朝はパン、ランチはパスタという方も多いかもしれませんが、美味しいお米を口にすると誰もが「あぁ、日本人で良かった」と思いますよね？ 「お米を食べないと力が出ない！」「1日1回はお米を口にしないと落ち着かない」という男性も多いことでしょう。日本人とお米は、切っても切れない関係なのです。 沖縄旅行中にお米が食べたい方へお薦めしたい飲食店を4つご紹介します。
① いま話題の「おにぎらず」は沖縄生まれ？
いま話題の握らないおにぎり「おにぎらず」、そのルーツは沖縄の「ポーク玉子おにぎり」かもしれません。沖縄県民のソウルフードのひとつとして挙げられるポーク玉子おにぎりは三角にも俵型にも握らず、厚めにスライスしたランチョンミートと玉子焼きを白米でサンドしたもので、昔からの県民食であり家庭料理でした。
こちらではポークたまごおにぎりの他にも、高菜や昆布の佃煮などの定番具材、そして自家製あぶらみそ、シーチキンマヨゆでたまご、エビフライや生姜焼きを挟んだものなどバリエーションが豊かで、観光客や地元客から喜ばれています。作り置きではなく、注文後に握ってくれるのも嬉しいですね。
店内で食事をすることも可能ですが、天気の良い日にはテイクアウトして公園やビーチへ。遠足気分でいただきましょう。
＜ポークたまごおにぎり本店の詳細情報＞
住所／沖縄県那覇市松尾2-8-35
電話／098-867-9550
② 沖縄のいなりはチキンとセット
あまり知られてはいませんが、沖縄では「いなり寿司とチキンはセット」として考える人が多く、祖先供養の清明祭（シーミー）や旧正月、お盆などの伝統行事には欠かせない物のひとつとなっています。 沖縄のいなり寿司は本土の俵型とは異なり三角形。具材は入っておらず、味付けもシンプルです。
さっぱりとした味付けのいなりと、カラッと揚げられたガーリック風味のチキンは相性抜群！ 沖縄県うるま市にある「丸一食品 塩屋店」では毎日多くの地元客がいなり×チキンを買い求めに訪れます。10個、20個とまとめ買いをされる方も多く、ベテラン従業員の手が止まることはありません。1日に1000個以上のいなりを作り上げていくのだそうです。
そんないなり×チキンはドライブのお供にもぴったり。この組み合わせはぜひ沖縄滞在中にお試しください。
＜丸一食品 塩屋店の詳細情報 ＞
住所／沖縄県うるま市字塩屋494-6
電話／098-974-5550
③お米の美味しさで「幸せ」になれる一軒
宜野湾市にお店を構える「米や松倉」は、ランチタイムになると地元客や「美味しいお米が食べたい」と海外から訪ねる人もいるほどの人気店。オーナー浅野さんのご実家は宮城県で米農家を営んでおり、こちらではそこから仕入れたお米を主役とする和食メニューをいただくことが出来ます。
私たち日本人にとって食べ慣れた白米ですが、ここへ来て改めてお米の美味しさに気づく方も多いのだそう。シンプルだからこそクオリティーの高さが分かるのかもしれません。じんわりと体にしみ込む美味しさ……日本人に生まれたことの幸せを再認識する瞬間です。
④ 愛情たっぷりおむすび
続けて宜野湾市からもう1軒、閑静な住宅街にひっそりと佇む「めぇみち」をご紹介します。 店名の「めぇみち」は沖縄方言で「前の道」という意味を持ち「元気な時も疲れた時も美味しいご飯を食べて復活し、前に進んでほしい」という思いから店主の池さんが名付けたのだそう。
京都産無農薬2分挽きの玄米に無農薬のレンズ豆とキヌア、そしてモチキビを混ぜ込んだご飯はしっかりゆっくり噛みしめて味わいたいおむすび。 池さんが掌（たなごころ）で結ぶおむすびは奥深く心温まる味で、力と勇気が湧いてくる味。
素朴で繊細、そして栄養満点のおむすびは「明日も頑張ろう」と心動かす不思議な力が詰まっています。
＜めぇみちの詳細情報＞
住所／沖縄県宜野湾市大山2-6-5
電話／090-8292-7168
食べ慣れたお米で感動することが出来るお店を4つご紹介しました。ご飯よりパンが好きなあなたも、パスタが好きなあなたも「うん、やっぱり日本人はお米よね」と思うこと間違いありません。沖縄滞在中にぜひ足を運んでみて下さい。
◎ 洋食より和食が好きな方にお薦めの飲食店はこちらでも紹介しています。
沖縄CLIP編集部
まだまだ知られていないあなただけが知る沖縄の魅力を是非教えてください。沖縄の旅行情報のご投稿はこちらから。