暑い沖縄の夏の遊びスポットといえば「海」ですが、実は素敵な「川」も多いのをご存知ですか?そこで今回は、子どもと一緒に楽しめる、川遊びスポット4つをご紹介します。強い日差しを遮ってくれる森のカーテンや、肌に優しい淡水の自然シャワー、流れが穏やかな場所なら、安心して子どもに水遊びをさせる事ができます。
小さな生き物に出会ったり、川辺に腰かけて、ゆったりと川面をながめるのも、普段はできない贅沢な時間です。賑やかなビーチも良いけれど、静かで涼しい川の思い出を、子どもと一緒に残してみませんか。
①比地大滝キャンプ場【国頭村】
トンボやチョウ、沖縄でしか見られないキノボリトカゲやシリケンイモリに会える、亜熱帯のジャングル「比地大滝キャンプ場」。比地大滝へ向かって、奥へ奥へと続く遊歩道は、きれいに整備されているので、安心して子供と歩く事ができます。河畔に建てられたログハウスのテラス席で、冷たいかき氷や、アイスコーヒーを頂く贅沢をしてみませんか。

きれいに整備された遊歩道で子供と一緒でも安心して歩けます。

敷地内にはキャンプ場があり、泊りがけで川遊びを楽しむことができます。
<比地大滝キャンプ場の詳細情報 >
住所/沖縄県国頭村字比地781-1
②垣花樋川【南城市】
夏になると「垣花樋川(かきのはなひーじゃー)」には地元の子供たちが集まり、カニやヤドカリ、エビにウナギなど沢山の生き物を捕まえています。川の深さは大人のふくらはぎほどなので、小さい子どもでも遊びやすく、川の傍にある木製ベンチから見える青い海は、必見です。敷地内は昔ながらの石畳なので、歩きやすく滑りにくい履物がオススメです。

地元の方に大切に守られてきた湧き水は神聖な空気さえ感じます。

小さなベンチからは絶景のオーシャンビューも眺められて、一石二鳥気分です。

<垣花樋川の詳細情報>
住所/沖縄県南城市玉城字垣花
③浦地川【久米島】
「浦地川」には、世界で唯一ここにだけ生息する、クメジマボタルをはじめ、テナガエビやハゼ、ウナギなどの生き物を、間近で観察することができます。整備された木道の真上から、湿地の生き物と会えるビオトープ(生き物の生活の場所や、ホタルの事を学べるホタル館と、子供と一緒に、「観て・学び・経験する」川遊びができる場所です。
地元のスタッフがクメジマボタルについて解説してくれます。

敷地内はきれいに整備されているので、小さなお子さまやお年寄り、車いすの方の利用も安心です。

④塩川【本部町】
川底が見えるほど透き通った塩川は、全長たったの300mと日本一短い川です。その名の通り、川の水が塩っぱく、こんな川は世界的に見ても、南米プエルトリコと沖縄県本部町の2ヶ所だけしかないという、貴重な川なんです。魚、エビ、貝などの生き物や、シオカワモッカという珍しい藻が生息していて、地理の話に生物の話と、親子の会話が盛り上がりそうですね!

国指定の天然記念物にも登録されている「塩川」を散策してみませんか?

<塩川の詳細情報>
住所/沖縄県国頭郡本部町崎本部塩川原
子どもと楽しみたい川遊び4選をご紹介しました。この夏、子どもと一緒に行きたい川は見つかりましたか?沖縄の川で、水辺の生き物や自然を通して、楽しい思い出を沢山作って下さいね。
◎ 子どもと楽しめる自然スポットはこちらでも紹介してます。
沖縄CLIP編集部
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