「本場イタリアでピザを食べてみたい!」という憧れはあるけれど、素材を活かした沖縄でしか食べられないピザもまた違った良さがあって美味しいのです。1枚においしい食材がたっぷりのったピザは絶品ですよ。海風を感じながら、皆さまも沖縄のピザ、いかがですか?
①海を眺めながらピザタイム
2013年11月に誕生した「古宇利オーシャンタワー」は、海抜82mの高さから沖縄の海を一望することが出来る人気スポット。施設内のレストラン「オーシャンブルー」のテラス席に座ると、青とエメラルドグリーンのグラデーションが美しい海を眺めながら食事を楽しむことが出来ます。

500度の窯で一気に焼き上げられた「島豚とイタリアンバジルのピッツァ」は生地がもっちり、ふっくら。 オーダーが入るごとに職人が1枚ずつ手で伸ばし、仕上げていきます。

② 絶景と器とピザ、1度に全てを味わえるお店
恩納村の標高50mの丘の上に建てられた「カフェギャラリー 土花土花(ドカドカ)」は、陶芸家・玉田彰(たまだあきら)氏の窯元「青風窯(せいふうがま)」に併設されたカフェ。玉田氏の作品は沖縄の伝統的な手法にアレンジを加えたもので、手に取ってみると心がホッと落ち着くような温かさが感じられます。

「陶器は土が咲かせた花(土の花=土花)、陶芸でドキドキ(土器土器)、そしてドカドカとお客さんがいらっしゃるように」 そんな想いを込めて「土花土花」という屋号にしたのだそう。

1日30食限定の手作りピザはトッピングが多めで厚めのモチモチ生地。使用されているお皿やカップは、玉田氏が息を吹き込んだ作品です。

< カフェギャラリー 土花土花の詳細情報 >
住所/沖縄県恩納村前兼久243-1
電話/098-965-1666
③テイクアウト専門のピザ屋さん
次にご紹介するのは「PIZZERIA 555(ピッザリアゴーゴーゴー)」、 地元住民からも愛されているテイクアウト専門のピザ屋さんです。多くの米軍が住みアメリカの食文化が根付いた沖縄は、実はテイクアウトピザの激戦地。
ピザ好きの店主、山城貴一(やましろきいち)さんは理想の1枚に出合うため世界各国を旅したそうですが、結局「運命の1枚」に巡り合うことは出来ず、帰国後自分の理想のピザが食べられるお店をオープン! それが「PIZZERIA 555」でした。 生地はサクッとしたクリスピータイプで具沢山、そして冷めても美味しいピザ。あなたはテイクアウトピザ、何処で食べたいですか?

④海カフェで味わうピザ
沖縄では、、海カフェの先駆者的存在「浜辺の茶屋」。行ったことはなくとも、店名は聞いたことがあるという方が多いのではないでしょうか。

開け放たれた大きな窓からは見えるのは、刻々と表情を変える海と空。そして優しい波の音。ずっと座っていたくなってしまう空間です。

そんな癒し空間でいただけるのは、海水ドレッシングを 使った海ぶどうサラダや田芋(たいも)の唐揚げ、沖縄フルーツと野菜のカンパーニュサンドなど。そして地元の食材を使った自家製ピザも人気です。家庭的で心が温まるピザは手のひらサイズなので、おひとり様でも安心ですね。

⑤ 安らぎの空間で味う自然派ピザ
最後は浜辺の茶屋の姉妹店「山の茶屋 楽水(らくすい)」をご紹介します。 「自然に寄り添う」をコンセプトに建てられたこちらのお店は、緑に囲まれ心落ち着く空間。
高台にあるため見晴らしがよく、緑と青い海の両方を同時に望むことが出来る贅沢な眺め。そして干潮時には円環状のサンゴ礁も姿を現します。

敷地内に自生する季節の野草とスクガラス(沖縄近海で獲れるアイゴの稚魚の塩漬け)がトッピングされている「さちばるピザ」は、店内の一角に造られた石窯で焼かれます。 小鳥のさえずりや風、海の音に耳を傾けながら沖縄の恵みが詰まったピザを味わう贅沢。 ぜひ体験して下さい。

<山の茶屋 楽水の詳細情報>
住所/沖縄県南城市玉城字玉城19‐1
電話/098‐948‐1227
いかがでしたか?あなたが「食べてみたい!」と思うピザは見つかりましたか? 沖縄滞在中、ここでしか食べられないオキナワンピザをぜひ味わってみて下さい♪
◎ ピザのように気軽に片手で食べられるタコスはいかがですか?
沖縄CLIP編集部
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