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石垣島北部、青く透き通る海でサバニ体験【PR】

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石垣島の中心街から車で約1時間、久宇良(くうら)の海で、沖縄伝統の木造船であるサバニに乗船体験ができます。
 
 
帆掛けのサバニで案内してくれるのは、このサバニをすべて手作業でつくっている吉田サバニ造船の吉田友厚さんです。
 
 
13年前に夫婦で東京から石垣島に移住した吉田さん夫妻は、街から遠く離れたこの集落に暮らしながらサバニを丁寧につくり、乗船ツアーも行っています。
 
吉田さんがサバニづくりをはじめたきっかけは、当時石垣島でたったひとりだけだった本ハギのサバニ職人さんとの出会いでした。島に移住してからまったく違う仕事をしていた吉田さんですが、その職人さんの存在を知った当初からずっと気にかかっていたのだそう。サバニに乗ったことさえなかったけれど、なぜだかとても気になって仕方がなかったといいます。
 
それから何年も経ち、その職人さん、新城康弘さんが引退するという噂が耳に入ってきました。「いてもたってもいられなった」という吉田さんはついに新城さんを訪ね、そのままサバニづくりを教わることになったのでした。新城さんにイチから教わり、自身で3艇を完成させたところで独立した吉田さん。
 
サバニをつくる大きな理由のひとつは「後継者がいなくなってしまうから」。モーター船のなかった時代には多くの海人(うみんちゅ・漁師)がサバニに乗り、職人さんもたくさんいましたが、島内からサバニがどんどん姿を消し、当然職人さんもいなくなってしまいました。新城さんはその後引退し、現在、石垣島で本ハギという技法でサバニをつくるのは吉田さんただひとりです。
 
大海にも耐えうる強いサバニ。先人たちが繋いできた大切な文化を絶やさないためにも、吉田さんはひとりこつこつとサバニを造り続けています。そして、その文化を島の人はもちろん、観光できた人たちにも知ってもらいたいとの想いで乗船ツアーを行っています。最近では八重山(やえやま)諸島外からサバニの注文も入るようになり、つくり方を教えてほしいという人もでてくるようになりました。
 
この日、造船所近くの浜からサバニに乗せてもらいました。
 
 
帆を上げ、このきれいな浜からサバニクルーズに出発です。風を受けてサバニは進んでいきます。ボートでもカヌーでもない、風だけの力を受けて進む感覚はこれまでにない気持ちよさです。
 
 
海底がきれいに見えるので、そんなに深くないのかと思いきや、この場所で7、8メートルはあるはずとのこと。透明度がとても高いので、そんなに深さがあっても、底まで見えてしまうんです。この日は風がきびしかったのですが、風向きによって、海からしか行けない浜や小さな洞窟にも上陸できるそうですよ。
 
 
吉田さんは、ロープのほか、足も器用につかって帆を動かしています。
 
 
昔ながらのエーク(櫂)をつかって自分でも漕いでみます。手ごたえを感じながら、海の上をすべるようにすいすいと進みます。
 
初夏から秋にかけてはウミガメの産卵期で、多い時には泳いでいる姿を10匹くらい見ることもあるのだとか。エンジンをつかわずとても静かで、ウミガメが警戒しないので近くで見られるそうです。
 
 
おすすめはサバニで海に出て、そのまま海に飛び込めるシュノーケリングも含まれたツアー。手つかずの自然が広がる石垣島北部の海のなかは、サンゴもたくさん残り、息をのむきれいさです。
 
 
吉田さんのツアーは、石垣島の観光会社、平田観光さんが、「石垣島、八重山の文化、歴史をツアーとして販売し、貴重な魅力を未来へ繋げたい、途絶えさせたくない」という想いで総合代理店をされています。
 
街から離れた美しい自然の残る場所で、風や波の音、鳥の声を聞きながら自然を味わって、昔ながらの文化を体験してみませんか? 
 
 
 
 
吉田サバニ造船について詳しくはこちら
 
◇ご予約はこちら◇
平田観光株式会社
住所/沖縄県石垣市美崎町1 石垣港離島ターミナル内
営業時間/7:30~18:30
電話/0980-82-6711
 
吉田サバニ造船
 
 
沖縄CLIPフォトライター 笹本真純 
 
 
 
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