けてしまいそうなほど。 豚、カツオ、鶏の旨みがギュッと詰まったスープは昔ながらのあっさり塩味です。サイズは大と小(半そば)があるので、お腹の空き具合に合わせられるのが嬉しいですね。浜屋そばを小にし、ジューシー(沖縄風炊き込みご飯)を付けるのもお薦めです。

浜屋そば

浜屋の詳細情報

住所/沖縄県中頭郡北谷町宮城2-99
電話/098-936-5929
浜屋の詳細情報はこちらから>>

④沖縄名物ゆしどうふがたっぷり入ったそば

最後は1970年(昭和50年)創業、浦添(うらそえ)市の名店 『髙江洲(たかえす)そば』をご紹介しましょう。こちらのお店は滅多に取材を受け付けないにもかかわらず、その美味しさが口コミで広がり、オープンと同時にお客さんが入りいつも地元客や観光客で賑わうほどの人気店です。お薦めは断トツ「ゆしどうふそば」。

ゆしどうふそば

「ゆし豆腐」はにがりを入れた豆乳を型に入れず、固まる前のフルフルとしたおぼろ状の柔らかい豆腐のこと。沖縄の郷土食のひとつで味付けをせずそのままでも十分に美味しくいただけます。そんなゆし豆腐が沖縄そばにトッピングされているのですから美味しくないわけがありませんね。豚骨ダシのためスープは少し白く濁っていますが、お味はスッキリ。最後の一滴まで飲み干したいスープです。


サイズは中、大、大盛からお選びいただけます。お腹に余裕があれば、サイドメニューのジューシーや沖縄風てんぷらをぜひお試しください。

沖縄の天ぷらは衣が厚め

高江洲そばの詳細情報

住所/沖縄県浦添市伊祖3丁目36-1
電話/098-878-4201
高江洲そばの詳細情報はこちらから>>



沖縄には数えきれないほど沢山の沖縄そば屋さんがあります。次々とニューオープンのお店が登場してくる中で、昔から愛され続けている老舗店の味はひと味違います。長年人々に親しまれてきた老舗店の味をどうぞ味わってみて下さい。



◎ 沖縄そば屋さんはこちらでも紹介しています。




沖縄CLIP編集部


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