沖縄県内には、沖縄の文化と伝統芸能を楽しめる、地域のお祭りがまだまだ沢山あります!沖縄通のあなたにこそ知って欲しい、足を運んで欲しいお祭り3選をご紹介します。
①首里城祭
2000年に世界遺産として登録された首里城では、年に一度、盛大に「首里城祭」が行われます。日中は国際通りにて「琉球王朝絵巻行列」の華やかなパレードを楽しむことができ、夜には6000本もの灯りやキャンドルが首里城を照らし出し、幻想的な空間へとあなたをいざないます。

まるで、琉球王朝時代にタイムスリップしたかのようです。

幻想的な首里城のライトアップは、この時期限定の演出です。

<首里城祭(那覇)の詳細情報>
住所/沖縄県那覇市首里金城町1丁目2
電話/098-886-2020
②竹富島の種子取祭
五穀豊穣・子孫繁栄を祈願する、竹富島最大のお祭りである「種子取祭(たねどりさい)」は、小さな子どもたちも参加する、島民挙げての一大イベントです。村の大広場で8つの集団演目が披露されたあと、舞台では、35演目もの舞台芸能が披露されます。
竹富島独自の伝統文化を堪能することができる内容で、笑いを誘う場面や、涙を誘う場面があったりと、多彩な舞台を楽しむことができます。半世紀以上続いている、この竹富島の重要無形文化財を、あなたも島民に混じって、体感してみてはいかかですか?

伝統衣装に身を包んだ島民が、集団演舞で伝統芸能を披露します。

子孫繁栄を祈願する演目では、子ども達も舞台に立ちます。

<竹富島の種子取祭の詳細情報>
住所/沖縄県竹富島
③南大東島の大祭・豊年祭
南大東島の奉納相撲は、なんと江戸相撲。大人から子ども、そして生後まもない赤ちゃんまでもが、土俵で戦う様子は、なかなか見られない風景で、なんとも心が和みます。カラフルに装飾された山車のパレードや、境内の階段を駆け上がっていくお神輿など、江戸時代のお祭りの文化が、今なお南大東島に残っているのは興味深い所ですね。軽快な大東太鼓の演奏が、どこからともなく聞こえてきます。
神社で相撲甚句を奉納し、神々しく行われる江戸相撲。優勝力士に挑むのは、生後間もない赤ちゃん。元気に泣けば、赤ちゃんの勝ちです!

農業用トラクターを、ド派手に飾った山車。フロントに飾られた「さとうきび」がいい味を出しています。

沖縄は年間でたくさんのお祭りが行わています。那覇の大綱挽やハーリーなどは、規模も大きく何万人もの人が集まります。そんな、大きなお祭りも、もちろん楽しめるのですが、地域各地の独特なお祭りに足を運んで、忘れられない思い出の一つとしてはどうでしょう。沖縄の伝統文化はまだまだ奥が深いです。
◎ 沖縄の文化と伝統芸能を体感できるまつり こちらでも紹介しています。
沖縄CLIP編集部
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