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ほっこりと笑顔。幸せを教えてくれる沖縄の工芸作家さん 3選

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ほっこりと笑顔。幸せを教えてくれる沖縄の工芸作家さん3選

地域の独自の文化から、独特な工芸文化を育んだ沖縄県では、特徴的な取組みを楽しむ工芸作家さんが数多くいます。今回は、そのなかでも沖縄ならではのモチーフを使った作品に挑む、工芸作家さんをご紹介。どこかユーモラスで、手に取って眺めるだけでほっこりと笑顔にさせてくれます。

①フェルトで作る沖縄の生物たち。「島しまかいしゃ」のかわいいワッペン

沖縄をイメージする素材をモチーフにしたワッペンを作るのは、本部町営市場にある「島しまかいしゃ」の店主、奥野さん。

絵を描くことが好きで、いろいろな制作活動を行うなか、フェルトで造作をするようになったといいます。動物図鑑が大好きな奥野さんが作るのは、沖縄のやんばる(本島北部の通称)だけに生息するヤンバルクイナ。「動物も人も住みやすい地球にしていきたい。」との思いを込め、丁寧に作ります。

丁寧な手仕事と、フェルトの暖かな雰囲気から、オリジナルのオーダー受注も。下書きはせず、針を操りながらイラストを描いていきます。

自然をもとめナチュラルに生活を楽しむ、フェルトの暖かさ同様に、奥野さんの穏やかなその優しい思いは、沖縄の自然生物をモチーフとしたフェルト作品にも表れています。

島しまかいしゃの詳細情報

住所/沖縄県本部町渡久地4本部町営市場内
電話/090-3794-8267
島しまかいしゃの詳細情報はこちらから>>

② 工房香月舎がつくる、ユニークな器

香月舎を営むのは、陶芸家として活躍する香月さん。沖縄に移住し、本格的な活動を開始して約15年が経つと言います。

香月さんが作る作品は、沖縄県民には身近なヒージャー(やぎ)などをモチーフにしたもの。とてもユニークで、色使いが繊細。手に取ることで、香月さんの世界観を感じ取ることができます。

持ち手が動物のコーヒーカップは、一度みると忘れられないほどのインパクトがあり、器に描かれるイラストは、どれも楽しく、かわいらしいものばかり。「いつも使ってもらえるような、愛着のあるものを作りたい」楽しそうな作品を産み出す香月さんは、そう話しながら、朗らかに笑います。

③ダントツの個性派!玩具ロードワークスの愛嬌たっぷり琉球張子

琉球張子作家、豊永さんが営む「玩具ロードワークス」は、那覇市の第一牧志公設市場から徒歩数分のところにあります。琉球張子とは、沖縄で昔から作られていた玩具。

伝統のおもちゃを作っている気負いはなく、自分が面白いものを作っていると言う豊永さん。店内には、豊永さんが作る個性派満点の琉球張子がズラリと所せましに並びます。

明治以降、大量生産のセルロイドやブリキのおもちゃに押され、衰退していった琉球張子。今では琉球張子を作る職人は、県内でもほんのわずかです。

古典張子を現代モチーフで新しく生まれ変わらせた、玩具ロードワークスの遊び心溢れる琉球張子は、わくわくと心をくすぐられます。

玩具ロードワークスの詳細情報

住所/沖縄県那覇市牧志3‐6‐2 1F
電話/098‐988‐1439
玩具ロードワークスの詳細情報はこちらから>>



ほっこり笑顔になれるような、ユニークな工芸を提案し続ける、素敵な工芸作家さんをご紹介しました。それぞれに思い入れがあり、その想いを聞くことで、さらに魅力が深まります。どの作家さんも気さくな方々ですので、ぜひお気軽に話しかけてみてはいかがでしょうか。



◎ 素敵な工芸作家さんの器や雑貨を販売するスポットは、こちらでも紹介しています。




沖縄CLIP編集部


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