沖縄旅行中、一度は食べたい本格的な「沖縄料理」。今回は、地元民に愛される沖縄の郷土料理と、琉球王朝時代から琉球(現在の沖縄)で食べられていた昔ながらの味が楽しめるお店をご紹介します。
①築60年の古民家でいただく「ソーキそば」
まず最初にご紹介するのは、那覇市首里にお店を構える築60年以上の古民家で沖縄そばがいただける『しむじょう』です。高台に位置するため見晴らしが良く、店内で過ごしていると時折心地良い風が吹き抜けていくようです。
看板メニューは「ソーキそば」。コシのある細平麺はもっちりとした食感。あっさりとしていながらもコクのあるスープは、県産豚骨とカツオだしによるものです。途中でこーれーぐす(島とうがらしの泡盛漬け)を加えて味の変化を楽しむのもお薦めです。
しむじょうの詳細情報
住所/沖縄県那覇市首里末吉町2-124-1
電話/098-884-1933
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②長寿の村で体が喜ぶランチを
沖縄県の大宜味村(おおぎみそん)は長寿の村として有名です。そんな村内にある『笑味の店(えみのみせ)』では、山草や薬草、地元の新鮮食材をふんだんに使った"昔ながらの料理'"がいただけます。
管理栄養士でもある店主、金城笑子(きんじょうえみこ)さんが作るのは、素朴ながら栄養満点のメニュー。人気メニューは「長寿膳」と「まかちくみそーれランチ」。金城さんが畑で育てている旬の食材に手を加え、体に優しい料理に変身させていきます。身も心もホッとするランチを、長寿の村で召し上がれ。
笑味の店の詳細情報
住所/沖縄県大宜味村大兼久61
電話/0980-44-3220
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③手間ひまかけた格別の沖縄料理に癒されませんか?
次は沖縄県の南部、斎場御嶽(せーふぁうたき)の近くにお店を構える『琉球カフェかばさ』です。こちらはメディアではあまり紹介されていませんが、県内外の食通や文化人も通う穴場スポットです。
小鉢に盛られた料理の数々に「どれからいただこう?」と目移りしてしまいそうですね。田芋やヘチマ、クワンソウ、ジーマーミ豆腐、ミミガーなど、沖縄で昔から食べられてきた食材を使った「かばさ御膳」は特にお薦め。料理の仕上げはその日の天候やお客様に合わせ、提供する直前に調整すると言います。
食後は沖縄風クレープ「ポーポー」と「ぜんざい」をお楽しみください。昔ながらの味に心も癒されるはずです。
琉球カフェかばさの詳細情報
住所/沖縄県南城市知念字知念923
電話/098-949-7006
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④沖縄風炊き込みご飯「ジューシー」は沖縄の家庭の味
豚肉や昆布のだし汁で炊き込んだ沖縄の炊き込みご飯「ジューシー」をご存知ですか? 沖縄の家庭料理のひとつでもあり、行事やお祝い事などには欠かせません。ジューシーは家庭によってレシピが異なり、まさに「おふくろの味」。ほとんどの沖縄そば屋さんや食堂のメニューにありますので、ぜひ見つけたら注文してみてください。ジューシーの素はスーパーマーケットでも販売されており、お土産にもぴったりかもしれません。
ジューシーの詳細情報
「昔ながらの沖縄料理が食べたい!」という方にお薦めしたい沖縄の伝統料理をご紹介しました。観光客からも人気のタコスやタコライス、ステーキも美味しいのですが、沖縄旅行中にぜひ一度「昔から愛されてきた味」もお試しください。
◎ 沖縄食材を使った飲食店はこちらで紹介しています。
沖縄CLIP編集部
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